7 years in Tibet 
この2日間は、久しぶりに映画やドキュメンタリーを集中して見て過ごした。

まずは、ブラピ主演の”7 years in Tibet”。登山家ハインリッヒ・ハラーの小説を元に作られた実話で、ブラピが演じるハインリッヒと、幼少のダライラマ14世の交流が暖かく描かれている。ダライラマの自叙伝を何度も読んでいた小生としては、ラサのポタラ宮殿が画面に映し出されたときは、感動!ニコニコ
中国共産党のチベット弾圧が世界的なニュースになっている昨今だけれど、この映画を見れば、すでに50年以上前にそれが始まっていたのがわかる。1959年にはダライラマがインドに亡命。チベットの悲劇を予感する場面が何度もこの映画にも登場する。

次に見たのはレオ様ことディカプリオが主演の"Blood Diamond"。アフリカのダイアモンドを巡ってのアクションものだ。ハリウッドものらしく、ヴァイオレンスを中心にストーリーがスピーディーに展開していく。アフリカの難民キャンプや、子供のギャング、軍事政権などアフリカの暗部が細かく描かれていて、胸が詰まる。もちろんレオ様は、最後に悲劇のヒーローとして死んで行く。このパターン多いっすね。

さらに、”The Last King of Scotland”も見る。70年代のウガンダの独裁者、イディ・アミンを演じたフォレスト・ウィタカーがアカデミー賞をとった作品だね。独裁者として、どんどん凶暴になっていくアミンを演じたウィタカーはすごい。アミンに雇われて側近になるスコットランド出身の若い医者が、最後は殺されそうになりながらウガンダを脱出するシーンは、ハラハラしっぱなし。これも実話だというから、怖いよなあ。

他にも、世界の歴史遺産とか、西アフリカの大自然のドキュメントとかも図書館で借りて見る。最後に、革命家チェ・ゲバラの生涯を描いたドキュメンタリーを見ようとしたけど、DVDが不良品でNG。実はこれが一番見たかったんだよお。プンプン。プンプン