私はあと10年の命です。

別に余命宣告されたわけではありません。

 

人間の命は自分で決めることはできないので、10年後に必ず亡くなるとは限りません。

しかし10年後に命を終えるのがちょうど良いと思っています。

 

人間は、この世で自らの役目を果たすために生きていると考えています。

「あと10年で自らの役目を果たし終えるのかな」と考えています。

 

私には子どもがいないので、子どもの学費とかのために稼ぐ必要はありません。

身寄りも特にないし、私を必要としている人もいないので、私が亡くなっても、誰も困りません。

私が亡くなっても、困る人や悲しむ人は誰もいないのです。

ということは長生きする必要はないのです。

 

そういう状況なのに居座っていると「これから」の人の邪魔になります。

だからといって、引退して若い方から集めた公的年金を使って世の中に迷惑をかけるのは死んでも嫌です。

「だったら自分の蓄えで生ければいいじゃないか」、と思うかもしれませんが、老害になって世の中に迷惑をかけるのは最も嫌です。

 

私の周りの年長者と、このブログをご覧になっている年長者の皆さんは、全員立派な方ばかりです。

公的年金を受け取るのにふさわしい方ばかりです。

老害は誰一人としていません。

そういう立派な皆さまを見ていると、私にはとても真似できないと思っています。

 

最近は、後進に道を譲ることのできる仕事は、出来る限り後進に譲っています。

私が最近テレビに積極的に出ない最大の理由です。

 

あと10年の命だから。

残り3650日しかないから。

これからの人たちのためになるものを残そう。

そして、それらが形になったら、バトンが次に渡せたら静かに人生を閉じよう。

 

そう思って、一日、一日を大切にして働いております。

休みなしで働いております。

今年の休みは、今のところ1月27、28の2日だけです。

今年は、もう休みはいらないかな。