絶対内定2014。選ばせるべき「実力」とは、人間性のことだ。能力も必要だが、まずは人間性だ。 | 就職活動対策|面接/エントリーシート

絶対内定2014。選ばせるべき「実力」とは、人間性のことだ。能力も必要だが、まずは人間性だ。

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就職活動コラム

絶対内定2014。
選ばせるべき「実力」とは、人間性のことだ。能力も必要だが、まずは人間性だ。




 今日は「絶対内定2014。選ばせるべき「実力」とは、人間性のことだ。能力も必要だが、まずは人間性だ。」です。



 ここで改めて押さえておきたい。

 選ばせるべき「実力」とは、人間性のことだ。能力も必要だが、まずは人間性だ。どんなに能力が高くてもそれで一目置かれることはない。人間性の優れた人物にのみ、人は一目置くのである。ここが大学受験とは違うところである。

 就職も、仕事も、昇進も、
 人生そのものの充実も幸せも、
 優れた人間性があってのことであること、

 能力以上に人間性が不可欠であることを伝えておきたい。



 就活小冊子 p.38より

 チームで成果を出すという意味では、サッカーも会社経営も大きく変わらないと思うので、(中略) 元日本代表監督のイビチャ・オシムさんについ、経営やマネジメントのヒントを探してしまいます。

 オシムさんは、ジェフ時代も日本代表監督時代も、(中略) 当時はまだ若手だった選手を中心としたチームを作りました。その中でも巻選手(おそらくジェフ市原・千葉史上最もファンに愛された選手)に関しては、クラブでも日本代表でも、その起用方法に関して、議論されることが多くありました。

 巻選手のポジションはサッカーではフォワード。得点をとるのが仕事です。

 そんな巻選手ですが、クラブや日本代表時代になかなか得点という結果につながらない時期がありました。そして、クラブでも代表でも結果を出さない巻選手の起用に関して疑問の声があがっていました。そんな巻選手ですが、オシム監督は起用し続けます。

 なぜでしょうか?

 当時、はやりのドラッガーがマネジメントの本の中で言っていました。

 「マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、はじめから身につけていなければならない資質が、一つだけある。」


“才能ではない。真摯(しんし)さである。”


 ゴールを決めない巻がファンに愛され、使われる続ける理由を、オシム監督もこう言っていました。

 「巻はすごく成長した。キープができて空中戦も強い。技術的には、まだ問題があるがね。ただ技術は学べても、他に学べない部分はある。つまり彼はそういう部分はすでに備えているということです。」

 才能や技術だけじゃない学べない部分を持っている人を企業は欲しがります。技術や能力なんてあとから全然ついてくる。就活も能力以上に人間性が不可欠であることを忘れてはいけませんね。