入院5日目(腎瘻造設5日目)
朝5時頃に起きた時は調子良かったのに、朝の6時半くらいから「お腹が痛い」と。
最初は「これは下痢の痛みだな」と言って整腸剤を処方してもらうが、全く良くならず
「痛すぎる·····やっぱりこれは、膀胱の痛みかな?」と朝ごはんも全く食べられず
オキノームを飲んでも治らず、30分後にまた飲んでもダメ、またそのあと1時間後にまた飲んでも全く効かず
さらに便が「黒い便が出てる」と言うので、膀胱の痛みでもなく、もしかして腹膜播種が悪さしてるのかな?とも心配し
お昼もほとんど食べられず、放射線治療科へのシミュレーションに行くのも歩けず、車椅子で移動しました。
それでも、夕方に私が面会に行くと、病棟の食堂に点滴棒を握ってニコニコして座っていました(病棟の食堂でのみ面会できます)。
顔はますます黒ずんで、肉は完全にこそげ落ちちゃってたけど笑顔でした。
「お腹痛いんだよねぇ·····この痛み、癌にならないとわかんないだろうなぁ」と言いながらも、私が持って行った桃の缶詰を「こういうのは食べられる」と美味しそうに食べてくれました。苦しんでる様子を見せて、心配させたくないんですね。
結局、夜まで痛みに苦しんで、晩御飯もほぼ食べられずに、寝る前にオキシコドンを飲み就寝しました。
就寝後でも、尿意でほぼ1時間毎に起きてしまうのですが、夜中のLINEで「あれっ!!お腹痛いの良くなってきてる!」と
入院6日目(腎瘻造設6日目)
お腹の痛みがなくなり、今朝は朝から絶好調
朝ごはんも完食
今日は、病院のイベントコーナーに美味しい有名なお餅屋が来ているというので、そこまで買い物も行けました。
10時のおやつには、このお団子を3本。
お団子を食べたので、お昼食べられるかなぁ?と言っていましたが
大好きなカレーとスイカが出て、
「これは食べないわけにはいかないっ!」
と完食
そして、放射線治療室に行ったら、2年半前に食道の治療でお世話になった先生に会い「ごぶさたしてました」と挨拶された、と嬉しそうに。
とても良い先生だったそうです。
今回は別の先生になるそうですが、今回の先生もとても良い先生だと。
「今日はいい日だなぁ
お腹痛いのは治ったし、ご飯はおいしく食べられるし、先生はいい人だったし、大好きなお団子は食べられたし、お昼は大好きなカレーとスイカ🍉」
「今日は幸せな日だ」と何回も言っていました
癌が転移して、腎瘻までした満身創痍の今でも、ちっちゃな事でも幸せだと感じられることがあるのはとても良いことです
私もとても幸せになりました
今度面会に行くのは金曜日。
スイカとデラウェアをリクエストされています
※体重:93.9kg(浮腫が減ったのでななく、昨日食べていないための減少と思われる)