こんにちは
今日も
「闘病中の心の在り方」を追求中。
闘病カウンセラーのしず華です🥰
あちこちで桜がちらほら。
車の中で通りすがりに目の保養
嬉しいなーー。ゆっくりお花見したい
先日、父親(養父)が膵臓癌であることがわかりました。
幸いにも手術が可能なステージ2で、ほかの箇所に転移など認められず医師からは手術を一番の選択肢としてすすめられていました。
当初、
「手術は早い方がええな〜」
と、やる気満々だった父ですが、
これまでの様々な検査が辛かったのもあって、途中から手術はしたくないとごねていました。
手術しないということは、抗がん剤治療か、放射線か、または何もせず緩和ケアかという話になる。
でも本人の意思が一番だし、「怖い」という気持ちも理解できるので、
手術以外の方針も視野に入れながら、一応どんな手術になるのか、術後合併症などの説明を外科の先生に受けることになり、今日受診してきました。
高齢のこともあるしリスクはあるけれど、手術すれば治りますよ
怖がってやりたくないという父に、医師はしっかりとわかりやすく説明をしてくれて、まだ今すぐ決めなくてもしっかりと考えていいですと猶予も下さった。
とても丁寧な手術の説明を改めて詳しく聞いたあと、
父は
「たった今、手術することに決めました」
となんと即決❗️宣言したのです。
ずっとごねていたので、びっくりしたのは私たち
もっと悩むのではと思ってたから・・・
ああ、でも決めてくれてよかった。
わたしはこれまで一切口を出さず父の決断を待っていたのですが、きっと手術すると言い出すだろうなということをなんとなくわかっていたのだと思います。
父は医師に、
娘が今このような状態なので自分が癌を治して長生きすることになってもね…
と言っていました。
父の癌は手術で治る。
わたしの癌はエンドレス抗がん剤をしても治ることはない。
手を替え品を替えの抗がん剤が効いている間の延命治療。
「もうじき、90歳ですよ?そんなわたしが自分だけ手術して元気になっていいのか、それも気になってねー」
と医師に言っていました。
わたしのことを毎日考えて、父なりに色々と複雑な思いでいたのだと知りました。
ああ、、ずっと自分中心で生きてきたあの父が、
そんなことを考えていたのだなと、
これまでの父の生き様を思い出して
鼻の奥がツンとして、
いや。ここは泣く場所やないでー
と必死でツッコむ自分もいて、
なんとか、堪えた。
父よ。
わたしより、先に逝こうとか、
生きていて迷惑かけるとか、
言ってる場合ちゃうやん、
誰だって生き続けられる可能性があるのなら、生きたいに決まっている。
最終的に
父の選択がまともでよかった。
わたしに遠慮して命を放棄するようなら
(積極的治療をしないなら)
わたしが罪悪感を背負わなければならないじゃないか。
父が長生きしてくれるなら、わたしも父を見習って父より一日でも長く生きてやる。
負けてられない❗️
さて、これから忙しくなりそう。
自分の治療もどうなるかわからないし。
そして今、我が娘がとても頼りになってる。
娘は母(わたし)と祖父の介護を一身に引き受けて積極的に動いてくれる。
本当に毎日優しすぎ。
感謝ですぐに涙腺が緩む日々だ。
はやく元気になって彼女を自由にしてあげなければ…
アマビエさま。よろしくお願いします
今夜も、あなたが安心して愛の中で眠れますように・・・
***しず華***