2023/07/16
これは限りなくノンフィクションなフィクションです。
0番目のキッカケ②
日曜日は、懺悔の日。
そして反省の日である。
前回の投稿で、
僕の0は分かって頂けたでしょうか?
「ふむふむ、貴方の言いたい事は
分かりました。でも結局のところ、
貴方の怒りの中枢にある怒りが、
何であるのか分かりません。」
貴方とありますが訂正させて下さい。
「ふむふむ、貴方の言いたい事は
分かりました。でも結局のところ、
貴方を怒っている国の人々の怒りの、
中枢にある怒りが、
何であるのか分かりません。」
だと思います。
「貴方は彼らをどうやってここまで、
怒らせる事が出来たのですか?」
だと思います。
もし、
「0番目のキッカケ①」で説明したホテルでの、
僕の乱行だとしたら、
7000万の国民をここまで、
怒らせる事が出来たでしょうか?
僕の心の中には確かに、
この国のブルジョワに対する、
反発心が育っていました。
それは前回説明して居る筈です。
でも、
このホテルの何かを壊したりするには、
僕はあまりにひ弱で、
7000万の国民のプライドを傷つけるには、
僕はあまりに言語力が貧しく、
7000万の国民の誰かを傷つけたり殺したりするには、
僕はあまりに臆病者でした。
ですから、
明言します。
決して誰の物もプライドも命も壊していません!
その上で、
この日のことが、
キッカケの0だとしたら、
それがみんなに伝えられる時、
何者かに捏造されていただろうということです。
そして、
その捏造された事実は、
7000万の国民を怒らせ、
日本の政府に伝えられて、
日本の政府が対応を求められた、
と言う事でしょう。
何しろ、
本当の事実を知っているのは、
僕と、
あのホテルの従業員と、
僕の最初の家内です。
僕の最初の家内と言っても、
この時はまだ結婚もしておらず、
お金でどうとでもなる重要参考人だったでしょう?
であれば、簡単です。
世界一の富豪王室でなくてもこの事件を、
国民を侮辱した事件に切り替える事は簡単です。
でも、
何故僕なのでしょう?
外国人で、
学生で、
何の厄介なコネも持たない、
僕が…?
いや
僕だからこそ、
あの役目にピッタリだったのです。
いい人などいりません。
エピキュリアンの僕が合格なのです。
年齢的に、どうとでもなる学生なのも、
好都合でした。
似たのがもう1人居ましたが、
こっちの親父は商社マンで、
息子に車を買ってやる程、
熱愛している一人っ子であり、
不合格でした。
キッカケをもう少し、
愛国心と言う火に油を注ぐ様モディファイし、
自国の国民を怒らせ、
日本の政治家と、
自動車会社を恐縮させれば、
充分だったのです。
小さな努力で、
最大の効果を上げる。
それに長けた王様でした。
次回はその点について…