”Japan Tour 2009”はいよいよ来週日曜(2/15)札幌でキックオフ!
http://cvnweb.bai.ne.jp/~eric-c/shun/Japan_Tour_2009.html


”ギターを上手くなるってどういうことなんだろう?”
普段はそんなことを考えながらプレーをしているわけではないけれど、最近何回かに分けて行ったギタリストの加茂フミヨシさん(http://www.kamofumiyoshi.com/)とのEメイル対談を通して、ちょっとまじめに考えてしまった。

ブルースやジャズといった、即興性の高い音楽では、”量と質のバランス”じゃないかと思っているんだ。
コードフォームやフレーズやメロディーをたくさん覚える”量”の部分と、逆に少ない音でも起承転結のしっかりした「ストーリー」を即興でプレーできる”質”。この両方が揃ってくると、”上手く”聞こえるのだろう、と。
特にブルース・ギタリストとして重視するのは”質”の部分だね。”量”を減らしても、かっこ良く聞こえる”質”の高さ。これの究極がBBキングであり、オーティス・ラッシュであり、マディ・ウォーターズなのだろう。
晩年のピカソが、牛を3本くらいの線で表現していたのを見た事があるけど、それは絵画においての”質”の行き着く先だよね。

レコーディング・アーチストであり、ギターの先生でもある加茂さんとは、共通する部分もたくさんあって、特にギタリストとしての感性がとても近い。かなり突っ込んだ”ギター対談”に大いに触発されて、刺激を受けて、楽しませていただいた。

そのEメイル対談が、3回のシリーズに編集され、その第1回目が今日ギター・マガジン・オンラインにアップされた。ギタリストのみなさんには、ぜひ読んでいただきたい対談だね。近々、二人のギターバトル音源もアップされるので、そちらもどうかお楽しみに!
http://guitar.digimart.net/2009/02/1_11.html


いよいよ日本に向けて飛び立ちまっす。
さすがに3週間半も旅に出るので、中型のスーツケースを買ってしまった。
でもロードは身軽が一番。これも、多くのロードから学んだ事の一つだ。

では皆さん、日本で会いましょう!
See Y'all sooooon!!