【作例紹介】夜のスナップ撮影のススメ。【スナップ写真】 | 相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

相良しゅーじの 『フォトグラファー日和』

東京拠点のフォトグラファー / カメラマン 相良しゅーじのOfficial Blogです。
最近はカメラ関連や日々の出来事など、好き勝手に書き残してます。
使用カメラ Nikon Z9、Z5Ⅱ、Zf
X(旧Twitter) ID: @shujisagara

こんにちは😄


スナップシューターの僕が、ライフワークとして

仕事帰りに渋谷で撮ってるスナップ写真。


まずは今週の作例をざ〜っと見て頂きましょう😊


とりあえず今週は、こんな感じで撮ってますよ♪


◾️Nikon Zf

◾️Z35mm f/1.4












いかがでしょうか?😁


いわゆる「夜スナップ」ってヤツですね。


今回使用しているカメラとレンズはコチラ👇



たまたま勤め先が渋谷ということで、

スナップ撮影の場所として被写体が豊富な渋谷は

僕にとっては非常にありがたい場所ですね😁


ただ、最近残業が多くて急いで帰ることもあって、

撮ると言っても実際は帰りながらだから、

カメラ構えるのは一日5分程度ですかね?🤔


「今日は何処を撮ろう?」って歩きながら考えて、

撮る時だけ足を止めてサッと撮って帰る。

それを日々繰り返す感じです😅


立ち止まってる余裕がない時は諦めることもある。

だから、撮れる時にだけスナップを撮ってます。


スナップ写真って、夜景が好きで撮ってる方以外は

基本的に撮影するなら日中が多いかな?


もしかしたら

「夜はストロボも無い状態でスナップ撮影は苦手」

「ストロボなんて市街地で使えない」

「暗いとAF合わないから無理」

「夜のスナップ撮影は面白くない」

などなど、初心者さんの中には夜の撮影自体に

苦手意識や興味の無い方もいると思います。


とりあえず、僕が思ってることを

箇条書きにしてみました。


①ストロボは特に必要ない(むしろ使わない)

②暗い中から明るい部分を見つける

③カメラの特性を理解する

④夜撮影に合ったカメラ設定を知る

⑤現像スキルを身に付ける

⑥沢山撮って経験値を上げる


うん、本当に必要無いです(笑)

シャッタースピード下げて、ISO感度上げれば

とりあえず撮ることは出来ます👍

もちろん、あれば撮影の幅や選択肢が広がるけど、

僕の場合、スナップ撮影においては特に必要なし。


これはそもそものところ、全部が暗いと 

何撮ってるんだか分からなくなるから(笑)

あとピント合わせが大変ですよね、見えないから😅


これはとても大切なことで、スマホと違って、

一眼レフやミラーレス一眼は、カメラ任せで撮ると

思った写真が撮れないことが多いです。

中には高感度耐性の高いカメラもあるけど、

そのカメラが得意としているシチュエーションが

あるから、まずはそれを理解しておいて、その上で

「使いこなせるようになる」と夜も怖くない👍


は、カメラに関係なく、夜撮影においての

3値(シャッタースピード、F値、ISO)の設定を

いくつかパターン化しておいて、そこから実際に

撮るシチュエーションによってその場に合わせる。


僕の場合は、Nikon Zfにはカメラボディ内に

精度の高い「手ぶれ補正」が付いているから、

シャッタースピードをかなり下げても何とか

撮ることは可能です。

実際に、上の作例にあるレーザービームの2枚は、

シャッタースピード2〜3秒くらいを「手持ち」

撮っています。さすがに腕を完全固定しないと

ブレちゃうけど、まぁ撮れないこともない。


普通にスナップ撮るなら、通行人をいい感じで

ブレさせる時は13/1秒まで下げると丁度いい感じの 

ブレ方してくれるから、エモな写真が撮れます👍


ちなみに『手ぶれ補正の無いカメラ』であれば、

「レンズの焦点距離分の1」までなら

シャッタースピード下げられると言われています。

(下げてもブレにくいと言われています)


F値は、基本的に開放にして、ISO感度はオートでも

いいし、手動で撮る前に1枚1枚設定を変えても

楽しいですよ😁面倒だけど慣れれば平気👍


慣れてくると、構える前にダイヤル回しながら

設定をある程度イメージしてる辺りまで寄せて

ファインダー覗いて微調整しながら撮ったりも

出来るようになります。


とにかく、慣れれば撮る前に「これくらいなら

シャッタースピード◯でF値◯でISO◯ぐらいで

イケるかな〜」とある程度の予測が出来るように

なるので、とにかく慣れること👍

これはにも通じることですね。


現像スキルって、何だかんだ必要で、

僕の場合はPC版Lightroomとスマホ版Lightroomを

用途に応じて使い分けています。

PC版の方は、RAWデータのガチ現像で使って、

普段スナップ写真をSNSに投稿する時は、

スマホ版のでJpegを簡易現像していますが、

何のパラメーターがどんな効果(変化)があるのかを

正しく理解しておくと、自分の狙った作品に持って

行きやすくなります。もちろん、撮る時点で完成

ベストだと思うけど、夜のスナップ撮影の場合は

必ずしもそういうわけにはいかないケースが多く、

後から調整してあげて作品に仕上げる方が一般的。

だから、日々現像していると自然と身につくけど、

慣れていない方は積極的に現像してみましょう♪


⑥は上記のまとめみたいな感じですね。

「経験に勝ることはない」とはよく言ったもので

中でも撮影は特に経験値がモノを言う類いだと

思います。「何がどうなったらこうなる」てな

ロジックを理解しておくことも大事だけど、

それだけに頼ると「アレ?思うようにならん」て

事も多々あり、経験値の高い方ほどそういうのも

含めて撮影を楽しんでると思います(笑)


なので、夜のスナップ撮影も積極的にトライして

見て下さいね♪😊