2023/10/15

 

お早う御座います。

日曜日は法句経、

ダンマパの写経です。

全部で26章ありますので、

一章一章写経し、

と言ってもiPadにインプットし、

①写経 投稿一周目

②自分の極私的現実に照らし合わせ懺悔する。

投稿ニ周目以降は理解納得するまで考え、

次の章へ進みます。

を繰り返します。

どうかお付き合いください。

 

「法句経(ほっくぎょう)、ダンマパ(:Dhammapada)は、仏典の一つで、仏教の教えを短い詩節の形(アフォリズムで伝えた、韻文のみからなる経典である。「ダンマパダ」とは、ーリ語で「真理: dhamma)の言葉(: pada)」という意味であり、伝統的漢訳である「法句」とも意味的に符合する[1]。」Wikipedia

 

朗読 ブッダの真理の言葉 

第2章 「励み」 解釈編 「」

 

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努め励むのは死ぬ事の無い境地である

怠り怠けるのは死の境涯である

努め励む人々は死ぬ事が無い

怠り怠ける人々は死者の如くである

 

この事をはっきりと知って

努め励みを良く知る人々は

努め励みを喜び

聖者達の境地を楽しむ

 

道に思いを凝らし

耐えしのぶ事強く

常に長けく奮励する

思慮ある人々は

安らぎに達する

これは無上の幸せである

 

心は奮い立ち

思い慎ましく

行いは清く

気をつけて行動し

自ら制し

法(のり)に従って生き

努め励む人は

名声が高まる

 

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僕は子供の頃から父親のDVが激しかったが、

父の思いは、僕に勉強をしてもらいたかった。

その為なら、生活に関わる苦労はさせるつもりは無かった。

記憶している限り家事の手伝いをした事は無い。

「立派なお父さんじゃあないか?」

と人は言う。

まるで、それを分からない僕が親不孝であるかのように。

言うのは簡単だ。

人の境涯を何故他人が分かるだろう。

何が立派で、

何が親孝行なのだろう?

僕から見れば隣人は皆楽しそうだった。

隣人が彼の父親と軽口を叩きあっているのを見て、

ぼくは何度嫉ましく、

その家の子供になりたいと思ったか知れない。

 

でも父の僕に対する勉強の為の投資は、

今思えば過剰なほどで、

それだけを見れば、

「息子を愛する立派なお父さんじゃあないか?」

だった。

 

小学校受験、

自由自在、

応用自在、

集英社 「日本の歴史」全巻購入、

ヤマハ音楽教室、

ピアノの購入、

絵画教室、

駿台予備校、

私立大学、

それらの投資は、

確かに感謝すべきものだった。

 

しかしそれを蔑ろにし、

最終的に父にアリキックを浴びせた僕は、

唾棄すべき息子だ。

 

父を罵り彼が苦労して購入した家の壁に、

UWFのキックで穴を開けた僕は、

軽蔑すべき息子だ。

その穴は今も残っている。

 

子供の頃、

確かに僕は死の境涯にあった。

勉強をしている振りをして、

父親の不在時を狙い、

父親が隠し持つ成年向け雑誌を貪り読み、

手淫に耽った。

 

何も苦労する事の無い僕の幼少期に欠けていた者は何であろう。

何も苦労する事の無い僕の少年期に欠けていた者は何であろう。

何も苦労する事の無い僕の青年期に欠けていた者は何であろう。

 

それは、「生きる目標」だった。

 

父親の説教は長かった。

僕の模擬試験の成績が惨憺たる結果だと、

彼はハイライトを何本も吸いながら何時間も僕を叱った。

その時必ず引合いに出るのがナポレオンだった。

ナポレオンが偉人だと言うのは知っていたが、

何が偉いのかを息子は知らなかった。

父親はナポレオンが何故偉人なのか教えてくれ無かった。

 

ナポレオンは貧しい少年時代、

夜遅くまで勉強をしたと言う。

ライバルの部屋の灯りが消えるのを見ながら、

更に勉強を続けたと言う。

高校の社会で日本史を選択した僕の、

ナポレオンに関する知識はそこで止まっている。

 

ナポレオンがしたことで有名な話は?

「ナポレオンにまつわる話として最も有名なのは、1日3時間しか眠らなかったということである。 確かに睡眠時間は短かったようであるが、昼寝でその不足を補っていたとの説もある。 次は、「余の辞書に不可能の文字はない」である。

https://www.zeikei-news.co.jp › kob...

ナポレオン - 税経」

 

脱線するが、

今の僕の理解では、

睡眠は削れば削るほど良いことは無い。

レム睡眠君の時間を奪い、

レム睡眠君に仕事をさせない。

これは真理だと思う。

 

 

思うに、

父は大事な人生の目標を言わなかった。

父は大事な人生の目標を教えてくれなかった。

彼自身目標が漠然としていたのかも知れない。

 

宮大工の彼の父親の、

父に対するDVも酷かった様で、

そんな話を祖母や母に教えてもらった事がある。

ところがあの戦争で祖父は、

ブーゲンビル島で戦死してしまい、

それからは母子家庭であった。

祖父が居ない中で

父もまた僕に目標を示せず、

漠然と、

「東大に行け」

ぐらいの目標しか示さなかった。

父が僕の境涯を僕に示す事は無かった。

 

今こうして仏様の言葉を読み、

気づいたことがある。

この言葉だ。

 

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思慮ある人は

奮い立ち

努め励み

自制

克己によって

激流も押し流す事の出来ない

島を作れ

 

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ああ父よ!

こんなところに貴方は僕の生きる目標を示してあった。

僕の名前は、

貴方が僕に与えた名前は、

「吉克」

と言うのだ。

これは己れに勝てと言う意味だと、

父は言った。

 

父は息子に示していたのだ。

息子が理解しないだけであったのだ。

それを仏様が教えてくれた。

涙が溢れた。

 

合掌

 

 

ワード/自信がない /調べた言葉

 

○境涯

「① 人がこの世に生きていく上で置かれている立場地位など。境遇身の上

咄本・鹿の巻筆(1686)四「わが身のきゃうがいは、なにとして送るべきや。もとでがなければ、いまさら商ひもなるまじ」

死霊三章(1946‐48)〈埴谷雄高〉「ふむ、俺とまったく同じ境涯だな」

心境境地

※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「翻然洒脱の境涯に入って見たい」

 

○法(のり)

 

○克己

「〘名〙 おのれに克(か)つこと。自分欲望邪念にうちかつこと。

明六雑誌‐一六号(1874)人間公共の説〈杉亨二〉「恩あれば之に報し克己して人の人と相ひ親むは其性情なり」 〔論語顔淵〕」コトバンク

 

○放逸

「[名・形動]

1 勝手気ままに振る舞うこと。生活態度節度がないこと。また、そのさま。「―な生活をする」

2 手荒く乱暴なこと。また、そのさま。

「さらば―に当たれとて、糾問せられ」〈義経記・六〉」コトバンク

 

○清栄修行

 

○マガバ インドラ神

「インドラ(: इन्द्र、Indra)は、バラモン教ヒンドゥー教名称である。省略しない名称は「サンスクリット語: śakro devānām indraḥ[注釈 1]、パーリ語: sakko devānaṃ indo[注釈 2]」で「神々の帝王であるシャクラ」を意味する[注釈 3]。「シャクラ(: śakra)」や「サッカ(: sakka)」とも呼ばれる。

デーヴァ神族に属する雷霆神、天候神、軍神、英雄神である。ディヤウスプリティヴィーの息子。 特に『リグ・ヴェーダ』においては、最も中心的な神であり、ヴァルナヴァーユミトラなどとともにアーディティヤ神群の一柱とされる。また、『ラーマーヤナ』には天空の神として登場する。

漢訳では、因陀羅・釋提桓因・帝釈天・天帝釈・天主帝釈・天帝天皇などと書かれ、特に仏教における帝釈天の名で知られている[1]。」Wikipedia

 

○ニルバーナ

「ニルヴァーナ(Nirvana)とは、インド哲学に由来する言葉である。

インド発祥の宗教においては、

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