【スナップ撮影】放射線構図で撮ってみよう!というお話。【作例あり】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

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最近はカメラ関連や日々の出来事など、好き勝手に書き残してます。
使用カメラ Nikon Z9、Z5Ⅱ、Zf
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こんばんは😄


春の週末、いかがお過ごしですか?

僕はリハビリで朝から病院でした(笑)


実は去年の秋頃に左の股関節を痛めちゃって、

それ以来ずっと地味に痛くて専門医で診てもらったら

詳細は書けないけどやっぱ良くない炎症が続いてて、

「これ放置してたら悪化するからアカンよ」と言われ

何とかしたくてリハビリに通い始めました。😅


医学療法士の方って凄いね、筋肉や骨格を触診で

確認しただけで、治らない原因の特定や、対策も

的確に教えてくれたんですよね🤔

「そうそんな感じです!何で分かるんですか?」

「この部分がこうでしょ?本来はこうなんですよ」

「わ!ホントだ!すげー!」

みたいないやり取りしてました(笑)


足腰って身体を支える大事な場所だから、

撮影するにもフットワーク軽くないとね♪



さてさて、


今日は「構図」のお話です。😄


写真を撮る時って何かしらの「構図」を意識すると

いわゆる「まとまりのある写真になる」てな風に

言われてますよね。


分かりやすいところだと、

・日の丸構図

・額縁構図、トンネル構図

・三分割構図、二分割構図

・対角線構図

・C字構図、S字構図

・放射線構図


などなど…挙げたらキリがないくらいあります(笑)


で、その中で今日は『放射線構図』

取り上げてみようと思います😄


まず、作例から見てください♪






見ての通りって感じですが、

「画面のある1点に向かって行く感じ」

より強調させたような写真ですよね?


ただ、構図って実際には1つだけではなく、

複数の構図が組み合わさって写真を構成します


例えば、1枚目のこの作例で言うと、

赤: 放射線構図

青: 二分割構図(上下)

こんな感じで2つの構図で構成されているのが

分かると思います。


他にも、

赤: 放射線構図

青: 三分割構図

てな感じで、写真によってはもっと多くの構図で

構成されていたりします。

これらの作例も人によって「◯◯構図も入ってる〜」

なんて言うかもしれませんが、あくまで大事なのは

「撮る側の意図」なので、例として挙げてみました。


ちなみにこれらの作例はカメラはNikon Zfで、

レンズはZ35mm f/1.4で撮ってます📸

Z35mm f/1.4は僕の大好きなレンズです😊


『35mm』って、スナップ写真に適した焦点距離と

言われている所以も「色んな構図を適度に使い易い」

という理由かもしれないですね🤔


広過ぎず、狭過ぎず。


引いて撮ればそこそこ広く、寄って撮れば

背景整理もし易くなる、それが35mmの特徴かも。


僕は大好きな焦点距離なので、基本的にZfには

最近はいつもZ35mm f/1.4をつけっぱなしで、

他のレンズを鞄に忍ばせてる感じですかね🤔


このZ35mm f/1.4は最短撮影距離も短いので、

テーブルフォトもこなせてF1.4だから明るくて

ボケ量も多いので、下のような暗めの店内での

テーブルフォトもイケます👍


◾️Nikon Zf

◾️Z35mm f/1.4

ちなみに、この作例はC字構図を左右逆転させて

お皿(料理)の左側(左下)をわざと見切れるように

撮ってます😁


この場合、店内の雰囲気は二の次にして、

料理だけをクローズアップするなら、撮る際に

料理をもっと大きくなるようにクロップして、

画面からはみ出させて撮ってもいいですね♪


※後からトリミング前提で、少し広めに撮るのも

方法としてはアリです👍




話を戻して、放射線構図の話。


放射線構図は、背景が抜けている場所だと、

迫力のある写真が撮れるのと、とにかく撮る側も

分かりやすいから、日の丸構図と同じくらい

撮り易いと思います。

まずは「中心点をどこに置くか」を意識して

撮ってみて下さいね♪


と、言うわけで、今回は

「放射線構図で撮ってみよう♪」というお話でした‼️


またね👋