3連休の最後の日は、電車で行ける近場の山ということで、愛宕山~難台山~吾国山の縦走になりました。
何故電車かというと、前日、前々日と雪だったため、車の運転が心配だったためです。
JR常磐線の岩間駅につくと、丁度 『駅からハイキング』 というイベントが開かれており、登山ザックを背負った参加者が沢山いました。 駅をでると係の人から、『受付は、真っすぐ行って信号を左です』 と言われました。 今日は偶然出くわしたことを話し、駅からハイキングの目的地をきくと、愛宕山までとのことでした。
参加も考えましたが、福原駅まで縦走したかったので、参加は見合わせることにしました。
JR常磐線岩間駅。 丁度、JR東日本主催の 『駅からハイキング』 が開かれていました。
写真左の2人の方が、参加者に受付の場所を説明していました。
愛宕山神社の駐車場。 左奥の小屋で販売しているソフトクリームが美味しいです。
今回は寒いので、腹をこわさないためにも食べませんでした。
これから縦走する難台山が見えます。
舗装路をしばらく歩き、難台山ハイキングコースの入口に到着。
道が左右が分かれていますが、常連さんの話によると、左側 (写真の道) が登り用
らしいです。
以前に来た時は、木々に覆われていて見晴らしがほとんどありませんでしたが、
今回は文字通り、素晴らしい見晴らしでした。
見晴らしの丘から戻り、縦走を続けます。 登山道は大変広いです。
南山展望台に到着。 『駅からハイキング』 の終着点はここのようです。
岩間駅から7.2km歩いてきたようです。 難台山頂まで1.6km。
団子石を通過。
雪道を進む。 しばらく行くと、右側へ踏み跡が伸びていました。
踏み跡をついていくと、見晴らしの良い展望スポットにでました。
空気が大変澄んでいたため、先ほど登った愛宕山は勿論、茨城県庁、涸沼、太平洋まで
一望できました。
この展望スポットは、以前は無かったような気がしたので、後から来た御夫婦に尋ねると、
木々を伐採して新たに展望スポットができていると教えてくれました。
この御夫婦は、登山・花日記のyamasanpoさんと前回御一緒されたそうです。
以前は日本全国の山を回っていたそうで、沢登りの楽しさ等をいろいろと話してくれました。
結構すごい山夫婦でした。
雪が溶けて泥だらけになっており、軽アイゼンを付けていても、滑りまくって全然登れません。
登山道の右側にロープが張ってあるので、ロープにしがみ付きながら登りました。
なんとか尻もちはつきませんでしたが、両手をついたため、手のひらは泥だらけになって
しまいました。 今日は軍手ではなく、先日ホームセンターで購入した土木作業用のゴム
手袋をつけていたため、泥だらけになっても、雪ですぐに落とすことができました。
土木作業用のゴム手袋は、見た目はカッコ悪いのですが、ここで威力を発揮してくれました。
筑波連山が望める展望スポット。
大福山に到着。急登が続く。
屏風岩。
岩場の急登を過ぎ、傾斜が緩やかになってくると山頂間近。
すぐに吾国山へ向けて移動。 急な下り坂が続く。 このあたりの積雪は深い。
洗心館に到着。 洗心館は平成21年3月31日以降閉鎖中です。
青少年の健全育成を目的に昭和43年に設置されましたが、少子化などの影響により
宿泊利用者が減少していること等が理由のようです。
積雪の中の急登が続く。 このコース上、一番ハードなところです。
昼食後、吾国山を下山します。 このあたりは春のカタクリが有名。
JR水戸線の福原駅に到着。 電車の本数が少ないが、駅に到着して2分後に丁度電車が
来た。 後から歩いてきていた親娘のハイカーは間に合っただろうか?
☆☆ 今回のまとめ ☆☆
●山名 / 愛宕山、難台山、吾国山
●人数 / 単独
●コース / 吾国愛宕県立自然公園ハイキングコース
http://www.city.kasama.lg.jp/cms/data/doc/1315286677_doc_40_1.pdf
総距離: 約15km
●TIME / JR常磐線岩間駅(09:05) ⇒ 愛宕山神社(09:48) ⇒ 見晴らしの丘(10:10)
⇒ 南山展望台(10:28) ⇒ 団子石峠(10:45) ⇒ 団子石(10:51)
⇒ 獅子ヶ鼻(11:34) ⇒ 屏風岩(11:43) ⇒ 難台山頂(11:52)
⇒ 道祖神峠(12:30) ⇒ 洗心館(12:40) ⇒ 吾国山頂(13:05~13:45)
⇒ JR常磐線福原駅(14:50)
所要時間: 05:05 (昼食時を除く)
●今日の名言 / ほろびにいたる門は大きくその道は広い
狭き門より入れ試練の道は細くけわしくとも
そこに真理が開かれる
(狭き門より)
●感想 /
前日までの雪のため、急遽予定を変更してのハイキングでした。
このコースは冬は初めてでしたので、積雪の中の登山道や、木々から透けて見える遠景等、
十分に楽しむことができました。