こんにちは。

 

 
 

2月14日、
 
僕が地元四日市の先輩方から受け継いだ社会人サッカーチーム、
 
TSV1973四日市(旧三重県教員サッカークラブ→マインドハウスT.C→マインドハウス四日市)のプロ化への発表をさせて頂きました。
 
14日の夕方から、
 
各報道機関より、
 
いろいろな形で情報が流れたと思います。
 
 
色々な憶測が飛び交っているかとは思いますが、
 
とってもシンプルです。
 
46年の歴史を持った社会人サッカークラブチームが、
 
四日市のためになる、
 
四日市に根ざした“プロスポーツクラブ”に進化していきます。
 
 
 
 
ここからは僕の想いを書かせていただきます。
 
 
 
 
まず初めに、
 
4年前から上がったこの構想をまとめるにあたり、
 
数多くの地元四日市の方々やスポーツを愛する方々にお世話になりました。
 
四日市市政の皆様、
 
地元の名士の方々、
 
地元企業の皆様、
 
地元の先輩方、
 
僕の仲間たち、
 
そしてサッカーやスポーツを愛する仲間たち。
 
皆様のおかげでこのスタートを切ることができました。
 
記者会見でも一番最初にお話ししましたが、
 
この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
このTSVというチームは、
 
教員指導者が集まってサッカーを楽しんでいたチームが母体です。
 
当時の県リーグがどういったリーグだったかはわかりませんが、
 
三重県リーグでの最初の優勝が1973年となっておりました。
 
そこから46年。
 
サッカーが全く日本の世の中に認知されていない頃から、
 
四中工出身の教育者が中心となり、
 
このチームは強くなっていきました。
 
93年にはJリーグが発足しました。
 
コスモ石油の解散はとてもとても残念ではありましたが、
 
時代の流れと共に、
 
色々なチームが増え、
 
三重県内でもまたサッカーが盛り上がってきました。
 
 
 
そんな中でも、
 
我々は根本にあった「サッカーを楽しむ」というスタイルは崩さず、
 
周りにも影響されず、
 
歴史を継承すべくコツコツと積み上げてきました。
 
 
これからは、
 
より地域を愛し、地域のためになるクラブにすべく、
 
子供達の夢や希望となれるような、
 
市民の皆様から愛されるような、
 
そんなクラブにしていきたいと思ってます。
 
Jリーグに上がることが全てではありません。
 
最終の目的でもありません。
 
カテゴリーで愛される、愛されないではなく、
 
永く、しっかりと地域に根ざしたプロスポーツクラブを作っていくことです。
 
Jリーグ発足から25年経った今、
 
我々が大切にしていきたいことは、
 
川淵三郎さんが25年間言い続けてきてくれている“原点”の部分です。
 
そして、
 
スポーツを通じて、
 
人の役に立つ人材や人に夢や希望を与えていける人材を、
 
育てていき、輩出していきたいと思ってます。
 
育成型のチームとして、
 
然るべき形で、然るべきタイミングに、
 
しっかりとしたベースが築けて初めてのJリーグだと思っております。
 
 
 
 
スポーツの力を生きるチカラに 人を育て地域を輝かせる
 
 
 
まずは皆さんにクラブのことを知っていただき、
 
強化を進めながら、
 
地域の役に立っていくことから始めていきたいと思います。
 
大人達が真剣に次世代の為に地域に何かを残していかなければなりません。
 
こんな僕でも、沢山の皆さんのおかげで、
 
サッカーのおかげで、
 
成長させていただき、今があります。
 
僕自身は何かを成し得た人物ではありません。
 
大したことない人間です。
 
それでも色々な方々のおかげで、
 
今までの人生の中でとても素晴らしい経験をさせていただきました。
 
四日市の大人達が、仲間が、
 
僕を育ててくれました。
 
彼らに直接の恩返しはなかなかできません。
 
僕ができる彼らへの恩返しは、
 
受けた恩恵を、
 
次世代へ継承し、還元していくことだと思っています。
 
 
これからです。
 
全てが突然変わることもありません。
 
今いる社会人の選手は僕にとって大事な大事な仲間達です。
 
今まで関わってくれた仲間達、
 
チームを支えてくれているスタッフ達、
 
引き続き彼らも大切にしながら、
 
しっかりと目標を据えて、
 
皆で作り上げていきます。
 
皆様のご協力がとても大きな力になります。
 
暖かく、そして力強く、
 
応援していただけると嬉しいです。
 
 


これから四日市のシンボルとなれるような、

地域に根づく、

そんなクラブを目指して。


 

皆さま、

今後ともどうぞよろしくお願い致します。
 
 
 

 
渡邉俊介