この所感は、金谷俊一郎個人の所感です。



歴史用語の理解(暗記ではない)を心がけた学習と、過去問のトレーニングで得点差のついた問題。

客観的に難化した感はない。

努力の報われる良問が揃った。

力作といえる問題。



第1問 基本

問1 グラフの読み取りさえすれば解ける問題。

問2 正解の選択肢の内容は難しいが、消去法で正解可能。

問3 Xは基本問題。Yは若干難しいか。

問4 アは基本問題。イも基本的な内容だが、問われ方が難しい。

問5 時期把握さえできていれば、基本問題。

問6 年号暗記を必要としない、基本的な年代整序だが、Zが若干難しい。

 

 

第2問  基本

問1 正解の選択肢の内容は難しいが消去法で正解可能。

問2 普段から教科書の図版を確認していれば基本問題。

問3 基本問題。

問4 XYも基本問題

問5 年号暗記を必要としない、基本的な年代整序。

問6 史料本文の読み取りができれば、日本史の知識が無くても解ける問題。

 

 

第3問  標準

問1 御成敗式目の基本内容の理解で解ける問題。

問2 基本問題

問3 Yの天文法華の乱がやや難。

問4 基本問題

問5 「壬辰・丁酉倭乱」を知らないと若干難しい

問6 基本問題

 

 

第4問  標準

問1 基本問題

問2 知識問題

問3 Yが難しく感じるかもしれないが、正解可能な問題。

問4 時期把握だけで解ける問題。

問5 ⅠとⅢの順序が難しい。難問。

問6 史料の読み取りと、基本的な時期把握で解ける問題。


 

第5問  やや難

問1 センターのみの受験生には若干厳しいか。

問2 センターのみの受験生には若干厳しいか。

問3 意味の理解を求められる問題。

問4 史料の読み取りさえできれば解ける問題。

 

 

第6問   標準

問1 ④が明らかに正しいとわかれば解ける。

問2 ③が明らかに誤りとわかれば解ける。

問3 Yが若干難しい。

問4 アの時期把握が決め手。

問5 の選択肢の処理に悩むが、が自明なので正解は可能。

問6 南京の場所を答えさせる問題は難しい。2013年度本試験と、ほぼ同問題。

問7 の選択肢の処理に悩むかもしれない。

問8 ①④に悩むかもしれない。


以上です。