犬が人類を絶滅の危機から救った!! | 獣医師・宿南章の「愛犬の病気を治す進化犬学 リスクを防ぐ予防原則」

獣医師・宿南章の「愛犬の病気を治す進化犬学 リスクを防ぐ予防原則」

獣医師が 愛犬の飼い方を予防原則と進化生物学の立場から語ります。1960年代にドイツからはじまった予防的取組。アスベスト・狂牛病といった「遅い教訓」への対処概念でEU、WHO、日本の環境省取り組んでいます。また重要な進化医学の視点から解説します。

人類の絶滅を救ったのは間違いなく「犬」です。



このことを指摘する人はいません(少なくとも私が知るかぎりいません)。


人の繁栄は、「火の利用」だとか、「言語の使用」、「直立二本足歩行」「道具が使える」とか、いろいろ人の専門家が好き勝手なことを言っていますが、獣医学的にみると関係ないとは言いませんが、すべて間違っています。


このいままで言われ続けてきた人の繁栄の理由に、なぜ、犬がいないのでしょう???


猛烈に腹が立ちます!!


これは、獣医師や動物学者が、そのことを言ってこなかったという自己批判も含みますが、猛烈な怒りを感じます。


チンパンジーと人が分かれて、400万年~700万年の間に、新しく生まれた人類は、なんと17~27種類もいました。


いま、生きているのは、私たちの人類一種類だけです。


ほかの16~26の人類は、すべて絶滅(消滅)しました!!


彼らも、火を使用し、言葉を使い、二足歩行をしていました。精密な道具が作れた人類もいます。



しかし、絶滅したのです。

人類学者や、人のみを語る進化論者がいう人の繁栄の理由(=人が絶滅しなかった理由)は、理由になっていません


なぜなら、同じように使用できた他の人類は、絶滅したからです。そして、私たちホモサピエンスという人類もずっと絶滅危惧種でした。


ずっと、いま私たちがパンダやメダカを心配しているような弱い生き物だったのです。それが突如変わります!


弱い弱い生き物は、犬を家族として招き入れてから絶滅に危機からまったく無縁となります。



人類は、犬に助けられたのです!!


                                    宿南 章


(余談)

だいたい、いつもこんなことを考え生活しています。

人の都合で考えだした情報はウソが多いのではないでしょうか?


まるで、人の力だけで今の繁栄を勝ち得たような傲慢な理論それを主張する専門家の多いことに驚きを禁じえません。


そして、それに反論してこなかった自分を含め獣医師や動物の専門家の責任を強く感じます。


ですが、一般に、こういう話しをしても、ほとんどの方は興味がないようです。たぶん、人類が自力で奇跡を起こしたという自己陶酔型の権威者が言う説に酔いしれるほうが満足を感じられるのでしょう!


でも、事実は、違うのです!


繰り返します。人類が助かったのは、そして今の繁栄に行きついたのは犬との出会いなのです!!!


愛犬家や、真に動物を愛する方ならご理解いただけるのではと期待を持ちつつ不安なかばで書いています。


話しをもとに戻しますが、

あなたの目の前にいる犬がいなければ、きっと今頃、人類はいません。他の人類と同じようにいまの人類も絶滅(消滅)していたことでしょう。


昨日は、出版社のかたと話しをしていて、いつの間にかそのような話しをしていました。


私を含め、獣医は、なぜ、犬の健康だけを語り、犬と人との出会いや、もっと大切な人の生存が犬の貢献(犬との運命的な出会い)だったことを語ることができないのでしょう!!!


自己への怒りは、そんな自分への情けなさかもしれません。ですが、この話しをするとほとんどの方が興味なく、右から左へ聞き流しですが、死ぬまで言って言っていきたと思います。私は負けません。


少しでも犬について、そうだなと思われましたら、拡散してください。私のこのブログをそのまま転載頂いてもいいですし、犬が人類を救ったという事実を語っていただいても結構です。


お願いします!!


『人類を救ったのは「犬」なのです!』