夜の冷え込みが増えてきましたね。
そろそろ「冬がやってくるなぁ」と感じる季節になりました🍂
飼い主さんの中には、
「犬は寒さに強いから大丈夫」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、それはすべての犬に当てはまるわけではないんです💦
昔から有名な歌に「犬は喜び庭かけまわり、猫はこたつで丸くなる♪」とありますが、
寒さに強いのはもともと寒冷地で暮らしていたシベリアンハスキー、柴犬、秋田犬などの犬種。
一方で、今多くのご家庭で飼われている小型犬は寒さに弱い子が多いのです。
体が小さいぶん地面との距離も近く、足元からの冷えを感じやすくなります🥶
🌡️ 冬になると増える病気TOP5
1️⃣ 泌尿器系の病気(膀胱炎・結石など)
2️⃣ 関節のトラブル(関節炎・筋肉のこわばり)
3️⃣ 心臓・循環器系の不調
4️⃣ 伝染病(ウイルス感染)
5️⃣ 呼吸器系の病気(気管支炎など)
なぜ冬に増えるのかというと、
冷たい空気が鼻や喉を刺激し、粘膜の防御力が下がることでウイルスが入りやすくなるからです。
さらに、ウイルスは低温・乾燥を好むため、冬は感染症のリスクが高まる季節なんですね😷
💧 もうひとつ注意したいのが「水分不足」
寒いとどうしても運動量が減り、喉も乾きにくくなります。
その結果、お水を飲む量が減ってしまい、おしっこの回数や量が少なくなって、体の中のミネラルが外に出ず「結石」ができやすくなったり、細菌が増えて濃い尿になることもあります💦
🏃♀️ 冬を元気に過ごす3つのポイント
① 適度な運動(できるだけ日中の暖かい時間にお散歩へ)
② 飲水量を意識して増やす(ぬるめのお水もおすすめ)
③ 栄養バランスの整ったごはんをあげる
この3つを心がけるだけで、
冬の健康トラブルをしっかり予防できます✨
特に冬場の体づくりは、来年の暑い夏を元気に乗り越えるための準備期間でもあります。
寒い日こそ、無理のない範囲で体を動かしてあげてくださいね🐕💓
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