コロナ映画週間5月5日 | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

本日の映画は「信長協奏曲」のぶながコンツェルト
原作:石井あゆみ

監督:松山博昭
撮影:江原祥二、照明:杉本 崇
製作:FILM フジテレビジョン

主演:小栗旬、柴崎コウ

2014年ワンクール10話で放映されたテレビ版と同じスタッフ、キャストによる映画版である。

テレビ版の最終章と考えられる。

テレビ版のあらすじから始まり本能寺へ
この物語のキーポイントが羽柴秀吉の織田信長への復讐劇である。そこへ未来からタイムスリップしたサブローが関わっていく…

冒頭は安土桃山城の披露のシーンから面白可笑しく始まるがそれを妬む明智光秀(織田信長)そして羽柴秀吉の野望が…

一番好きなシーン、サブローが帰蝶に「祝言をあげよ、俺は死なないだからシワシワの婆さんになるまで一緒にいよう…」「嫌じゃ…わらわはシワシワの婆さんになんてならぬ」この二人の会話が凄く良い…

この撮影を担当したのが江原祥二さん、彼とは京都映画で助手時代を共に過ごした時があった。
京都出身で今主要本編を撮れるリーダー的存在である。

照明の杉本崇さんも僕が東映京都で暴れん坊将軍をしている時にご一緒させていただいた。

また関西電力のPR映像を時代劇仕立てで撮影した際杉本照明技師に手伝って頂いた。

時代劇のみじゃなく広く東京でも二人は活躍されている。またアカデミーの候補として幾度となく上がっている。

これからもお二人には京都の時代劇の良さを確りとひろめてまた後輩達を育てて欲しいと思う。