タイトルが誤解を招くかもしれないので、留保しておきますがこのブログは「働き方改革」や「残業80時間制限」を否定したり、批判するものではありません。むしろ逆で、それらをポジティブに捉え達成するためのブログです。
フリー素材サイトhttp://www.irasutoya.com/p/terms.htmlより
どうも、荒井です。
この間書いたブログ、色々な方が反響を下さいまして、更に勉強になりました。
そして今日はニュースが‼️
サイキャストの「強みを活かすプロジェクト」
期限を2週間残して、目標の100万円調達を達成しました‼️
Success!
ご支援下さった皆様、本当にありがとうございました！！
まだこのページをご覧になって頂いてない方は、ぜひこちらのプロジェクトページをご覧ください…！
ご支援よろしくお願いいたします！笑
「強みを活かすプロジェクト」とは、「自分や周りの強みを活かし合える社会の実現」を目標に、第一線で活躍する多様な業界の方々の「強みを活かす」ノウハウやその根底にある考え方を広め、社会をより良くしていこうとするものです。
当事者として、私はこのプロジェクトに高い熱量を注ぎ続けていますが、この考え方が業種、役職、地域を問わず様々な方にご賛同いただけたのは理由があると思います。
それはこのプロジェクトには、
従来の働き方改革や残業制限にある
「しらけ」がないからだと思います。
上司に「早く帰れ、でも成果は出せ」と杓子定規に言われると、
私たち若手の世代はいろいろな感情を持ちます。
それは、「無茶言うなよ」と言う単純なツッコミももちろんですがw
もっともっと複雑で、しおらしいものです。
1つには、これを言われたら今の社会を作った大先輩たちには一生追いつけないかもしれない、と言う虚しさです。例えば当社で言うと、社長が僕らと同じ年代に、ものすごい働き方をしていたのは、著書でも有名な話です。
社長だけではなく、CA8の方々も、他社の経営者の皆様も、血の滲むような努力をされて、今の社会を築いてこられたのを、私たちは公私様々なコミュニケーションで嫌という程知っています。働き方改革を進める霞ヶ関の官僚自身が、「定時は9時5時（AM）」なんて自虐を言ってるくらいです。
その当人に「早く帰りましょう」と言われると、なんとなく申し訳ない気持ちと、そうやって成長してこられた先輩はこの言葉を発しながら本当は何を思っているんだろう、今の時代は根性ないなと思われてるのかな、と言う邪推もしてしまいます。何より、じゃあ私たちはどうやってあなた達に追いつけるの？と思ってしまうのです。
経験がない中、何か会社のため、社会のために役立つことをしようと思ったら、量と根性でなんとかするしかないのは事実です。その努力の先に、今の時代を作るリーダー達の景色があるのもそう。なんとなく、「早く帰れ」と言う言葉には、その道を有無を言わさず閉ざすような突き放し感があると思います。
それだけではありません。単純に仕事が楽しくて、または辛いけど仕事に情熱と志を持って戦っている人たちにとっては、この言葉はそれらに水をさすだけだったりします。
従来の「働き方改革」と「労働時間の短縮」には、
様々な「しらけ」が潜んでいると思うのです。
もちろん、こういう意識高い系の「しらけ」の裏で、本当に辛い仕事に救いなく苦しんでいる人も沢山いるのもまた事実。いくら楽しくて、情熱があっても、疲れの蓄積は時に突然、取り返しのつかないしっぺ返しとなって当人に帰ってくるのもまた事実です。その人たちを守らなければいけないのは至極当然の話で、だから今の働き方改革を頭ごなしに否定しているわけでは全くありません。
むしろ私は、この両方の要求を両立するための言葉として、「強みを活かす」
と言う考え方を広めたいのです。
上司の皆さん
「早く帰れ、でも成果は出せ」というのではなく、
「強みを活かして、それに執着して成果を速く出して！」
と言ってください。
そう言われれば僕たち若手は何も思わず頑張れます。
そして生産性を上げた結果早く帰ります。
強みを爆発させ続ければ、残業80時間以内でも、先人と同じ活躍ができるかもしれません（でも強みを見つけるには量が必要なんですよね。そこもまた悩み。）。
全員が自分の才能を開花させて、徹夜しなくても何かの天才になれる。そしてそういう人たちの集まる組織で生産性をあげる。結果早く帰れる。
そんな社会の実現に向けて、サイキャストはこれからも邁進します。
引き続き、応援よろしくお願いいたします！！