お盆は仏教か?
「正月は神道、盆は仏教、クリスマスではキリスト教」と日本人の不信心さを揶揄する言葉がありますが、盆って本当に仏教なんでしょうか?
釈迦仏法では霊魂の存在を認めていないので、「盆は仏教」と聞くといつも不思議に思います。
人間は死ぬと因果の結果別の世界に生まれ変わります。ここでいう別の世界とは、わかりやすい例えだと思ってください。天上界、人間界、畜生界、餓鬼界、修羅界、地獄界の6つを想定しています。あくまでもこういう世界があるわけではなくて、そういう状況下で生まれ変わるとしたほうが、仏教の理解は深まります。
仏教では生まれ変わらないことを目指す教義です。これを解脱(げだつ)といいます。仏に成ることこそを目指します。成仏とは死ぬことではありません。生まれ変わりがなくなり永遠に無になることをめざすわけです。
天上界には現在、菩薩や明王や天(梵天とか弁天)とかがいます。しかし、そいつらも修行が足りないために天上界に生まれ変わった未熟者達です。修行を怠るとつぎに生まれ変わったら人間界に生まれ変わってしまうかもしれない不安定なものたちです。
鎌倉仏教の異端児、日蓮は自分を「菩薩の生まれ変わりだ」と言っているのですから修行が足らなかったと宣言したんですね。
さて盆ですが、日本では儒教から取り入れた「戒名」とか「墓」とかがありますから、単純に祖先の霊の信仰を仏教チックに寺主導で行ったことからはじまったのでしょう。
私は日本の釈迦仏法の戒律を完全に無視しているので仏教だと認めていませんから、これからは「盆は仏教」と言った方にはガン飛ばしますwww
本当は盆も神道的なアニミズムからきているわけです。
(夕也)