「ノア 約束の箱舟」
先週、試写会に呼んでいただきました。
感想、遅くなりましたが。
ダーレン・アロノフスキー監督の来日イベントに呼んでいただいたとき、
監督が、
「一度見て面白くなかったときは、二度、二度見て面白くなかったときは三度観てください」
と言ってました。
最初、単なる謙遜からくるジョークだと思っていたのですが、
納得しました!
いや。
一度目から十分に面白いんです。
そこは監督の謙遜かと思います。
しかし、
一度では、この映画のすべてを吸収することはできないのではないか?
それほどの、ものすごいスケール感。
それこそ1950年代の「ベンハー」や「十戒」を思わせるような、
壮大なスケール感、世界観に圧倒されました。
『旧約聖書』の世界ということで、
日本人になじみがないから大丈夫かな???
と心配していましたが、
歴史やキリスト教に詳しくない人が見ても、
十分に楽しめ、
十分に感動できる素晴らしい作品でした!
本当に2回、3回観ないと、
この映画のすべての面白さを吸収できないと思います。
制作費ばかりかけて薄っぺらい映画の多い昨今において、
久々に骨太の映画を拝見いたしました。
是非ともご覧になってください!
私は、もう一度映画で観て、そしてDVDもなんとかするかもって勢いです!