昨日の夢
春の朝、
昨日の夜は本当に良く眠れた。
10時間、夢一つ見ず、睡眠を謳歌した。
そして今日、今、午前3時、
最悪の睡眠から目を覚ました。
睡眠が最悪なのか、
夢が最悪なのかわからない。
でも、前にいたスイスの会社の夢で、
明らかに不愉快な気分で起きた事を考えると、
この不愉快な気分はこの夢のせいに他ならない。
では、一体どの様な不愉快な夢だったのか反芻して見ると、
これと言って不愉快な事は無い。
ただ僕はあの会社に未だ出入りしていて、
立場が不明だが、多分営業なのだろう。
そんな会議に出ている。
会社の中をふらふらしていると、
全く知り合いに会う事は無く、
ただ、僕なんかより年齢の若い、
頭の良さそうな男女が、
僕の同僚らしい。
自分が見えないので、
年齢差に実感が伴わない。
何一つ、嫌な事は起きない。
あ、そうだ。
1人知り合いに会った。
同じ営業で辞めた女性Uさんだ。
この人は、いい人だった。
ここの人達は特に女性は、
能力も高く、優秀だったのだろう。
何人かと一緒にシンガポールにも行った。
僕の前では能ある鷹を隠していたのだろう。
ただすれ違い、挨拶しただけだった。
会社は、恐ろしく大きくなり立派になっていた。
会社は、どこかの銀行かホテル見たいなロビーがあった。
でも、だから何が起きた訳でも無く、
起きた時の不快感、
或いは起きる前の不快感、
そこから出られた時の安堵は、
格別だった。
現在、午前3時、
再び眠る事は出来そうにない。