お仕事でご一緒させていただきました、
歴史アイドル美甘子さんの『歴女』を
拝読させていただきました。
わざわざサインまでいただきまして
ファンの方に申し訳ないような気がしました。
お若いのに筆ペンでサインされていたので、
私も見習わねばと思いました。
さて、今だから正直に申しますが、
タレント本ということで、
内容には一切期待していなかったのですが(すみませんm(_ _)m)
いやいやどうしてどうして…
読み物としてしっかりされていて、
楽しく読むことができました。
特筆すべきは、
非常にわかりやすい文体であるということです。
私も、常日頃より、
「いかに歴史を知らない人に理解できる内容で伝えるか」
を旨としているのですが、
このように自然な文体でいて、
わかりやすく伝えるのって、本当に難しいんですよ。
それをさらっとなさっているのが、スゴイと思いました。
また、プロローグやエピローグにある
「歴史にかける熱い想い」は、
読んでいただけると、
ともするとサブカル的な扱いをされがちな「歴女」に対する偏見といったものを払拭する題材としてはよろしいのではと思いました。
大河ドラマの影響か、
現在、坂本龍馬関連の執筆や講演会などのオファーが多いので、
こういった坂本龍馬ラブな方の視点は
非常に興味深く、面白かったです。