今日は、
昨日起きた事件に関して
書きたいと思います。

楽しい話題ではないので、
お嫌な方はここでお戻りくださいね。





またたくさんの人が犠牲になる
痛ましい事件が起きてしまいましたね。


容疑者は
自らの首を刺し死亡したとのこと。



このような無差別殺人事件や
他にも子供の虐待のような
凄惨な事件が起きた時、

ほとんどの人は

「なぜそんなに身勝手で
 ひどいことができるのだろう?」

と思われると思います。


私もその一人です。


被害者の方やご遺族のお気持ちを考えると
いたたまれなくて胸がしめつけられますし、
犯人に対して強い憤りを感じます。



でも、
いつの時代にも一定数
そのようなことが
できてしまう人がいるのも事実で、

「なぜそんなにひどいことが
 できてしまうのだろう?」

「そういう人とそうでない人の違いは
 一体なんなのだろう?」

と考えた時、
やはり後天的な影響って
とても大きいのではないかと思うのです。



例えば、
親御さんから愛情を受けずに育ったり
人間関係でトラブルに見舞われたり、
(いじめにあったり友人や先生に恵まれなかったり)

多くの人が当たり前に享受している
親の愛情や人とのご縁に恵まれず、

自分が生きる場所を見いだせなかったことが
要因の一つにはなっているのではないかと。

(今回の容疑者の生い立ちやこれまでの人生がどうであったかは、私がこの記事を書いている時点ではまだ報道されていないので、分かりませんが。)



もちろん
親が亡くなるなどして
人生を共に過ごせなかった方や
いじめられた経験がある方が皆
そのような事件を起こすわけではないし、

今回の犯人が
辛い境遇で育っていたとしても

それなら仕方ないよねと
割り切ることなどできませんし、
犯人を擁護するつもりは一切ありません。



でも、
なにかしらの後天的な要因があって
そうなってしまったのだとしたら、

もし私も全く同じ環境に生まれ
同じ環境に育っていたら
そういう思考を持つようになってしまった
のかもしれないのかななんて考えると、

ただ犯人を責めても
なんの解決にもならないような
気もしてしまって、

「じゃあ一体どうしたらいいのだろう?」

と出口のない迷路に迷い込んだような
ずーんと重い気持ちになってしまいます。




私は運命学の鑑定士なので
運命学にできること
という視点で考えてみると、

運命学では
宿命の五行バランスなどから
“一般と違う特殊な思考を持つ”
“神経が繊細で悩みやすい”
などという特徴が分かります。


自分が親だとして、
もし自分の子供に
そういう特徴があると知ったら、

子供を責めるのではなく
子供の性質を理解して
悩みを相談できる環境を作ってあげること。


世間の常識や親の希望を押し付けず、
その子の宿命を最大限活かせるような
育て方をしてあげること。


そんな風に子供の人格形成に
運命学を役立てることはできます。



また、長い人生の中では
精神に異常を来たしやすい時期
というのがあり、
運命学ではそれを予見することもできます。


うつ症状を発症して自暴自棄になり
事件を起こすことに
つながるケースもありますので、

近しい人がその時期を把握して
支えてあげるということも
できるかもしれません。



でも、そもそも
子供に愛情を与えることのできない親が
運命学で子供の宿命を見る
なんてことしないよなぁ、

支えてくれる人がいないから
こうなってしまったのだよなぁと思うと、

やっぱりもう
どうすることもできないような気がして
打ちひしがれてしまうのです。



社会がどう変化しても
どんな対応策を講じたとしても
こういう事件は
起こってしまうものと諦めて、

自身の防犯意識を高めること
子供達の安全を社会全体で守ること
そんな受身的な対応策しかないのでしょうか?



きっと昨日は多くの人が
それぞれにやりきれない想いを
感じられたことと思います。



そんな中で
私にできることは、

自分の置かれている場所で
自分と周りの人を大切に
日々を生きていくこと。


運命学をもっと勉強して
一人一人が持つ素晴らしい可能性を
真摯に伝えること。


そんな小さなことだけです。



最後になりましたが、
亡くなった方のご冥福と
怪我をされた方の1日も早い回復を
お祈り申し上げます。



明日からは
またいつものブログに戻りますね。


鑑定メニュー
鑑定スケジュール
お申し込みフォーム
※初めて鑑定にお申し込みいただく方は、
 必ずこちらをご確認ください。


ランキングに参加しています。
クリックしていただけると嬉しいです!


占い師ランキング
にほんブログ村 その他趣味ブログ 占い師へ
にほんブログ村