本日、工事の関係で、福島原電に工事に行っていた人にお話を聞くことができました。
その方は4月から6月まで3ヶ月間行っていて、今回は10日間くらい行っていたそうです。つまり昨日までは原電で仕事していた人でした。
まず、放射能はどうなのですか?TVでの報道はどうなのですか?と尋ねました。
答えは・・・・・
工事に入る前には全員防護服着用、ガイガーカウンター装着、マスク着用、だそうです。これはTVと一緒ですね。
そして放射能はやはりありビービー鳴るんだそうです。その方は建屋には入っていないそうですが中はもっと今現在もあるそうです。海側の工事だったみたいでそこには瓦礫の山があり、木材には放射能が付着していてそれは取れないのでそこを通るときにはビービー鳴るそうです。
作業時間は3時間で交代。実質2.5時間くらいしか今でもできないそうです。震災から1カ月たったころに行った時にはもっと悲惨だったそうです。
監督さんから必ずこう言われるそうです。
海に落ちたら助けられない。防護服が邪魔になり、マスクが邪魔になり、溺れ死にます。だから絶対に落ちないでくださいと
外に行く作業員は全員、大人用のおむつをはいて作業にかかります。
理由は男はそこらへんで立ち小便をするんですが、ちんち○を出しておしっこをすると放射能がつくのだそうです。それを防ぐためだそうです。
そして宿舎はTVで報道されていたJヴィレッジで寝泊りをするそうです。そこが基地となっていてそこから原電までの送迎バス等がでて送り迎えするんだそうです。TV報道のそのままですね。
では・・・ここからが問題です。まずは宿舎、TVで報道されたJヴィレッジはいいのですがそのお風呂は皆さんはいるんだそうでそこのお風呂はかなり汚いんだそうです。TV用に係員さんが何日か掃除を一生懸命にしたそうです。
それといろんな方がいるのでお風呂に入ると一目瞭然でお風呂は絵画鑑賞状態だそうです。
そして放射能という見えないものがあるのでそこで工事をしている人々、恐怖と、生きる、死、というものの最前線にいて極度の緊張状態なんで喧嘩なんかしょっちゅうで非常に怖かったそうです。
そして、一瞬の安堵で、町まで出かけ、女を買うとか博打をするとかは陰で隠れてコソコソ、一応4畳半も無いような個室だそうですが、壁があまりにも薄いため喧嘩・罵声・イビキの声が良く夜の深夜に響き渡り、慣れるまでは寝不足状態だそうです。
場合によっては盗難とかあいそうだったので、怖いし、会社に相談し、小名浜にホテルを取ってもらいJヴィレッジを脱出したそうです。
明日はアメンバー限定でもう少し中の事を書きます。あの燃料棒を冷やしている水はどこに行くんでしょうね??
これはリアルでまた私たちももうすぐ福島に行きます。その為の知識と対策をしたいのでこうしたことを書きました。