こんにちは、

 

今日はIPOについての少しお話をします。

 

IPOとは株式市場に新しく上場する企業が株式を一般に公開することを言います。

 

IPOを通じて企業は資金調達を行います。

 

普段の株式市場ではすでに発行された株式を持っている人から買うという形で取引がされていますよね。

 

しかし、IPOでは上場する企業が発行した株式を抽選に当たった人が買うという方式になります。

 

株式を購入するときに支払った金額は企業に行くので、企業にダイレクトに投資をするイメージです。

 

では、なぜIPOは一般に儲かるといわれているのでしょうか

 

 

 

それは株式の需要が高く供給が少ないからです。

 

現代ではスマートフォンやパソコンが沢山の売れているのは需要が高いからですね。

 

そしてもし、半導体不足となればどうでしょうか、需要に対して、作れる台数は少なくなるので値段は高くなります。

 

IPOで発行される株式に人気がある理由は、上場する企業というのは成長をすると期待されているからです。

 

上場というのには条件があり、その条件を満たす企業は精鋭ということになり上場を果たします。

 

だんだんと実績を積んで上場を果たした企業はこれからの成長が期待されます。

 

テスラモーターズという企業は、2013年のIPO時一株約1ドルほどでした(株式分割後の値段)

 

それが、2022年には400ドルを超えました。

 

(2024年には利益の鈍化を受けて180ドル付近まで下落し回復相場に入っているとみられる。)

 

このように将来大きな成長が期待されることで、需要が高いのです。

 

多くのIPOでは抽選が行われた当選した人だけが購入できます。

 

しかも、倍率はかなり高いです。

 

そのため、需要が高く、供給が少ないといえます。

 

IPOは驚くほど当たりませんが、経営戦略などがいいなと思った企業があったら抽選してみるといいでしょう。