23/08/19『被災地七夕』寅先(初稿) | 寅先のブログ

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(前回掲示が宜しくなかったのので削除して再掲載しました。)

昨日、「SS詩会」があり、二首提出しました。
1首目の課題は『××七夕』。私は、被災地の七夕を詠みました。


 『被災地七夕』

● ● ● ○ ○ ● ◎

駭浪襲侵東國安、 駭浪 襲い侵す東国の安、

○ ○ ○ ● ● ○ ◎

親朋離散別愁酸。 親朋 離散して別愁酸たり。

● ○ ● ● ○ ○ ●

刧餘七夕祈求事、 刧餘 七夕 祈求の事、

○ ● ○ ○ ○ ● ◎

天上人間皆作團。 天上 人間 皆な団を作さん。

______(上平14「寒」韻)


・「駭浪」は、「狂涛」としてもよい。大津波のことで、現代中国語では「海嘯」という。

・「東国安」は、東北地方の安泰のつもりだったが、「安」一字では舌足らず、と師より指摘された。

・「刧餘」は、災いの後のこと。天災、戦災などの後。ここは勿論、巨大津波の後。

・「七夕祈求事」は、七夕の夜、笹に短冊をさげるなどして、祈願する内容の意味。

・「天上人間皆作団」は、天上の織姫と牽牛も、地上の我々人間もみんな団欒出来ますように。

 というつもりだったが、「団」一字では舌足らず、と師より指摘され、且つ「皆」がどうか?とも。

・確かに。韻字だけに苦労したところで、もう一度推敲します。