秋を前にしてムシっとした暑さが戻って来た。インディアン・サマーの到来。

ウチのあたりは、典型的な郊外の住宅地で、緑が多いのが実はすごく気に入っていたりする
足のエクササイズもあって、毎日2、3度家の周りを2ブロックくらいを歩いているのだけれど、風にあたったり、鳥のさえずりを聞いたりというごく普通の事が、ものすごく新鮮に感じるから不思議だ。
紫やオレンジに染まる夕方の空を見て、うわーなんてきれいなんだろうって感激したり。

ガーデン1 ガーデン2

こういうのってやっぱり生きているからこそ体験できるものなんだね。

今までは、いつ死んでもいいや、後悔はないよ、なんて思っていたくせに、いざ死を目の前にすると、怖いのなんの。
その体験を経てみると、生きている事だけで、すごい満たされた気持ちになってくる

のんびり歩いて近所のレストランに行き、時間を気にせずにのんびり新聞を読みながらサラダや蒸した白身魚なんかを食って、終わったらまたのんびり歩いてウチに帰る。

生きる事や仕事へのプレッシャーも全然ない。でも良くなって音楽をプレーだけはしたい。
考えてみたら、時間にも何にも追われずに、こんな自由な気持ちでいた事ってなかったかもしれない。小さな頃はそうだったのかな。思い出せないや。

ココとクッキーがウチに来てくれた。今日はお見舞金付きだ。ココがミュージシャンの救済を目的に始めたココ・テイラーズ・ファウンデーションは創設して5年くらいは過ぎたろうか。
何度もファウンデーションのベネフィット・ライブで演奏したけれど、自分がその恩恵にあずかるとは思わなかったな。
世の中、回っているんだね。ならば、積極的にその回転の中に身を置くのもいいかなって思う。