【レビュー①】VILTROX AF 28mm F4.5が色々凄い‼️というお話【作例あり】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

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おはようございます😄


昨日、VILTROX AF 28mm F4.5が届いたので、

急いでブログに報告として書かせてもらいました😁


で、そのままカバンに入れて仕事に行って、

帰りに駅まで向かう途中に、いつもの渋谷エリアで

さっそく夜スナップを撮ってみましたよ😁


F4.5と暗いのに、いきなり夜スナップ⁉️(笑)

ハードル高くない?仕方ない、帰るのが夜なので👍



結論から言えば、

このレンズの持つ"特性"さえ掴めば全く問題ない‼️



まぁ〜とりあえずレビューしていくから、

まずは一枚作例を見てくださいよ😁


◾️Nikon Zf

◾️VILTROX AF 28mm F4.5

(※スマホ版 LightroomでJpegを簡易現像済み)

凄くないかコレ⁉️

Amazonで1万円台よ??(笑)


これには冗談抜きで驚いた。

現像(レタッチ)耐性もしっかりありますね🤔



気付いた点1つ目。


暗所に強いNikon Zfでも、暗過ぎるとこのレンズは

AF合焦させるのにやや苦労することがあります😅


と言うのも、このレンズの特性として、

「コントラストがやや大人しい」と言うか、

「色のつき方がやや淡い感じがする」ので、

そのせいで暗過ぎるとAFがやや弱いのかも?🤔


そもそもNikon ZfのAFって、像面位相差AFと

コントラストAFのハイブリッドAFなんですよね。


これ、どういうことかと言うと、

基本的には像面位相差AFでピントを合わせるけど

合焦しない場合には、コントラストAFに切り替わり

ピントの追い込みをしてくれます。


※最初から暗い場合は初動からコントラストAFで

合わせに行く場合もあるそうです。


なので、今回の様な「夜」という場面でも、

ある程度の明るさがあれば初動は像面位相差AF、

あ〜無理だ〜ってなったらコントラストAFで

合わせてくれるけど、基本的に(夜だから)暗いので、

初動からコントラストAFで合わせに行くけど、

レンズのコントラストがそこまで高くないから

AFが合いにくい、そういう感じなんだろうなと

推測出来ます。


なので、そんな時に試してみたのが、

フォーカスポイントをメリハリのある部分や、

色数の多いポイントに移動させると

確かにちゃんと普通に合うんですよね。


だから、ちゃんとコントラストの高いポイントで

AFを合わせてあげることを意識さえすれば、

このスナップの様に全く問題なく合焦しますよ😁


夜はAFが迷う時の「ウォブリング」が顕著だけど

頑張って合わせに行ってくれてるなって感じました😊


「フォーカスブリージング」もかなりある印象。

でもいいんです、スナップ撮影だから関係ない♪




あと、何気に凄いのが、上の作例って

実は、シャッタスピード1/10秒の手持ちです(笑)


そう、ちゃんと効くんですよ〜

Nikon Zfの武器でもある強力な手ぶれ補正も👍


AFの挙動はそこまで速いわけじゃないけど、

スナップ撮る分には十分です♪


F値が4.5固定なので、夜はシャッタースピードが

どうしても低くなるのは仕方ないから、

ISOは最初から高感度側のベースISOと言われる

ISO800まで上げておいて、シャッタースピードを

少しでも稼ぐという方法をとりました。



気付いた点2つ目。


この作例を見て下さい👇

線が細めだから、F4.5でも解像感がある。


そう、一枚目の作例でも感じたんだけど、

このレンズ「線が細め」なんですよ。(いい意味ね)


繊細な描写、と言い切るにはアレだけど、

必要にして十分な解像感は持ってるから、

今回は夜のスナップ撮影しかしてないけど、

上記でも触れたように、コントラストが大人しく

色味が少し薄めという点を踏まえると、

日中に少し淡いエモい感じのスナップを撮るには

うってつけのレンズかも💡


例えば現像で更にコントラストやテクスチャー、

明瞭度などを下げて、やや露出オーバー気味で

フワッとさせた雰囲気にして、カラーを少しだけ

シアン寄りで彩度も少し落とせば淡いエモな

スナップ作品に出来ると思いますよ😊



ただ、最短撮影距離34cm最大撮影倍率0.1倍

接写や大きく写すのは得意ではないレンズだから、

それだけは惜しいと思ったけど、そもそもが

1万円台のレンズに贅沢言うなよって感じ(笑)



気付いた点3つ目。


横構図で下から見上げてみました👇

光芒が出てる⁉️


そう、このレンズは八角形の固定絞りなせいなのか、

光芒・光条が出るんですよ😁


オレンジ色の高速道路のライトが1つ輝いてるけど

しっかり光芒が出てるんですよね🤔


もうなんて言うか、色々凄いねこのレンズ🤔


普通に買って良かったと思ったわ。(笑)




気付いた点4つ目。


もう一枚、これはお遊びなんだけど、

横構図でスローシャッターもトライ👇

※F値固定だから、長秒露光は出来ない(笑)


当たり前なんだけど、F値4.5だとISO100に下げても、

この作例の明るさだと1.3秒が限界でした(笑)

(でもコレも手持ちだから凄いよね👍)


長く伸びるレーザービームを撮りたい場合、

長さに応じてシャッタースピードを下げるけど、

下げた分だけF値も絞らないと露出オーバーで

白飛びしまくる写真になっちゃいます😅


なので、このレンズは長いレーザービームを

作り出すのは苦手です👍


※フォーカスはAFしかないから、

MFで置きピンして撮りたくても無理っす😅



と、まぁ作例と合わせて、

ファーストインプレッションを書いてみました😊




このレンズは控えめに言って、

ちゃんと使える面白いレンズだなと思いました。


だって、この薄さよ?

めっちゃカッコいい(笑)


薄過ぎるし、軽過ぎるし(Nikon用は80g)

今までの構え方(レンズを左手で支えて右手を添える)

じゃなくて、右手のみでコンデジを持つ様な感覚で

撮れるのが新鮮で軽快です♪


あと、カバンに入れても薄過ぎて嵩張らない‼️

これは地味に超有り難かった(笑)



地味に有り難い2つ目として、

レンズカバーが内蔵シャッター式でマジ便利👍


これが👇


こう👇

可愛い(笑)


内蔵だからレンズキャップを無くす心配も無い👍



VILTROXはホントにレベル上げたよね。


値段の安さもも相まって、一見ふざけてるように

見えるんだけど、想像以上に本気でビックリしたし、


28mmと言えば、Z28mm f/2.8があるけど、

なかなかどうしてキャラクターが全く違うから、

両方持っててもいいと思えるくらいのインパクトは

あると思いました。


近々同じ設定で、撮り比べしてみたいね😁



と、言うわけで、

VILTROX AF 28mm F4.5が色々凄い‼️

(ファーストインプレッション編)

というお話でした♪


またね👋



17,100円でビックリ出来るから楽しいよ♪👇(笑)