2首目の課題は『曝書偶作』
『曝書偶作』
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曝涼古籍午時天、 曝涼古籍 午時の天、
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幾百陳篇父祖傳。 幾百陳篇 父祖伝う。
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愚息心慚少繙讀、 愚息心慚ず繙読の少なきを、
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南軒晒背枕書眠。 南軒に晒背を晒し書を枕に眠る。
_______(下平1「先」韻)
・「曝涼」は、秋の好季節に書籍を天日に晒し、通風して、蠧魚(しみ)や湿気からまもること。
・「午時天」は、正午頃、昔の午の刻。
・「陳篇」は、古い本。「古籍」とダブり、「佳篇」とした方が良かったかと思う。(師の指摘は免れたが)
・「父祖傳」は、父や祖父、延いては先祖。
・「愚息」は自分のこと。「心慚」と続けたが、ここは「愚鈍 吾慚」とする方がより良いと師の指摘あり。
・「繙讀」は、読書すること。・「晒背」は、日向ぼっこで、背を陽に向けること。
(定稿)曝涼古籍午時天、幾百佳篇父祖傳。愚鈍吾慚少繙讀、南軒晒背枕書眠。