いつもありがとうございます。
成城・砧書道教室の徳田春苑です。
日本の書道の大きな展覧会の一つ、
読売新聞社主催の
読売書法展
見に行ってきました〜〜
いや〜〜〜
会場広すぎ!!
そして作品も多すぎ!!!笑
しかも他の展示にも長蛇の列があり、
国立新美術館はいつにも増して熱気ムンムンでした。
自分の教室で使っているお手本の先生たちが出品されているとあって、
その先生達の作品を見たり、
義母も書道をしており、その先生の作品を探したり・・・(毎月広島にいる先生のところへ団体で行っているそうです)
と、だだっ広い会場を歩いておりました^^;
この少し前にも、同じく大規模展覧会である
毎日書道展
にも行ってました。(名前の通り、毎日新聞社主催の書道展です)
これと日展を合わせて、
日本の三大書道展覧会とされているのですが・・・
その展覧会によって、会場の雰囲気や作風も全然違うな〜〜〜
というのが、正直な感想です。
実はちゃんと展覧会を観れたのは今年が初めてでして。
(いっつも気づいたら終わってるパターンでした)
お手本の先生達が読売展に所属している先生達なので、
なんというか、
見方が分かる
という感じがしました。
その前の毎日書道展では、やっぱり作風が違うせいか、
「いろんなのがあるんだな〜」
ぐらいにしか感じられなかったのです^^;
それから結構前なんですが、
とある毎日展所属の先生の書道教室へ体験へ行った時。
自分の書いた作品を見てもらおうと持っていったのですが、
「書き方が(作風という意味だと思います)違うから
評価ができない」
と言われたんですよね。
同じ書道でも、
どこが良いのか、どこを見たらいいのか、どこが良くないのか
と、見る場所が、書風によって全く違うという事。
そして、それはお互いに添削し合えない・・・という事。
これを言われた時は衝撃だったんですけど、
こうして、バーっと大規模に同じ書風のものが並んでいるのを見ると、
評価ができない
というのが、なんだかわかる気がします。
それでも、そういう色んな作風の書を集めて
その中で優劣をつける所もありますが。
書道は芸術。
私が思う書芸術というものを、自分なりに表現していっていいんだなぁと
再確認も出来たのでした^^