今回は早稲田大学商学部に合格された方の合格報告です。

 

学習法に皆さんにお聞かせしたい内容が色々あったので掲載させていただきます。

 

 

「模擬試験30点台からの早稲田大学合格」です。

 

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金谷先生!

 

これを金谷先生が見ることができるがどうかはわからないのですが、伝えたいことがあるのでdmさせて頂きます。 

 

私は日本史が本当に苦手でした。

高3の5月の東進模試では30点代をとってしまうほどでした。

焦った私は金谷先生の授業で、金谷先生が言った言葉は一言も漏らさずメモするようにし、テキストをマーカーで埋め尽くすくらい塗ってテキスト丸ごと覚えようと努めました。

それを何度も繰り返すうちに、日本史のテストに、金谷先生が授業で言ったことやテキストそのまんまの正誤問題が出てきたりして、日本史の問題を解ける喜びを感じました。

それから私の日本史の点数はどんどん伸びていきました。

 

結果、私は第一志望の早稲田大学商学部に合格することができました。

 

金谷先生の授業、ノート、過去問演習講座は全て本当にすごいです。

それに、受験期間病んでしまった時でも、金谷先生の授業の合間合間の面白い話を聞くと元気が出たし、すごく私の大切な時間でした。

 

大嫌いだった日本史を楽しいと思わせてくれてありがとうございました。

 

長文を送ってしまいすみません。

本当に感謝しています。

これからも頑張ってください!

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金谷俊一郎です。

 

合格報告ありがとうございます。

 

ちゃんと見てますよご安心ください。

 

一般の模擬試験で30点台ということは、相当苦手だったのだと思います。

 

そこからよく努力なさったなと感心いたします。

 

本当によく頑張ったのですね。

 

 

その努力のあとが見られる言葉が、

 

「金谷先生が言った言葉は一言も漏らさずメモするようにし」です。

 

このメモというものが非常に大切だと思っております。

 

板書というのはあくまでも素材だと考えております。

 

板書を移し終わった段階ではあくまでもスタートラインです。

 

その板書を生かすためには、講義の内容をいかに的確にメモしていくかということでだと考えます。

 

一言も漏らさずメモを取るまではいかなくても、

 

授業を受けていて、この部分は板書の内容を補足する上で必要だとか、なるほどと思った部分などは、長くなりすぎないように適切な形でメモを取ると良いです。

 

そうやって自分だけのオリジナルのノートを作成してください。

 

 

その作業を続けていると

 

「金谷先生が授業で言ったことやテキストそのまんまの正誤問題が出てきたりして」

 

といった現象も起こってきます。

 

授業の内容を聞き流しているとなかなかこういう体験には遭遇しません。

 

 

私の授業でモットーとしていることは

 

いかに過不足なく情報を与えるかということです。

 

多く情報を与えすぎると、受験生の皆さんは他の教科などもあるので容量オーバーになってしまうことでしょう。

 

だからといって少ない情報量では合格ラインに達することはできません。

 

このことは授業の構成を組み立てる時にいつも考えていることです。

 

講師を始めた頃は、補講や延長を多くを行っておりましたが、

 

現在全くそれらを行っていないのは、そういう理由です。

 

授業本編の内容には、一切の情報の過不足はないよう心がけています。

 

だからこそ口頭で説明している内容についても、しっかりと耳を傾けメモをとっていただきたいなと考えております。

 

 

このメモを取るという考え方は大学に入ってからも役に立つと思います。

 

大学の講義で体系立てたノートを取って講義する先生はほとんどいらっしゃらないと思います。

 

ですから先生の内容をどれだけ吸収するかということは、自らのオリジナルノートをいかに作っていくかにかかってくると考えます。

 

 

私自身フリートークは得意ではないので、授業の合間の話は本当にいつもどうしようか悩んでおります。

 

授業中は一切の雑談をせずに授業に集中しようかとも何度も考えております。

 

この辺りは意見が真っ二つに分かれるところみたいですので、授業の進行に支障のない程度に少しだけ入れて行こうかなと思っております。

 

 

最後に

 

「大嫌いだった日本史を楽しいと思わせてくれてありがとうございました。」

 

という言葉、とても嬉しいです。

 

私も日々研鑽を積みたいと思っておりますので、

 

来るべき大学生活充実させてください。

 

金谷俊一郎