ご報告です


この闘病記録の主役である

彼は、昨夜(9/21)22時50分過ぎに

息を引き取りました。



最期まで、希望を捨てずに「良くなって家に帰るんだ」という思いで頑張った、とても強い人でした。


とても行きたがってた、サザンオールスターズの9月30日のライブのパブリックビューイングも行けませんでした。

「行けるのかな?行けないのかな?どっちを思っても涙出る。まだ死にたくない」

あんなに涙が大嫌いだった彼が、晩年は毎日のように泣いていました。

この世にまだまだ未練がたくさんある、やりたいこと、みたいもの、食べたいもの、たくさんあると




食道がん ステージIV余命1年と言われてから、

2年8ヶ月 頑張りました

「寛解するんじゃないか?」

「もうダメかも知れない」

その間、いろんな思いがありましたが

奇跡を信じる

その思いは捨てないできました。


しかし、最期の方は、本当に坂道を転がるように体調が悪化し、私の気持ちが追いつかず、

なかなかブログも書けずに

久しぶりの更新が、このような報告になってしまいました。




今回入院してから亡くなるまでのことは、またおいおい書かせていただけたらと思います。


というのも、彼の体調が変化するたびに、みなさまのブログを非常に参考にさせていただいていたからです。

彼の最期の闘いを遺したいのと、現在闘病中で読んでくださる方の参考になれば、と思います。


そのような形で振り返りの「闘病記」は続けますが、現在進行形の「奇跡を信じて」のブログは終了となります。



今まで、一緒に「奇跡を信じて」応援してくださったみなさまには、心から感謝いたします。

イイネやコメントやメッセージやフォロー、とても励みになりました。


心からお礼を申し上げます。



10/16 追記

時が経てば経つほど悲しみは増しています。

彼のいない喪失感が半端ないです。

何を見ても、何を聞いても彼と結びつけてしまいます。

彼がいないという事に直視できません。

20歳の時、彼に初めて喫茶店に誘われた日、あの日が人生最高に輝いていた日だったから。