2023/10/22

 

お早う御座います。

日曜日は法句経、

ダンマパの写経です。

全部で26章ありますので、

一章一章写経し、

と言ってもiPadにインプットし、

①写経 投稿一周目

②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。

投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、

次の章へ進みます。

を繰り返します。

どうかお付き合いください。

 

「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(:Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズムで伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、ーリ語で「真理: dhamma)の言葉(: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]。」Wikipedia

 

朗読 ブッダの真理の言葉 

第2章 「励み」 解釈編② 「積みあげた絵皿」

 

000000000

 

知恵乏しき愚かな人々は

放逸に耽る

しかし心ある人は

最上の宝を守る様に

努め励むのを守る

 

放逸に耽るな

愛欲と歓楽に親しむな

怠る事無く

思念を凝らす者は

大いなる楽しみを得る

 

000000000

 

「知恵乏しき愚かな人」とは正に僕だ。

放逸に耽り、

妻の居る家に帰らず

酷い時は複数の女性の部屋に通った。

夜を徹し飲み踊り、

時が経つのを忘れ、

愛欲に耽った。

自分と20歳近い年齢差の若者を部屋に囲いまた、

愛欲に耽った。

 

故なき自らの役職を疑わず、

部下を大声で怒鳴り、

その人の生活と家庭を考えず、

僅かなお金で彼等を解雇した。

それは、

他者より幸運な僕だけの特権であると考え、

それは、

他者より実力のある僕だけの特権であると考え、

それが、

当然の事であると疑わず、

放逸に耽り、

愛欲と歓楽に親しんだ。

 

だがその生活にも終わりが来た。

ある日を境に、

その国の7000万人の国民は、

皆敵意を剥き出しにし、

赤信号を待つ僕の車のフロントガラスに、

罵声を浴びせ掛けた。

僕は死んで姿を隠そうとしたが、

思い叶わなかった。

 

仕方なく逃げ帰った日本にも

既に居場所は無かった。

既にその国に無く、

既に自分の島は無く、

目に見えぬ軽蔑が、

僕を取り囲み、

言葉にならぬ非難が、

音もなく往来に渦巻き、

それが何かを、

誰も教えてくれなかった。

 

名も知らぬ高速バスの運転手は、

その怒りをクシャミにし、

初詣で会った野球少年⚾️は破魔矢を持ったまま、

無言で我が股間を見つめ溜息を尽いた。

仲の良かった従姉妹は、

一刻も早く僕の電話を切りたがった。

怒ってくれる人さえなかった。

叱ってくれる人さえなかった。

 

僕はまだ暗い早朝、

人が見ていない時間を見計らい、

町を散歩した。

その漆黒こそ、

唯一の安らぎの時だった。

 

それでも僕はまだ、

母の家で隙を見つけては、

自慰行為に耽り、

妹に寿司屋に連れて行って貰えば、

人よりも多く絵皿を積みあげた。

 

そうして終に一昨年僕は、

母の家で脳出血に倒れ、

右半身が動かなくなり、

障害者一級となり、

こうして病院のベッドの上にいる。

これを「放逸の結果」と呼ばず、

何を「放逸の結果」と呼ぼう。

 

そんなベッドでの生活をある日、

喜びに変える刹那があった。

前頭葉に常に日が射し、

その額の絶壁に常に涼やかな風が吹いている。

そしてその日から今日まで、

それは続いている。

多分誰にもこの思いは

分かってもらえないだろう。

でもそれは真実だ。

 

000000000

 

賢者が清栄修行によって

怠惰を退ける時には

知恵の高園に登り

自らは憂いなくして

他の憂いある愚かな人共を見下ろす

山上に居る人が

地上の人々を見下ろす様に

 

怠り怠けている人々の中で、

一人努め励み

眠っている人々の中で

一人良く目覚めている思慮ある人は

早く走る馬が

足の鈍い馬を

抜いて駆ける様な者である

 

000000000

 

僕は今、この文章に悩んでいる。

第2章の解釈編は次回に続く

 

合掌

 

○境涯

「① 人がこの世に生きていく上で置かれている立場地位など。境遇身の上

咄本・鹿の巻筆(1686)四「わが身のきゃうがいは、なにとして送るべきや。もとでがなければ、いまさら商ひもなるまじ」

死霊三章(1946‐48)〈埴谷雄高〉「ふむ、俺とまったく同じ境涯だな」

心境境地

※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「翻然洒脱の境涯に入って見たい」

 

○法(のり)

 

○克己

「〘名〙 おのれに克(か)つこと。自分欲望邪念にうちかつこと。

明六雑誌‐一六号(1874)人間公共の説〈杉亨二〉「恩あれば之に報し克己して人の人と相ひ親むは其性情なり」 〔論語顔淵〕」コトバンク

 

○放逸

「[名・形動]

1 勝手気ままに振る舞うこと。生活態度節度がないこと。また、そのさま。「―な生活をする」

2 手荒く乱暴なこと。また、そのさま。

「さらば―に当たれとて、糾問せられ」〈義経記・六〉」コトバンク

 

○清栄修行

 

○マガバ インドラ神

「インドラ(: इन्द्र、Indra)は、バラモン教ヒンドゥー教名称である。省略しない名称は「サンスクリット語: śakro devānām indraḥ[注釈 1]、パーリ語: sakko devānaṃ indo[注釈 2]」で「神々の帝王であるシャクラ」を意味する[注釈 3]。「シャクラ(: śakra)」や「サッカ(: sakka)」とも呼ばれる。

デーヴァ神族に属する雷霆神、天候神、軍神、英雄神である。ディヤウスプリティヴィーの息子。 特に『リグ・ヴェーダ』においては、最も中心的な神であり、ヴァルナヴァーユミトラなどとともにアーディティヤ神群の一柱とされる。また、『ラーマーヤナ』には天空の神として登場する。

漢訳では、因陀羅・釋提桓因・帝釈天・天帝釈・天主帝釈・天帝天皇などと書かれ、特に仏教における帝釈天の名で知られている[1]。」Wikipedia

 

○ニルバーナ

「ニルヴァーナ(Nirvana)とは、インド哲学に由来する言葉である。

インド発祥の宗教においては、

00000000000000000000

000000000000