つくば牡丹園に行ってきました。牡丹は短命なので一面満開で「おおっ!」っていうのとはちょっと違いますが、ゆっくりお花を見て回りたい方におすすめです。
TOKYO?
前から聞いたことはあり、うちから近いので行ってみたいと思っていたつくば牡丹園。
行く前に見ごろや営業日を確認したいと思ってネット検索したら、なぜか出てきた「PEONY GARDEN TOKYO」。
ディズニーや成田空港のある千葉は地続きだからギリギリOKな気もするけど、茨城と東京、つながってもないし。
それも気になり、行ってきました。
↑画像奥:うっすら筑波山。
アクセス
車がないとちょっと不便な場所にあります。
ただ、日曜日ということもありお客さんも多く、路線バスで来られている方も結構いらっしゃいました。
バスはJR常磐線牛久駅~つくばエクスプレスみどりの駅の間にあるバス停になるので、JRとTX、どちらの路線も利用可能です。
駐車場は無料、舗装はされていないです。私は日曜日の11:30ごろ行きましたが、駐車場は割と余裕ありました。
入園
入園料が1200円。すり抜けてる人はいないでしょうけど、ゲートは緩めです。
駐車場の脇にも芍薬の畑があり、そこは無料ゾーン。もし写真だけ撮りたいとか、どこかの帰り道で一瞬立ち寄るだけとかであれば、そこでお花畑に癒されるのもありかも。
↑駐車場脇の芍薬畑。
開園期間
通年営業ではなくて、ボタンが見ごろを迎える4月と5月にしか一般公開されていないため、注意が必要です。
2024年は、4/6~5/19。
また、開園期間中でも、雨予報のため今日は臨時休園、とかあります。(2024年の場合は4/24)
SNSやホームページに案内が出るのでぜひ確認してからお出かけください。
ホームページのいちばん上のところに、現在何株開花中とか、日差しが強くない時間帯が良いとかお知らせがありますので合わせてチェックされることをおすすめします。
牡丹と芍薬とPEONY
牡丹園ですが、芍薬も多いです。
牡丹は樹木、芍薬は球根で花が咲く草。だけど英語はどっちもPEONY!
木と草が同じ名前ってアリ?とものすごく不思議。。。 開いたらよく似てるけど、つぼみの形が違うみたいです。
また、牡丹の方がより香りが強いものが多いようですね。
スタンプラリー
パンフレットにスタンプ押して回ることができ、すべて集めるとプレゼントがもらえます。園内で撮影された牡丹のポストカード。すてきな企画ですね。
ものすごく広いということもなく、散歩がてら回れる距離ですので行かれたらぜひ忘れずスタンプ押してください。
森林浴
入り口からしばらくは花園ですが、奥に進むと森林が。池があり、鯉が泳いでいます。カワセミも来るそうですよ。
5/11と5/12にはここで花筏イベントがあります。SNSでよく紹介されていると思うので気になる方は昨年までの様子等チェックしてから出かけられると良いかと。
芍薬葉茶
芍薬の葉は古くから薬としても用いられてきたそうです。名前にも薬って付いてますしね。
園内でも飲むことができるようです。
食事
なんか私が見たのはけんちんそばとかの軽食どころだったんだけど、Google見たらもっとおしゃれなカフェ飯みたいな写真があったので他にもお店があったのかな。入園ゲートにはサザコーヒーののぼりも出てたけどどこだったんだろう。
ギャラリーの横に焼き芋ラテっていうのもありましたね。
あとは、キッチンカーが2台入ってました。お団子屋さんとベルファームのジューススタンド。
ベルファームさんで定番の青汁とかじゃない、ブラッドオレンジシャーベットを注文(^_^;
シャーベットは、いわゆるシャーベットではなく。果汁を冷凍して食べられる固さに戻しました、ってものなので、シャリシャリ氷っぽいところと、ねっとりしたところがあります。上品さはないんだけど、本当に、果物「のみ」にこだわってることが分かります。無加水・無加糖なので苦みもあり、私は好きですが、好みは分かれるかもしれません。
赤い橋の近く、木陰のベンチまで移動して食べました。木陰だから座るところが満席、みたいなこともなく、人が多すぎず過ごしやすい空間です。
そういえば、特にルールはないのか、持ち込みのアルコールを楽しんでる方もいらっしゃいました。私は確認してないので気になる方は施設にご確認のうえお楽しみください。
短命
一面花畑、というのとは違って、ここは植物園的な面が強いので、一輪一輪のお花を愛することができる方向けです。
牡丹の花って3日くらいしか咲かないそうです。なので、みんな一斉に開花してる瞬間、っていうのがなく、種類ごろにだいたい同じときに開花し、少し日程がずれて今度は違う品種が咲く、という感じ。また、花の時期がとても短いので同じ木、同じ株でも満開というのがなくて、今日咲いてる花とまだ蕾の花が混じっているといった具合です。
「今日の花」っていう看板が白い花のところにありましたが、園内全体でいうと黄色い牡丹がちょうど見ごろという感じでした。
まとめ
短い開花、開園の時期のために愛情込めて手入れされてきた庭園なんだろうなという愛情を感じることのできる空間でした。
TOKYOは特に感じられず、インバウンドの恩恵もなさそうな感じでした。森林ゾーンは和なので、工夫すれば人は来るんじゃないかとも、やり方によってはオフシーズンにもお金をとれるんじゃないかとか、いろいろ思うところはありましたが。
一方で、混みすぎず楽しめるのでしばらくこのままであってほしいという思いも。