ヌアンジャンさん
今この投稿の1番上に投稿した写真は、
ヌアンジャンと言うお寺である。
3番目の子供、雲雀が生まれた時に、
よく行ったお寺で、
本尊の仏様が立派だった。
街の中にあったので、
よく拝みに行った。
年末には、年越しのお参りにも行った。
中に喫茶店があり、藻と雲雀と3人で、
ボケッとするのが好きだった。
このお寺の名前を聞くと思い出す人がいた。
MS.ヌアンジャンだった。
背の小さな小さな、前の会社の女中さんだ。
この国の人は、食事を3食どころか、
何食もする人が多かった。
朝と昼、昼と夜の間、或いは真夜中。
一度の食事量は少なめなのだが、
回数が多かった。
鯵、鶏肉、小さな蟹、海老、
パパイヤのサラダなど、
割に匂いの出るものが多かった。
特に田舎出身の人に多かった。
それを食べている時の、
彼らは至極幸せそうだった。
日本の会社だから、
当然日本の就業時間に近く合わせていて、
そんな食事の時間は公には、
認められていなかった。
おまけに工場は忙しかった。
僕は責任者と言う立場になり、
心が亡くなっていた。>忙しかった。
特に女中である彼女の、
時間外摂食は目立ち、
僕は、日に日に、
ヌアンジャンさん攻撃の手を強めた。
手は出さなかったが、
どう考えてもやりすぎだった。
すみませんでした。
年上の彼女の旦那が堪り兼ね、
怒って会社に怒鳴り込んで来た。
そして、会社を辞めて行った。
御免なさい。
コートーカップ
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