腰痛の中には通常の施術では中々改善されないケースもあります。
慢性の場合は時間がかかることはよくありますが、それでも色々アプローチを変えても効果が出てこないような場合です。
こういった場合は他に原因があることを疑います。
腰痛の場合には内臓機能、特に腎臓との関連性があるためそちらの機能に何か異常がないのかを想定します。
もちろん施術家は「診察」「診断」は出来ませんので、医療機関で診察してもらうよう提案することがあります。
私の整体の師は中々改善されない腰痛の方に医療機関で診察するよう勧めた結果として、腎機能に問題がある事が分かったケースがあると言っていました。
施術家は自分の技術に自信を持っている人が多いので、どんな症状でも改善させたいと思いがちです。しかし、どんな技術でも限界はあります。
その辺を踏まえて謙虚な姿勢で接していかなければ傲慢な態度になってしまいます。
今や医療の世界でも「セカンドオピニオン」は常識となっています。
自分だけの世界に固執することなく、必要に応じて医療機関での診察も提案することも患者さんのためです。
施術家も広い視野を持つことが大切ですね。
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