サウンド・チェックが終わり、マネージャーのK氏が、ライブの後にジョンと話す時間を作るから、と言ってくれ、一旦ステージを離れスタッフ用のカフェテリアで食事を。食パン

サラダ2種類、チーズ類は10種類くらいと充実していて、焼きたてのパン、マッシュト・ポテトは普通のとスウィートの2種類、メインディッシュはロースト・チキン、グリル・サーモン、ナスとパスタのオーブン焼きなど5、6品、デザートはチーズケーキだけで3種類、バナナ・プディングにドーナツやマフィンなどこれでもか、と皿に盛りつけてある。コーヒー、ティーだけでなく、カプチーノやエスプレッソ・マシーンまである。チョキ

自分が経験したどのブルース・フェスティバルよりも食事が豪華。メジャーのパワーをこんなところにも感じるなあ

しばらくすると、ジョン本人も姿を見せうまそうに食ってたな。ギターを持ってなければ、アルバイトで器材搬入を手伝っている兄ちゃんにしか見えんよね。ニコニコ

2つの前座バンドが出て、9時にいよいよジョンのステージ時間だ。
遠くの芝生席の一番奥までビッシリの入り。その数なんと2万7千人!!
ライトが落ちてジョンがステージに姿を現わすと、

キャ~~~~~~~~~~~~(女=1万8千人)
ウォ~~~~~(男=9千人)

ジョン・メイヤ-4

アコースティック、エレクトリックと曲によって持ち替えて、多彩なギタープレーを繰り広げるジョン。
190センチ近い長身に甘いマスク。でも、中身はかなりの音楽キチなのは間違いない。
ポップスなオリジナルをやりながらも、ブルースの名曲Crossroadやスロー・ブルースを入れてみたり、Free Fallingで渋くアコースティックで聞かせたかと思うと、アンコールではヴァン・ヘイレンのPanamaをそっくりにまねてみたりと、カバー曲にもかなりのこだわりが見える。
小生的にはそのへんに、彼のミュージシャンシップみたいなものを垣間みるのだ。

ライブが終わって、楽屋の前で待つ事30分。ジョンもK氏も一向に姿を現わさないので、通りかかったスタッフの一人に聞いたところ、

「ジョンの彼女が来ているから、ここにはいないわよ」叫び

「そ、それってもしかして、最近紙面を賑わせているジェニファー・アニストンっすかあ?」
「そうよ」とスタッフは事も無げに答えるのだった。ラブラブ

こりゃ、ダメだ。小田ちゃん帰ろうぜ、と出口に向かった。
「菊田さんとのツーショットよりも、彼女とのツーショットのほうを撮りたかったな」
だと。タブロイド紙の表紙に自分の写真が使われるのを一瞬夢見た小田ケンであった。クラッカー

ジョン・メイヤー3

帰り際、ジョンとジェニファーが仲良くしているハズの?ツアーバスの脇を通る。キスマーク
この巨大バス6台で全米を回っているんだね。
このライブ後すぐにデンバーに向けて、20時間のドライブだそうだ。
それを考えると、限られた時間内でたくさん愛を育んでくれよ、と思う。ラブラブアップ
ツアーで何ヶ月も家に帰れないメジャー・アーティストはそれなりに大変なのだ。