先週末は、ウィスコンシン州マディスン市からさらに40分くらい走ったダッジヴィル市でフェスティバルに出演して来た。
緑の濃い、なんとものどかな景色が心を癒してくれる。

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多くのフェスティバルに出演して来たけれど、自然と音楽を同時に楽しむ(もちろん酒や食べ物付きで)のがアメリカでは主流だ。自然と一体になって生きて来た開拓者スピリットがこんなところにも反映されているのかもしれないね。

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片道3時間の道中は、スタンと一緒だった。ウィスコンシンへのロードということもあって、昨年の事故の事をずいぶん話した。事故現場は、マディスンから1時間半西に行ったところだ。同じような景色が、あの日の記憶を鮮明に蘇らせてくるんだね。

そして、スタンがココの思いでを話していたので、忘れないうちに書いておこう。
あるライブでのこと。
ココが楽屋に入って来たので、みんなが席を立って譲ろうとした時、ココが
「席を立つ必要はないわよ。私は特別な人間ではないわ。単にブルースを歌うレディーよ。( I'm just a lady to sing the blues)
と言って、"Let the good times roll"のイントロを歌い始めたのだそうだ。
とってもココらしいエピソードだ。