22日(木)は、茨城県龍ヶ崎市の企業さんの勉強会。

昨年も呼んでいただいたのですが、

今年は、「近代国際関係史」での講演のご依頼を受けました。


尖閣問題、竹島問題、北方領土問題からはじまって、

日本の対中国政策、対朝鮮政策、そしてそこに忍び寄るアメリカの影…

そして、日韓基本条約、靖国神社問題、A級戦犯問題、従軍慰安婦問題を、


極力、私自身の私感を交えないで、客観的な事実を中心にお話しさせていただきました。


私自身、

「歴史コメンテーター」

という立場は、

「多くの人に歴史を学ぶための導入を作る」

位置づけだと考えております。

基本的な歴史事象を知ることで、歴史をもっと知りたい、学びたいというきっかけにしてもらいたいと考えております。

ですから、このような講演をする際は、極力私感を交えないで、客観的な事実のみをお伝えすることを心がけています。

もちろん、そうすると、「客観的な事実のセレクト」に主観が入るではないかというお叱りも受けますので、必ず両方の立場の客観的事実を、どちらかに偏らないように配慮しながらお話ししております。

そうすることで、誰かに押しつけられるのではなく、自らの頭で歴史を考えるきっかけになっていただければと思っております。


領土問題、基地問題、周辺諸国との関係、そして自衛隊の位置づけ…

今こそ、自国の歴史を一人一人が知るべき時期に来ているのではと思えてなりません。