3週間に渡るブルースギター・ワークショップが先週終わりました。

ちなみに中国語(北京語)ではブルースは藍調(ランディアオ)、ギターは吉他(ジター)で、ギタリストは吉他手(ジターショ)になるので、小生は、

日本人藍調吉他手菊田俊介(リューベンレン・ランディアオ・ジターショ・ジンティアン・ジュンジエ)

と、まことに覚えにくい肩書きの人間になってしまうわけですね笑。しかもこのカタカナをそのまま発音しても通じない。中国語の4声(4つのアクセント)は、いやはやハードです。

名前については、こっちでもShunでそのまま通してはいるけど、厳密には俊介=ジュンジエとなります。

結局クラスで使ったのは、你明白嗎?(わかりますか?)練習一點點(少しずつ練習しましょう)や加油(頑張って)など初歩的なもので、我在學中文(中国語を勉強しています)と言ってみたり、まるで自分が生徒かって感じでした。



小生のワークショップでは、リズムとリードの2パートに分けて説明するんですが、特にリードに関しては、”ブルースのメロディーを弾く”に集約されます。ペンタトニック・スケールではなく、ブルースのメロディーですね。この二つの違いはかなり大きい。まずはメロディーがあって、それをあとで理屈づけたのがスケール。

そこで生徒達に、ソロを弾きながら、一緒に弾いているフレーズを歌ってごらんと一人ずつやらせました。

すると、みんなまとまりのあるしっかりしたソロを弾いている。ソロを弾く時に、どうしても指癖や持っているテクニックに翻弄されがちだけれど、歌を一緒に歌う事で、メロディーをすごく意識する。

このメロディーを弾くって言う意識が、ブルースをプレーする上でとっても大切なんですね。メロディーをすり込んで行く事で、いつしか身に付いている。で、そのブルースのメロディーは、やはり先人達を聞いて、覚えていくことでしょうね。

2004年の日本ツアー以降、健康問題でプレーから遠ざかっているオーティス・ラッシュ。不世出の天才のプレーにはブルースの全てが詰まっています。




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licksloopさん:ありがとうございます。気に入ってもらえて嬉しいです。自分の感性に沿ってこれからもいろいろチャレンジしていきます。
ロバート・彦ちゃん:龍笛ですか。すごいですねえ。ぜひ楽しんで続けてくださいね!
MOONYさん:楽しんで道を進むって素敵な言葉ですね!時には寄り道もありますが、道ばたの小さな花を見つけては楽しむ、そんな心持ちで進んで行きたいと思います。
コーヤン:BBのようにジャズに近いフィーリングの人もいるし、フレディー・キングやバディ・ガイみたいにロックに近い人もいるので、それぞれじゃないですかね。アンパンマンになったら顔食べてもいいですか?笑