昨日の話ですが、


坂本頼光さんの活弁小劇場を


拝見してきました。



タイトルにあるように、


フジテレビさんで仕事をしてきた帰りに


サザザさんを拝見したので、


なぜだかわからないのですが、


後ろめたい気分になってしまいました(笑)



場所は、吉本さんと


目と鼻の先にある


「新宿ゴールデン街劇場」


でした。



定員42名の劇場なのですが、


42名入って満員でした。


まるで、100名くらい入っているような


熱気を感じました。


いつもながら、


活弁士さんは


闘争家であると感じました。



オープニングから、


森繁さんと山川静夫さんのモノマネに


大爆笑でした。


山川静夫さんのモノマネされる人を


私は、はじめてみました。

1本目の


「爆進ラリー」ですが、


ラリー・シモンについては、


名前しか知らず、


常々拝見したいと思っていたので、


坂本さんの活弁で拝見できて


嬉しかったです。



ラリーはとにかく、


ドタバタの奇想天外度が、


群を抜いてます。


こんなメチャクチャでいいのでしょうか?


と思いました。


私の中では一番のヒットです。

2本目の


「争闘阿修羅街」ですが、


見終わった今でも、


なんでこのタイトルになるのか


わかりません(笑)


昭和13年にまだ無声映画があったのも、


少し驚きでした。


女中さん役の


大山デブ子(これが芸名だそうです)さんが、


良い味だしていました。



途中に、


王楽さんの


達者な「やかん」を挟んで、



後半1本目は、


坂本頼光さん作のオリジナルアニメーション


「サザザさん」


オリジナルアニメーション


「サザザさん」!


フジテレビさんで仕事をしてきた


帰りだったので、


なんか、フジテレビさんのスパイに


なったような錯覚にとらわれました。


今回も、大笑いさせていただきました。



最後の


「鳥辺山心中」ですが、


林長二郎時代の長谷川一夫さんは、


はじめて拝見させていただいたので、


良かったです。


もう、とにかく林長二郎で見せる芝居って感じですね。


無声映画時代の時代劇を


彷彿とさせていました。



ともあれ、毎年のことながら、


本当に充実した


独演会でした。


来年は二次会も行ってみたいと


思いました。