メジャーリーグ、シカゴ・カブスのナイトゲームを見に行って来た。
ギターの生徒M君の親父さんのM氏から電話が入ったのが、昼くらい。
「今夜のゲームのチケットが手に入ったから見に行かないか。いい席だよ」というM氏の言葉に、ちょうどオフ日だった元野球少年の菊田は、「行きます、行きます、すぐ行きます」と、ダイビング・キャッチするごとく、M氏の言葉に飛びついた。

リグレーに見に来るのは、7、8年ぶりだ。前回来た時は、当時モントリオール・エクスポスに所属していた吉井理人さんに会いに、クラブハウスにも入れていただいたっけ。

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1914年に作られたカブスの本拠地リグレー・フィールドは、ボストン・レッドソックスのフェンウェイ・パークに次ぐ全米2番目に古い球場だ。
ヘビが棲むという“ツタの絡まる外野フェンス”で知られていて、ツタの中にボールが隠れると、外野手がバンザイすれば2塁打という特別ルールがある。ちょっと日本では考えられないよね、こういうの。

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ナイター設備が80年代に入ってやっと取り付けられ、今でもデーゲームの多い球場で知られている。
カブスの用具係を60年以上に渡って務め、昨年引退した日系人のヨシ・カワノさんは、
「野球は、太陽の下でやるもんだよ。太陽の光を浴びたリグレーの芝はそれはきれいなものさ」と10年以上前に話してくれたことがある。(ちなみに、カブスはカワノさんの長年の功績への感謝の印として、クラブハウスに彼の顔を彫った銅のプレートを埋め込んでいる。そして、彼のトレードマークの白い帽子は、現在クーパースタウンにある野球殿堂に飾られてある。)

3塁側のベンチから10列目くらいの席は、最高だ。
残念ながらカブスは負けちゃったけど、リグレーがファンに愛される理由がよくわかる。
今年は、101年ぶりの優勝なるのだろうか?今生きているカブスファンの誰もが優勝の体験がない。それでも大人気なのがすごい。
シカゴにブルースが似合うわけだよ。