絶対内定2014。手段が目的化し、本来目指すべき姿を見失ってしまうことがある。 | 就職活動対策|面接/エントリーシート

絶対内定2014。手段が目的化し、本来目指すべき姿を見失ってしまうことがある。

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就職活動コラム

絶対内定2014。
手段が目的化し、本来目指すべき姿を見失ってしまうことがある。




 今日は「絶対内定2014。手段が目的化し、本来目指すべき姿を見失ってしまうことがある。」です。


 きみは、内定しようとしていないか?

きみが目指すのは、数ヶ月後の内定ではない。
もっと先のきみの夢の実現と、今日から納得のいく生き方の実現だ。
誰もが「内定」という目先の安心に心を奪われがち。
今こそ、度胸が問われている。目先の安心に飛び込もうとするな。
そのままでは、玉砕は目に見えている。
相手に合わせることなく、会社に媚びることなく、自分の人生にこだわろう。



 数年前に大学発のベンチャー企業として話題になったある企業がありました。


その企業は創業からわずか数年で上場し、

上場初日の初値は公開価格のおよそ5倍、

その後も上昇し続け、一週間も経たないうちに株価は8倍まで膨れ上がります。


 しかし、その後は経営悪化に伴い、株価は下落を続け、上場から3年弱で最高値の60分の1以下まで下落をしてしまいました。この企業に関して、当時、様々な議論が交わされましたし、いまさら内部のことを知らない人間が意見することはフェアではありませんが、

 就活中にある企業経営者にこの話を例えに“内定”の意味を教えてもらいました。

 この企業が低迷した理由は諸説ありますが、その一つに


「“株式上場“を目標にしてしまった」


 ことが挙げられています。企業は株式市場に上場することにより、多額の資金を調達することや、知名度上昇により、優秀な人材を採用しやすくなるなどのメリットを得ることができます。

 しかし、上場はあくまでゴールではなく、企業がパブリックカンパニーになるための通過点(手段)に過ぎません。

 一方で、人間というものはいつしか手段が目的化してしまい、本来目指すべき姿を見失ってしまうこともあります。ダイエットや結婚などは、本来、その先の目的があったはずなのに、いつしかそれ自体が目的化してしまう典型と言われます。就活も、目指すべきは仕事を通じた自己実現であり、目の前の内定を目的化することなく取り組む必要があるのかもしれませんね。