18:結婚 | 小豆井戸〜豆子の日常〜

小豆井戸〜豆子の日常〜

へっぽこアラフィフ女の日々の生活と波瀾万丈だった過去の記憶

1人でいると寂しさが襲ってくるので
 
 
ずっと彼氏がいた。
 
 
そんなよくある話を経て
 
 
私は早くして結婚した。
 
 
デキ婚である。
 
 
 
赤ちゃんができたこと、
 
 
結婚することを母に伝えるのは
 
 
自分でもびっくりする程に緊張しなかった。
 
 
これで新しい居場所ができて
 
 
家を出ることができる。
 
 
我ながら思考がおかしいけれど
 
 
本気でそんなことを思っていた。
 
 
 
母は
 
 
「あーあ。」
 
 
と言った後、
 
 
「堕ろすなら早い方がいいよ。」
 
 
とだけ言って電話を切られた。
 
 
母がどんな心境だったかは


後々母から聞かされることになる。
 
 
 
若い2人の結婚は
 
 
順風満帆なわけがなく
 
 
喧嘩が絶えなかった。
 

女の影も見え隠れしていて、
 
 
手に入れたはずの新しい家族も
 
 
心休まる場所ではなくなってしまっていった。
 
 
それでもお腹はどんどん大きくなっていく
 
 
不安でいっぱいだったけれど、
 
 
赤ちゃんが産まれてきてくれることは
 
 
楽しみで仕方がなかった。