どうも、荒井です。

 

先週末、CAランニング部と、学生の時によく走っていたチームと大介さんで、

「野沢トレイルフェス」というトレイルランのレースに行ってまいりました。

 

今まで非公式に箱根の山を走ったり、群馬まで自分の足で帰ろうとして見たり、箱根の復路を元旦で走りに行ったりしましたが、レースといわれるものは今回が初めてでした。

 

結果は、、、DNF(Do Not Finish)で、

20代の参加者のうちでは最下位でした。

 

走っているときは死ぬほど辛かったですが、それ以上に死ぬほど恥ずかしかったです. ..涙。60代のおじいちゃんおばあちゃんにも負けるという醜態を晒しました。皆涼しい顔で待っている中、車で運ばれるという。

 

ひとえに自分のトレーニング不足が原因です。80キロ近い小太りが踏み入れていい世界ではなかったです、改めて。雪だるまのように泥んこのダウンヒルを滑落しました。

 

10月には50キロのレースもありますし、改めてトレーニング、仕事のためにもトレランのためにも頑張ろうと誓いました。

 

今日はそんな自分がなんでトレランをやっているか、という話なんですが。

 

私はトレランチームではかなりの落ちこぼれです。太りやすいし、昔っから長距離超苦手だし。皆走り込んでなくても走力の落ちる限界ってあると思うんですが。なぜか私は底なしに走力が落ちていきます。悲しい。みんなにバカにされます。

 

その度に自分は本当に才能ないな、ダメなやつだなーと思うんですが、トレランはこうして赤っ恥をかける貴重な体験です。

 

人は概して放っておくとプライドを貯めていく生き物だと思ってます。成功を重ねれば重ねるほど、周りもその人に恥をかかせないように動きますし、自分もバカにされたくない、とか何につけてもスマートにこなしたいという思いが湧いてきます。

 

特に新しい切り口で市場に挑戦しているようなスタートアップにいると、正解のない領域だからこそ、自分が完全に誰かに負けていることに向き合う場が意外と少なかったりすると思います。

 

そうしてそれは少しづつ取れない頑固なものになって行って、気がついたらみんなが触りたくない油汚れみたいな人間になるのではないでしょうか。

もちろん自分はペーペーなので、未だに毎日仕事でも恥かきっぱなしですが、昔からプライドは低くないと認識しているので、そうならないように

 

積極的に恥をかいて

プライド・クレンズ

をしなければと思っています。多分人より多めに。

 

「強みを活かす」「デンジャー・コントロール」とセットで、

 恥をかく体験は大事にしていきたいです。

 

恥はプライドに一番効く洗剤です。そしてそれは歳を取れば取るほど難しい。トレランは、トレーニングしないでいくと本当に恥をかきます。でもそれが低姿勢の原動力と体力となって、日々の仕事にいきてくると思っています。もちろん恥をかくと反骨心が生まれるので、トレランもめっちゃ成果出したいと再び燃えています。

 

今は筋肉痛で日々の仕事に支障が起きかけていますが…笑

これもまた恥です。