昨日抗がん剤のベッドの中で書いていたことを考えてた。
どうせ一日目はオールナイト
頭ん中もギンギラ⚡️
せめて、こんな夜は ココロ❤︎と向き合おう。
でも内容はドロっとしちゃうかも・・・なんせ夜中
がんばっているのは命をつなぐため。
つないだ命を楽しく幸せに生きたい。
この昨日書いた綺麗な言葉の裏側には
つまりこれは今この時を犠牲にし、見えない未来を心配して（囚われて）生きている。
つまりは勝手に未来を悲観して焦ってる
なにが楽しく幸せな未来だ・・・
そんな自分の気持ちが隠れている。
それでもがんばる自分への言い訳。
言い訳ってさ、そもそも頭で考えるものだからね、
心の声をじっと聴いていると
その頭と、心の温度差から感じる違和感が拭えなかったことに気づいた。
わかってもらえない本音の心の叫び。
拗ね といった方がしっくりくるかな。
くそーーーー
ばかやろーーーーー
もうやめたいーーーー
と叫びたい弱っちい自分。
抗がん剤の苦しみは笑顔さえ奪うから、
情けなくてカッコつけたくて、眉間にシワを寄せて
「大丈夫」というしかないやん。
もう飽きてきた・・・
がんばっているのは、自分のためだけど、支えてくれる全ての人たちへの恩返しでもある。
支えてもらっているのだから、どんなに辛くても耐えないと、
顔向けができない。
最後まで強く穏やかに闘病すべきという、無駄な意地みたいなもの。
わたしの頑張りはもしかしたらポーズなのか。
彼らの望み(一日でも長い延命)を叶えなきゃ。
そう思うからこそ・・・
今を生きよう
今を楽しもう
今ここにあるしあわせを感じよう
今が変わると未来もそのように変わる
過去に囚われず、未来を悲観せず、ただ今ココの世界を全力で感じよう。
わたし、昨日のブログで
そんなふうに生きたいと思った時に、
今を捨てているのかな。
って感じたのね。
抗がん剤を続けていることで日常生活がうんと狭くなって、QOLが下がって、
楽しくないことばかりに目を向けがちになっていて。
命を延ばすために今を犠牲にしているとしたら。
そして夜が明ける頃、ハッとしたんよ
【今を犠牲】というところばかりに着目している自分に。
確か、闘病初期の頃はこんなことを言っていた気がする。
「必ず健康になって、バリバリと活動しているわたしになる」って決めてる
なぜかしら目の前には楽しいことや、優しい現実がどんどん集まってきてる
」
ってね。それに今より笑顔も多かったように思う。
そう、こうなりたいって、未来から決めてたんだ。
予祝って言葉があるけどまさにそれを実践していたんだ。
決めたことから、じゃあ、今は何をしたらいいのか、って
ワクワク考えられることが大事
「健康になる」って決めていても、体はしんどいし不安になるのは仕方ない。
小さな幸せを拾っていくことで世界が広がるのだと思う。
見上げた空が、とても澄んでいて感動した
今日もお花が元気に開いてくれた
見たかったドラマがちゃんと録画されていた
友達が連絡をくれた
夫が休日、楽しそうに料理を振る舞ってくれる
今日も気持ちいいお布団で眠れた
たくさん小さな幸せ。それが等身大のわたし。
ときどきネガティヴ
それでもいいのだ。
今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・
＊＊＊しず華＊＊＊