オンデーズの社長のブログ
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OWNDAYSを応援して頂いてる方へ大事なお知らせ

 

2019年は、本当に色んな出来事があった1年だった。

起業してから22年。

OWNDAYSを始めてから12年。


毎年、色んなことがあったんだけど

その中でも今年の1年は特に1番大きな変化があり

かつそのどれもがポジティブな変化や成長ばかりという、なんとも贅沢な1年だった。


 

今年の初めに「L Catterton/三井物産企業投資」へ

自分の持分の一部譲渡と30億円の第三者割当増資を行った旨のリリースを出した。

 

これによりOWNDAYSは僕個人が所有するプライベートカンパニーから外部の投資家と社外取締役を抱えて、パブリックカンパニーとして企業としては

もう一段上のステージを目指せる体制が整った。

 


せっかくなので1年の締め括りに

これまで何を考えてやってきたか

そしてこれからどこに向かっていくのかを

改めて少し真面目に

且つ簡潔にまとめてみようと思う。

 

まず、海外で大きく成長できる地盤を整える。

OWNDAYSは2013年にシンガポールへと最初の海外進出を行った。


何故、国内でもまだ大したシェアもなく財務も脆弱な中小企業のうちから海外を目指したのかというと、

やはり東日本大震災を経験したのがとても大きかった。

 

ある日、突然に思いもよらない事象によって

全てを壊されるという経験は

 

「特定の地域やマーケットに依存・限定した状態では、例えそのビジネスモデル自体がとても

上手くまわっていたとしても、どこまでも不安定で危険である」


 

という地政学的リスクをはっきりと実感させられた。

その結果「日本国内に留まらず多くの地域で通用するブランドを作らなければ継続的な成長は望めない」と強く考えるようになった。


 

しかし、その時点でのOWNDAYSはまだ吹けば飛ぶような中小企業だったし、腐っても世界第3位の経済規模を誇る日本国内に限られたリソースを集中したほうが

短期的に見れば成功する確率は高いのは間違いなかった。



経営判断として「安定」を求めるのであれば、それも一つの『正解』ではあったのだろうけど

そのレールの上では辿り着く場所も、ある程度は見えてしまっていたし、前述したように自分達の力では抗いきれない地政学的リスクも考えると

1日も早く自分達自身で日本を飛び出して

海外でも通用するブランドを創らなければいけないという、ある種の強迫観念じみたものも強かった。

 

その結果、多くの反対を押し切り

金融機関の協力も一切得られないまま

徒手空拳で挑んだシンガポール進出だったのだが

それが却って排水の陣的に、火事場の馬鹿力を産み出したのか

結果的には上手くいきOWNDAYSは次のステップへと階段を登る事ができた。

 

その勢いのまま「日本発、海外で通用するアイウェアのグローバルブランドを創る」

という決意を固め、一気呵成に海外の多地域へと進出を繰り返していった。

 

あれから6年間が経ち

2019年現在では12カ国にOWNDAYSを出店し

そのうち多くの拠点が軌道に乗り、グループ全体の売上高と利益の半分以上は

日本以外の海外拠点から稼ぎ出せる体制が作れるようになった。

 

今日現在の店舗数は

日本国内138店、海外196店 合計334店舗になった。

今年は国内外合わせて77店舗を新規出店した。

 

売上高も大きく伸ばす事ができた。

12年前に僕がOWNDAYSの社長に就任した時は

OWNDAYSの年商が20億円だったが

2019年12月度は月商で20億円を超えることができるようになった。

 

会社を力強く安定的に成長させていく為に

財務基盤を安定させ経営の体制も個人経営から集団指導体制へと

進化させていくのと同時に、もう一つ必ずやらなければいけないと

強く思っていた事があった。

 

それは「ストーリー/物語」を伝えるという事だ。

 

今の時代、情報は瞬時に世界中を駆け巡り

 iPhoneのようなテクノロジーの粋を極めたものですら

あっという間にコピーされてしまい

その強みを無効化されてしまう世の中である。

 

そんな時代を力強く生き抜きながら成長を続けていく為には、ブランドが持つ「ストーリー/物語」を伝え

さらにそのストーリーを支持して応援してくれる

フォロワーを1人でも多く抱えられるかが大事な鍵になる。

 

これには頭をかなり悩ませた。

 

何百年も歴史のあるようなブランドならば

歩んできた長い道のりをしっかりと語ることができるが

OWNDAYSはたかが十数年程度の歴史しかない。

 

そこで考えたのは

自分たち自身、OWNDAYSに関わる「個人」を

徹底的に曝け出すという手法だった。

 

僕を含めて、OWNDAYSに関わってくれた

多くの人たちが経験した

挫折や失敗、成功や感動

悔しさや嫉妬、嬉しさや喜び

 

そんな、商売をやってれば誰もが経験する

当たり前のことだらけだが

今のところ、それしか語るものが無いのならば

それを出来る限り徹底して曝け出してやろう。

そこに自分たちが持てる少ないリソースと

資金を限界まで投下してみよう。

 

そして

「1万人にOWNDAYSという名前を知ってもらう」

ことより

「もう一生OWNDAYSでしかメガネを買わない」

と言ってくれる人を1人でも多く作ることを

最大の目標にしようと決めた。

 

奇しくも時を同じくして

時代は、モノ消費からコト消費へと移り

今年からは「ヒト消費」の時代へと突入した。

 

そこに上手く歯車が合わさり

僕たちの企みはとても上手くいった。

 

特にこの1年は

少し出来過ぎといってもいいくらいに

上手くいった1年だったように思う。

 

その中心にあったのは

1年前に出版した僕らの失敗を赤裸々に描いた

「破天荒フェニックス」だ。

破天荒フェニックスは、作者の僕の手を離れて

今では様々なところで手にとられ

その物語は一人歩きを始めている。

 

その結果、いたずらに登場人物達が

偶像視されてしまったり

美談化されたり

過分に自分たちを称賛される機会も増え

戸惑うことも多くなったが

 

ストーリーを売ると決めた以上は

そのストーリーが産み出す副産物も

その良し悪しもひっくるめて全て

キチンと受け止めることが責任だと思っている。

 

2020年以降は、OWNDAYSのストーリーを応援してくれる

多くの人たちを失望させないのは勿論のこと

更にそのストーリーの第二章を一緒に味わってもらえるような

大きな成長を見せていくのが今の僕らに課せられた大事な責任だ。

 

日本国内のまだあらゆる地域において

OWNDAYSは未出店なので、もっと多くの地域にOWNDAYSの

看板を掲げていく。

 

海外もまだまだだ。

世界はどこまでも果てしなく広い。

世界中の全ての都市に

OWNDAYSの看板をこれでもかと

掲げていく。

 

目標はZARAやLV

スターバックス、NIKEに並ぶことだ。

 

ということで長々書きましたが

何が言いたいかというと

 

そんなOWNDAYSのストーリーを

日本の皆様に、わかりやすくお茶の間で楽しんで頂く機会が

なんとこのお正月にやってきます!!!!

 

 

テレビ朝日

新春ドラマスペシャル

 

「破天荒フェニックス」(詳しくはこちら)

 

2020年1月3日(金)よる11:15~「第1夜」
2020年1月4日(土)よる11:15~「第2夜」
2020年1月5日(日)よる11:10~「第3夜」 

 

見てね!!!!!!!!

 

大事なことは3回言います。

 

ドラマ「破天荒フェニックス」見てね!

ドラマ「破天荒フェニックス」見てね!

ドラマ「破天荒フェニックス」見てね!

 

 

以上

 

なんだか中身がありそうで

実は何も無い

 

「破天荒フェニクス」新春ドラマ化の

 

華麗なるステマでした。

 

 

ふんがっふっふ。

 

 

 

 

    

仕事がAIや機械に奪われるという大きな誤解

最近、ひしひしと感じるのだが

「仕事」という言葉が

昨今の働き方改革なんかの問題を

ことさらに、ややこしくしている元凶だと思う。

 

一概に「仕事」と言っても

 

生活費を稼ぐ為に「労働」として仕事している人

自分の成長や自己実現の為に仕事している人

人生を面白く遊ぶ為に仕事している人

使命感を感じて仕事している人

 

沢山の人がそれぞれの価値観で「仕事」をしている。

 

しかしそれぞれの価値観から仕事や会社に

求めるものや、金銭的な対価の求め方も

当然、変わってくる

 

仕事=労働=生活費の為に嫌々でもやらなければいけないこと

 

としか捉えられない人達は

 

「給料をあげろ」

「休みをもっとよこせ」

「福利厚生をふやせ」

「ボーナスを出せ」

「勤務年数に応じて昇給しろ」

 

と自分のもたらす成果や収益には言及せず

単純な時間と労働を提供する見返りに得られる

一方的な権利の主張だけが強くなる。

 

その様子を仕事を遊び感覚で楽しくやってる人達や

使命感を持って充足した毎日を送ってる人達は

冷めた目で見ている。

 

当然、両者は価値観的にまったく相入れないので

事あるごとに衝突を繰り返す。

 

その結果

 

「そんなにぶつくさ言いながら仕事してる

やつと一緒に仕事するの嫌だから、もう労働は機械やAIにやらせよーぜ」

 

と、仕事を労働以外の価値観で捉えてる人達は

テクノロジーに多額の投資をして

労働を機械に置き変えて労働者を排除しようとしていく。

 

その様子を労働者は

 

「俺たちの仕事が機械に奪われる!」

 

と糾弾する。

 

正確には「仕事」を奪ってるわけじゃなくて

嫌々やらなければいけない「労働」を無くして

人間がより人間らしく暮らせる快適な社会に

変化しているだけなんだけど

 

仕事=労働の価値観しか持てない人達は

仕事を楽しんでいる人の感覚が本質的に

理解できないので

この話自体あまり納得をしてもらえない。

 

その流れは昔の産業革命から変わってないのだが

ここ最近、テクノロジーの進化速度が著しく早いので

顕著に現れ再び大きな社会問題化しているだけなのだろう。

 

 

僕はテレビゲームが昔から全く好きじゃない。

しかし、8歳の愚息は任天堂スイッチの虜になっていて

僕にも一緒にマリオカートをプレイすることを強要してくる。

 

人生の貴重な時間を

いたずらに浪費するだけの

テレビゲームにはなんの興味も感じないのだが

 

父と子のコミュニケーションの一環として

週に3時間だけ一緒にゲームすることを

僕は子供と約束している。

 

昨日の夜も帰宅してから子供とゲームをした。

しかし、仕事の連絡や一日のニュースが気になってしょうがないので

ちょこちょこと息子の目を盗んでスマホを弄っていると

 

「ちょっと、ゲーム中にスマホ見てないで

もっとちゃんとゲームに集中してよ!

そんなんじゃ全然上手くならないよ!」

 

と息子に激しく怒られた。

 

早く約束の3時間が過ぎないかな…

とずっと思いながら

上の空で嫌いなゲームを義務感に

駆られながらやり続けた。

 

早くペッパー君の性能がアップして

自分の代わりに子供とゲームで対戦してくれないかな…

 

労働と仕事の線引きは

 

現代社会に置いて、とても曖昧である。

 

 

「楽しく」「遊んでる」

 

 

「不真面目」「いい加減」

 

は決して同義語ではない。

 

「まじめに楽しく一生懸命、遊びながら仕事をする」

 

これからの時代はそういう人が

活躍する時代になる。

それは人間が、より人間らしく明るく輝ける時代の幕開けだ。

 

ここまで読んで「わかるわー」

と思った人はぜひOWNDAYSに来て

 

「メガネを売って人をたくさん喜ばせたやつが勝ち」

という遊びに参加してほしい。

 

「生活費の為に、メガネを売ることなんて全く興味ないけど

仕方なくやるか」

という人は来ないでほしい。

 

ということで今回も求人募集の

圧倒的なステマでした。

 

OWNDAYSのリクルートサイトはコチラ

https://www.odsaiyou.com/

 

仕事を遊びに変えたやつが勝つ時代がやってくる。

 

 

OWNDAYS SUMMIT2019 を

今年も無事に開催できた。

 

たいそうなタイトルを付けてるが

まあ平たく言えば、いわゆるひとつの

ただの社員総会である。

 

そんな社員総会になんでこんなに

OWNDAYSが一生懸命

多額のお金と時間を費やしてるかは

以前タラタラと理由を書いたので

興味のある方はコチラをどうぞ。

 

究極の自己満イベントが僕らを育てる話し。

 

そんなOWNDAYS SUMMIT


今年のテーマは 


「エンタメ」


である。

 

 

(オープニングはCSチーム溝口MAASAのフレディ)

 

 

なぜ「エンタメ」にしたかという理由を

今日はツラツラと述べてみたい。

 

AIやらビックデータやら5Gやら…

様々なテクノロジーの進化の波が

全人類に押し寄せている今

ありとあらゆる産業は

根底から、存在理由そのものを問われ

今、誰もが当たり前のように

生活に組み入れてる

全ての仕組みも

変化を迫られていたりする。

 

この大きな変化のうねりは

大げさでもなんでもなく

下手したら人類が農耕を発明した時や

通貨を発明した時と同じくらいのレベルで

人々の暮らしや考え方を

一変させていくほどの

インパクトなんではなかろうかと思う。

 

 

OWNDAYSは

メガネ屋である。


メガネ屋の仕事は

視力の低下を補うべく

その人にあったレンズを

その人に最適なフレームに入れて

メガネにして快適な暮らしを

提供するのが仕事である。

 


言ってしまえば

それだけである。

 

世の中に今、毎日のように現れる

新しいテクノロジーを観察していると


今、我々がドヤ顔で行なっている

メガネ屋としての

専門的な知識や技術も

そのほとんどは

早晩、テクノロジーによって

置き換えられてしまう時代が

訪れることになるだろう。


 

それはそれで


「人々の快適な視力を維持する」


という人類全体の目的は

より簡単かつ高度に達成される

ことになるので

なんら悪いことではないと思うが

 

個人的な視点で見てみると

些か困った事もいろいろと起きてしまう。

 


僕らは「会社」という

組織を作り


「OWNDAYS」


というブランドの名のもとに

このメガネ屋という仕事に従事している。


そしてこの

OWNDAYSに関わることで

生活の糧を得ている人数は

世界中で毎日のように

増え続けている。

 


今でこそ

メガネを作るのには

専門的な視力測定の知識や

レンズを加工する技術が

必要なため


クオリティの高いサービスを提供できる

という事を

ブランド名で担保することで

OWNDAYSに関わる人たちは

世の中に必要とされる

ことができているが


 

新しいテクノロジーによって

いつでも、どこでも、誰でも

素早く高品質なメガネが

低価格で提供できる時代が来てしまうと


なにも、わざわざ

OWNDAYSを選んで

お店まで足を運んで

メガネを作る必要が

人々の中から

無くなってしまうことになる。

 

人々が、高品質なメガネを 

手軽に手に入れられるようになるのは

大変良いことで

素晴らしいことだけど 


OWNDAYSが

社会から必要とされなくなってしまうのは

とても困るし、嫌だ。

  


でも時代の大きなウネリは

どうあがいても止めようがない。


来るべき未来は来るのである。

 

僕の仕事は


「OWNDAYSという会社の経営者」


である。

 


「時代が変わって必要とされなくなったので

OWNDAYSは終わりにしますわ。

はい解散。みんな後は好きにしてね~」

 

では許されないのが

僕の「仕事」である。

 


テクノロジーが進化し

消費の形が根底から崩れても

「会社」として

OWNDAYSをどう存続させ

利益を出し

さらに発展・成長させていくか?

これを考え続けなくてはならない。

 

そして、少ない脳みそをフル回転させて

色々と絞り出した結果

僕がたどり着いた答えは

 


OWNDAYSという存在を

ただの営利団体としての集団から

多くの人々が必要とする

コミュニティへと最定義して

構築し直す。

 

ということだった。

 

ではテクノロジーによって

あらゆるものが

便利に快適になった時に

人々が必要とするコミュニティとは

一体どんなものだろうか?

 


やりがい、安心、刺激、成長、

達成感、社会保障、、、

様々と要素はあると思うが

 

中でも最強なのは


「エンターテイメント」


なんじゃないかなと思う。

 


ただ物を売る

という行為は作業に変わる。

作業は機械で置き換えられる。

 

人を喜ばす

という行為はエンタメだ。

エンタメは人が創造して

生み出すからこそ面白い。

 


歌、踊り、漫才

映画、漫画・・・

 


なにもそれだけが

エンタメじゃない時代は

もう既にやってきている。

 


これからは

メガネを売ることだって

エンタメにできるし

会社で働くという事だって

エンタメに

できるんじゃないかなと思う。

 


全部、楽しい事に変えるのだ。

全部、遊びに変えるのだ。

全部、面白いものに変えるのだ。


僕は父親や先生、上司…

所謂「大人」たちや「偉い人」に

 

「仕事なんだから、ふざけて遊んでないで真剣にやれ」

 

と耳にタコができるくらい

言われて続けて育ってきた。


でも40歳を過ぎて、最近ようやく

ずっと感じていた違和感の

正体に気がついた。



「遊んでる」と「ふざけてる」

は同じ意味ではなかったのだ。

 

「遊んでる」と「いい加減にやる」

も同じ意味ではなかったのだ。

 


でも、今まで出会ってきた

ほとんどの大人や偉い人ふ


「楽しんでる」と「遊んでる」と

「ふざけてる」と「いい加減にやる」


を同じ意味として捉えていたし

明らかに混同して若者を見ている。

 

だから、そんな大人が作り出す

「仕事」は

つまらないものになるし


つまらないと思いながら

仕事してる人と過ごす時間は

お客さんにとっても

つまらないものになってしまう。

負の連鎖が続いていく。

 

 

テクノロジーが進化していく

これからの未来は

つまらない仕事や組織は 

どんどん機械に置き換わっていく。

 

 

だから

これからの時代は


仕事こそ「真面目に一生懸命、

楽しみながら遊ぶ」べきだと思う。

 

でも実は

今までもそうだった。

真面目に一生懸命

楽しみながら遊ぶように

仕事をしている奴が

勝つ世の中だったのは

何も今に始まったことじゃない。

 

ただ、世の中には

つまらない仕事でも

人間がやらなければいけない

仕事が溢れていて

その真実が闇夜に紛れて

隠れていただけだった。

 


警察とか航空機みたいな

人の命に関わる仕事は

遊びながらやられちゃ困る!

 

みたいなくだらないツッコミは置いといて

そう考えると、世の中のほとんどの仕事は

上手いこと「遊び」に変えられるはずだ。

  


遊んでる時は楽しい。 


草野球でも、フットサルでも、

オヤジバンドでもテレビゲームでも

偉い人が大好きなゴルフでも

遊ぶのはみんな楽しいからやっている。

 

そして、真剣にやればやるほど

遊びは、なお一層楽しくなる。

 

遊びだからって

いい加減にやったら

つまらないのだ。

 

だから

真面目に一生懸命

本気で努力して遊ぶ。

 

 

仕事に対して

そういう風に向き合えれば

人生のほとんどの時間を費やす仕事を

楽しく充実したものに変えられるし

お金だってたくさん稼げちゃうし

みんなハッピーになるじゃないか。

 


僕はOWNDAYSを

そういうものにしたい。


まだその輪郭はボヤけていて

うまく完成形は語れないけど

この考え方の先に、

目の前に迫った大変革の時代を

軽やかに乗りこなす答えが

隠されているんじゃないかと

確信している。


 

そんな想いを具現化して

表現してみせたのが

今年のOWNDAYS SUMMITである。


 

メガネ屋がエンタメをやっても良い時代が

やってきた。


最高じゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

社長と社員が

飲んで歌って踊る会社は

結構あると思うが


社長と社員と取引先とお客さんと

どこの誰だかよくわかんない人まで

混じって肩を組み

一緒に歌って躍るメガネ屋は

今のところ世界中で

OWNDAYSだけだと思う。


 

僕は、11年前に

倒産寸前のOWNDAYSの

社長になった時から

こういう世界をずっと作りたかった。

 

次は、この楽しい空間を

世界中に広げて

何百倍も何千倍も

大きくしていく。

 

その先には

きっと

新しい会社と、エンタメが

融合したカタチが必ずある。

 


そんなことを確信した1日だった。

 

 

今働いている会社が

なんだかつまんねーなー

もっと遊ぶように仕事してーなーという

そこのあなたは是非

OWNDAYSに応募してきてください。

 

採用ページはコチラ。

新卒も中途も外国人もシニアも

いつでも、みんな募集中。

 

https://www.odsaiyou.com

 

 

 

ということで

求人募集の華麗なるステマでした。

 


 

OWNDAYS SUMMIT 20119

 

 

 ↑中小企業のメガネ屋の社長が昨年やったことを話してるだけなんだが、往年のヴィジュアル系みたいな衣装でドヤってるの図

 

↑中小企業のメガネ屋の社長が登場しただけ

 

↑ノーギャラで関わり続けて喉をからして仕事しつつ

自分で自らCTO(チーフ・短パン・オフィサー)

と謎の役職まで名乗り始めた完全にヤバい人

 

 

 

(DJダイノジはマジでやばかった。来年も絶対に出てもらう)

 

↑こいつは、中小企業のメガネ屋の部長になれただけ

 

 

↑こいつも、中小企業のメガネ屋の部長になれただけ

 
 ↑こいつは中小企業のメガネ屋の部長に俺を選んでくれ!と必死にアピールしてるだけ

↑こいつも、中小企業のメガネ屋の部長になれただけ

横の赤いやつは、右の後輩に負けただけ

 

 

 

↑各国の責任者たち。

 

 

 

↑各国の状況を説明してるだけなのにパイレーツカリビアンの

コスプレで海賊になりきって高まってる取締役

 

 

 

↑こいつらは、メガネを作るのが誰が一番上手くて早いかを競ってるだけ

 

 

↑メガネ作るためだけにインドから遥々きたやつ

 

 

↑メガネを作るためだけにシンガポールからきたあげく謎のポーズを決めるやつ



 

↑こいつは、OWNDAYSで一番メガネを早く上手く作れただけ

 

 

↑こいつは、今年一番、OWNDAYSで仕事を楽しく遊んでただけの子

 

 

 

↑開会宣言を、たった一言叫ぶためだけに

専門の着付けの人まで楽屋に呼んで、羽織袴で

謎に気合いを入れてた、最近巷で話題の破天荒CFO

 

 


これを見て「あ、俺もここに混ざりたいかも・・」

と思ったそこのアナタ。


もう一度最後に言っときます。


採用ページはコチラ。新卒も中途も外国人もシニアも

いつでも、みんな募集中。

 

https://www.odsaiyou.com

 

コチラからどうぞ。

 

 

2018年を振り返って

早いもので今年も1年が終わっていく。


時間の長さは一定ではなく、伸び縮みするものというのは最早周知の事実だが、さらに「体感時間」という見方まで加えると、1秒の長さは時に1時間にも感じられたり一瞬であったり。


人間、歳をとるにつれ「体感時間」が短くなっていくそうだ。


一説によると、体感時間で一生の長さを測ると、20歳が人生の折り返し地点になるとか・・

つまり20歳までに体感した時間の長さと、20歳から80歳までの時間の長さは体感時間では等しくなるという。


その説が正しいとすれば

昔から、年寄りが若者に「時間が経つのはあっという間だぞ。気づくとすぐ1年経ってるぞ」と、

のたまい、若者は「はあ?何いってんだ?おっさんの人生がしょーもねーから1年経つのがあっという間なだけだろ?」と吠えるわけだが


事実、このおっさんと若者では、脳で感じる体感時間に大きな違いが生まれているのかもしれない。



そんなわけで、僕も40歳を過ぎてからというもの、急速に1日が過ぎ去るのが早く感じるようになってきた。


これに抗い、体感時間を伸ばして、少しでも人生を長く生きる為には、毎日何かしら新しいことに挑戦をして新しい刺激を沢山脳に与えることが有効らしい。


それを実践すべく、今年もインドネシアに進出し、香港に進出し、米軍基地にまで乗り込み店を開け、更には小説を出版し、メディアに出まくって、増資をして大企業を株主に迎えて、あーだこーだと言われながら、インドに渡って現地のメガネチェーンと合弁会社を設立し、インド進出の準備まで整えてみた。


しかし、こんだけ色々やっても年末の今日、感じるのは「あーもう一年が終わっちゃった・・本当に早いな・・」という喪失感というか虚無感だったりするのである。


これだけやって今のOWNDAYSの売上は160億を少し超えるくらい。


160億というと、イオンのGMS1店舗分くらいで、イオンモール1店舗分にもならない。

ユニクロだと20店舗分くらいかな。


まあそんなもんである。


ただ裏を返せば、

それくらいの規模でも、これだけ面白いことができて、多少なりとも世の中で認知されるようになってきて、メガネに留まらず様々に活動の幅を広げる事ができてるわけだから、これが売上500億とか1千億とかになったらどんな面白い事ができるんだろうとワクワクが止まらない。



来年は海外も含めて350店舗を目標にしている。

売上で250億くらい。

その為の仕掛けも色々と準備中。

日本でも海外でもまだまだやることが沢山。



しかし売上よりも何よりも

OWNDAYSで働いている全ての人が、自分個人の魅力で仕事ができて、自分個人の魅力でお客さまを引き寄せられるようになり、ロボットのような人がいない会社にすることが、今一番経営者として自分が心血を注いでいる領域であり目標でもある。



という事で、今年も激動の1年だったけれども、こうして無事に年を越せるのも、OWNDAYSを支えてくださった全ての関係者の方々、ならびにOWNDAYSのメガネをご愛顧頂いているお客様のお陰と心から感謝しつつ、来年は更にその期待に必ず応えていけるように、ふんどしをしめて年越し蕎麦をすすろうと思う。



小売業が生き残って行く為に一番必要なこと。

今から10年前。

 

難波船・・というか、もはやほぼ沈没して沈んでいたオンデーズに

若さ故のノリと勢いだけで乗り込んでいき、いつしか気づけば

どうにかこうにかまともな会社として

世間様に少し顔向けできるようになったのは、つい最近の事。 

 

苦節7年、銀行取引の正常化を果たし、準備が整い

 

「さあようやくスタートラインに立てたぞ。

よしOWNDAYSをこれから、本格的に世間に広めていくぞ!」

 

と決意を固めたものの

いざ具体的にどうやっていくべきか?

 

しばらく試行錯誤の日々が続いた。

というか今も続いている。

 

良い商品を作る。

値段を安くする。

お店のインテリアを立派にする。

 

でも、それらは今の時代において

ブランドが生き残る為には

「あって当たり前」の必須の要素でしかなくて

大した競争力にはなりえない。

 

では多額の広告宣伝費を投下して

テレビCMでも大量に流す?

有名タレントを広告塔に起用する?

人気のアニメやキャラクターとコラボする?

 

それらも、たしかに一時的な売上は上がるかもしれないが

「認知」が増えるだけで「人気」は上がらない。

 

 これからの時代は

 

「認知度のあるブランド」

 

よりも

 

「人気のあるブランド」

 

が絶対に勝つ時代だ。

 

では「人気のあるブランド」とはどんなブランドか?

それは「信用されているブランド」であり

「社会にとって必要とされているブランド」であり

なによりも「応援したくなるブランド」だと思う。

 

そんな事を考えて

昨年から始めたのが

 

「徹底的に自分たちを曝け出して丸裸にする」

 

という作戦だ。

 

OWNDAYSでは

twitterやInstagramにfacebook、tiktok、etc...

 

僕を筆頭に世界中で働くスタッフたちが

目一杯「個人」を表に出して自由に発言・発信をするようになった。

 

*この辺の細かい話は以前、ブログに書いたのでコチラを参照

「SNS禁止」とか言ってる会社をぶち抜いて僕らはどんどん先へ行く。

 

どんな企業や個人にも

それぞれに、色鮮やかな物語があり

豊かな感情があり

魅力があるものだ。

それらに蓋をして隠し

お店で働く人たちを「労働力」として

扱って行くのであれば

近い将来、小売業は全て

自動販売機とECで代用が効くものになるだろう。

 

僕たちOWNDAYSが目指す先にあるものは

OWNDAYSで働く沢山の人たちの「顔」が’見え

そこに溢れる沢山の「物語」のファンになってくれた人たちが

その物語に加わる為にOWNDAYSのメガネを掛けてくれるような

そんな色鮮やかな人たちで溢れた

楽しく面白い小売業の世界だ。

 

その為には小売業に携わる人達は

商品を売る前に

自分たちの物語を知ってもらうことを

考えなくちゃいけない。

 

認知度をあげることよりも

人気を得なければいけない。

 

応援してもらえる為に何をすれば良いのかを

徹底的に考えなければいけない。

 

 

そんなことを考えて

僕は僕の歩いてきた物語を

なるべく面白く伝えてみようと思い

 

 

 

実はこの度

 

 

 

「破天荒フェニックス」

 

 

 

という本を執筆いたしました。


 


というわけで

さも意味ありげな文章を

つらつらと書き連ねてみましたが

とどのつまり


皆さん買ってください。


何も考えずに買ってください。


批判は一切受け付けません。

 


という事が言いたかっただけの

華麗なる出版に関するステマでした。

 

 

ふんがふっふ。

 

 

OWNDAYS FUN MEETING 開催

 

久しぶりのブログですが

今日は初めから混じりっけなしのステマです。

というか、別にステマですらありません。

ただの告知です。

 

【OWNDAYS FUN MEETING】

 

 

という企画を考えたので

実行に移してみようと思います。

 

何をやるかというと・・

 

オンデーズによるオンデーズマニアの為の
オンデーズのコアでディープな内容が盛り沢山味わえるという

関係な人からみたらただの頭のおかしい人の集団。

 

しかし・・

幻冬社の見城社長風に言えば「その熱狂」
西野亮廣風に言えば「BBQ」

に巻き込まれた人たちからすると

なんともたまらない時間になることはうけあい。

 

そんな時間にしようと思っております。

 

当日の内容はこんな感じです。


《第一部 セミナー 16時~19時》
・社長の田中が語る、再生物語には書けなかったヤバイ話。
・C.F.O奥野が語る、再生物語には書けなかった金融機関とのバトル裏話
エリアマネージャーが自ら語るオンデーズの選挙制度の生々しい態
ファシリテーターはお馴染み、オンデーズのC.T.O(チーフ短パンオフィサー)
オクノヤ短パン社長が努めます。
・Dr.ストレッチ黒川社長(OWNDAYSの社外取締役)が語る当時の田中の悲惨さ

 

 




《第二部 懇親会 19時~21時》
懇親会は社長の田中はもちろん、OWNDAYS再生物語に登場した
CFOの奥野、シンガポールの海山、甲賀を始め、
オンデーズへ投資を決めピンチを救った藤田社長や台湾のハマチ等

インカメおじさんや、小滝AM・・
オンデーズファン以外には全く何も響かない

そこらの普通の人達だが
OWNDAYSファンには垂涎のメンバーが皆さんを
おもてなしいたします。


★参加資格はオンデーズのメガネを3本以上購入されている方。
そしてオンデーズのファン、もしくはオンデーズが最近、
気になってしょうがないという方。

参加費:¥3,000
・お土産にOWNDAYS オリジナルTシャツ、ステッカーをプレゼント

★参加をご希望の方は下記URLの申し込みフォームより
お申し込みください。
*先着順(150名)となります。
定員に届き次第、受付終了となります。

申し込みはこちらから↓
https://docs.google.com/forms/d/1OGnc8Ajclr7TIZjzGAIKGWd4hJaR9_AIYUblHFVHgOM
/viewform?edit_requested=true


ご不明な点はOWNDAYS CS窓口まで
TEL 0120-900-298




そして、本イベント参加者の皆様に(タイトル未定)を
夏頃に先行プレゼントさせて頂きたいと思います。

 

一般的な店舗業・小売業に存在する

「お客さんと店員」という壁をどうにかして取り払いたいと

いつも考えています。なんか新しいやり方があるんじゃないかなと。

 

「OWNDAYS」というものをコミュニティにして

いろんな人や物や情報やお金や体験がシェアされていき

関わる人たちが豊かになっていく。そんなことを常日頃考えております。

 

このイベントを通じて、何か一つでも良いので

新しいヒントが得られたらいいなぁと。

 

ということで、皆様のご参加をお待ちしております!!

 

 

 


 

OWNDAYS SUMMIT 2018


OWNDAYS SUMMIT 2018が終わった。

 


毎年やってる自己満社内イベント。

 

3月から1ヶ月かけて、台湾ータイーシンガポールー東京と4カ所を回り、実行委員は身も心も満身創痍でボロボロになった。

 


今年も、昨年を上回る感動の嵐で、皆んなが流した涙と鼻水は100ℓくらいあったと思う。それだけ濃密なイベントだった。


 

なんでOWNDAYSが一生懸命、こんな社内イベントに、多額のお金と時間を費やしてるかは、以前タラタラと理由を書いたので、興味のある方はコチラをどうぞ。

 

究極の自己満イベントが僕らを育てる話し。



 

よく「社内イベントは社員の士気をあげる」的な話が出るが、OWNDAYSの場合、毎年この社内イベントで一番、士気が上がって昂ぶっているのは、間違いなく社長の「僕」自身である。

 



今年、僕は40歳になり、経営者になって20年目、オンデーズの社長になって10年目を迎えた。

個人的な節目がいくつも重なった一年ということもあり、自分自身の今後の人生を考える上でも、ナーバスになったり、悩んだり、道に迷ったりした一年だった。

 



そんな僕の心に分厚く覆いかぶさった靄のような「何か」を、スカッと取り払ってくれたのは会場で見た、みんなの「表情」だった。

 



(ああ、OWNDAYSという7文字はいつのまにか、こんなにも沢山の人が心を寄せ合う場所になっているんだな)


 

とそんな事を、嫌でも実感させられてしまった。


しかも、今回はOWNDAYSの社員だけじゃなくて、一般のお客様が100人以上も来てくれていた。


みんな仕事を休んで、交通費を出して、全国各地から、オンデーズの社員がエリアマネージャーに挑戦するところを応援したくて駆けつけてくれた。


そして、自分の事のように一緒に喜び、泣いてくれた。とんでもないことである。


↓こんな感じ。




 

ブラック企業どころではない。


商品を自腹で買った上に、その会社のイベントに手弁当で手伝いにくるというのだ。

 

自分でやっといてなんだが、意味がわからない。

みんな頭おかしいんじゃないのだろうか?改めて冷静に言うが、「たかが眼鏡屋が管理職を決めてるだけ」なのに。



 

でもそんな光景を見ていて「OWNDAYS」という存在が自分の手を離れて一人歩きしていき、すっかり「皆んなの大切なもの」になってしまっているという事実に、僕はまた震える程、興奮してしまった。

 

面白い。面白すぎる。

 


 

正直、自分はもともと「社長さん」という職業に就きたかったわけでもなく、ただ「お金持ちになりたいな」とか「女の子にモテたいな」とか、その程度の気持ちで、20歳の時に自分で商売を始めた、その延長で今の場所にいたりする。

 


だから「社長」という立場が原因で理不尽な目にあったり、いらん誹謗中傷をされたり

自分の力の及ばない先で、不条理だと思う事象に巻き込まれる度に

  


「なんで俺、こんな事やってんだろ・・あー馬鹿らしい。もうある程度のお金はあるし、金に困らないくらいは1人でも簡単に稼いでいけるようになったんだから、社長なんて辞めちゃおうかな。40歳から先の人生の後半は、投資家とかにでもなって、自分のやりたい事だけを気の合う仲間と楽しくやって生きてくのもいいかな・・」

 

 

そんな事を考える夜が最近は次第に多くなってきていた。


 今もそういう気持ちは、まあ有ると言えば有るんだけど、でも一昨日、SUMMITのラストで最後の締めの挨拶の時にステージ上で僕の心を強く支配してたのは

 



 

「ちくしょー。来年も皆んなのこの表情が見てぇ。」

 


 

だった。

 

 


だからとりあえずまた次の1年は頑張る。



そして、やるからには来年はもっと、今年以上の表情を集まった皆んなにさせてやる。今年以上の大量の涙と鼻水を流させてやる。

 


 

「どうだ、凄いだろ?今年も1年、俺が船長のOWNDAYSに乗ってて良かっただろ?」

 


 

そうやって今年以上のドヤ顔をしたい。


 

その為には、もっとハードな事をしないといけないし、もっと辛い目にも合わないといけない。

しんどくて逃げ出したくなる日も沢山あるんだと思う。それも俺だけじゃなく皆んな。

 

でも、その先にまた「こういう表情で旨いビールを皆んなで飲める日が来るんだ」と思えば、必ず今年も1年限界まで皆んなで頑張れる。僕はそう思う。

 

 


エリアマネージャー解散総選挙のファイナルバトルの中で、各立候補者達に

 

 

「20年後のOWNDAYSはどうなってるべきか?」

 

 

という質問をした。


各候補者達は、皆んなで、まるで示し合わせてたかのようにこう答えた。

 


 

「20年後はメガネを売っていなくてもいい。OWNDAYSは社員1人1人の魅力で社会を豊かにできる存在になっているべきだ。」

 

 


 

それなら面白いなと思った。

 

そう信じてる人達がOWNDAYSの中心に沢山いるなら、OWNDAYSはまだまだもっと大きな存在になっていける。そう確信できた事が、この日の1番の収穫だった気がする。

 

 


というわけで



「メガネなんてどこで買っても一緒でしょ?」



と思ってる方は是非一度OWNDAYSへ。

些か暑苦しめのスタッフ達がメガネ屋以上の繋がりをお客様と作ろうとしてお待ちしております。

 


あと、もう一つ。



「仕事が辛くて泣いた事はあるけど、感動して泣いた事ないな。」



と思ってる方はOWNDAYSに来て一緒に働き、来年はOWNDAYS SUMMITに参加してみてはいかがでしょう?




以上、華麗なるステマでした。

    
































ドン底の時に自分を支えてくれるのは「嫌いな奴」

「ドン底の時に自分を支えてくれるのは「仲間の存在」じゃ無くて、自分を馬鹿にしてきた嫌いな奴。「ここで俺がダメになったアイツら皆喜ぶんだろな」そう想像するとメチャクチャ腹立つから絶対諦めたくなくなる。仲間はみんな「よく頑張った。これ以上無理すんなよ」って言ってくれるから甘えてしまう。」

 

 

と以前、ツイートしたら、なんだか反応が良かったので、もう少し突っ込んで詳しく書いてみる。

 

よく「信じられる仲間の存在が大切だよ」的な話しを少年時代とか、いろんな大人に言われたし、本でも漫画でもその手の話しは掃いて捨てるほど出てくる。

 

ところが経営者という職業(ほかの職業はきちんとやったことがないのでよくわからない)を自分がやってて、この20年で実感してるのは

 

一番辛い時、会社経営を諦めてしまいそうになった時に、自分を最後の最後に踏ん張らせてくれたのは

 

 

「思い出すだけでも胸がムカつく程、嫌いな人達の存在」だったなーという事実だ。

 

 

僕にも一応、信じあえる仲間が数名だけいる。

 

特に一番仲が良いのは、Dr.ストレッチなんかを運営しているフュービックという会社の黒川社長だ。

 

黒川社長は、親友であり、負けたくないライバルでもあり、共に経営を学ぶ学友のような、そんな僕にとっては、とても稀有で有難い存在だ。

 

そして、もうなんどもアチコチで話してるので「またかよ」と思われるかもしれないが、OWNDAYSは明日にでも死にそうなくらい赤字続きで、ボロボロの借金まみれの会社で、僕は今から10年前にそんなOWNDAYSの再生を引き受けてオーナー社長になったのだが、最初の5年間は特に酷かった。

 

この辺の話に興味のある方はコチラの再生物語をどうぞ。

 

OWNDAYSの経営を引き受けて2年目くらいの冬。

 

一番「ヤバイ時」があった。

 

誰からも助けてもらえず、3億近い資金がショートして、万策尽きて「いよいよ観念して自己破産かな」と思った時。

 

そんな時に、この最大の親友である黒川社長の支えで助かったかというと、全くそんな事はない。

 

半ば鬱状態に陥ってしまった当時の僕を見て、親友の黒川社長は

 

「もう十分頑張ったよ。ここで倒産しても、売却しても誰も修治君を責めないし、OWNDAYSを辞めても、また1から頑張れば良いじゃん!俺も仕事発注してあげるし、いくらでも食っていけるから、もうこれ以上無理しない方が良いよ。」と、とても優しい言葉をかけてくれた。

 

いい迷惑である。

 

信頼できる友人は、「これ以上、無理をして自殺でもしてしまったら大変だ!」と、親友がゆえの優しさから僕を心から心配してタオルを投げてくれるのである。

 

僕も正直、その言葉に救われて「そうだよなー、ここで諦めても黒川さんに助けてもらえば飯は食ってけるからもう諦めようかな・・」と観念してしまいそうになった。

 

 

ところがどっこい、僕は幸いな事に、とても恨み深く、いつまでもネチネチと過去に人からされた嫌な仕打ちを覚えているような粘着質で根暗な性格だった。

 

親友の言葉に救われ、全てを諦めて、その優しさに身を委ねてしまいそうになった時に、夜ベッドに入って目を閉じると、ふつふつと瞼の裏に浮かんで来たのは「自分をバカにしてた沢山の奴らが喜ぶ顔」だった。

 

 

会社を民事再生させる、誰かに売却する。

 

なんにせよOWNDAYSの再建に僕が失敗したと知ったら、アイツは「ほらな!やっぱりあの生意気なガキには無理だったんだよ!ザマーミロ!」と腹を抱えて、僕の失敗を美味しく酒の肴にして居酒屋で語り合うことだろう。

 

もしくは、社長に就任した時に「あんたみたいな人がこの会社を再生させられるとは到底思えない」と唾を吐きながら会社を去っていった社員達の顔である。

 

アイツらも喜ぶだろうなー・・

 

「おい、聞いたか?あのバカ社長、やっぱりOWNDAYSを倒産させたらしいぜ!やっぱり俺たち早めに辞めて正解だったな!」と安堵する、元社員達の喜ぶ顔である。

 

それを思い出すと、堪らなく悔しかったし、絶対に負けたくない。俺がここで負けたら、アイツらが正しかった事になってしまう。それだけは死んでも許せねぇ。そう思うと不思議と全身に力が漲ってきたのである。

 

その結果、最後の最後まで苦しみもがき、あがく事ができ、結果としてピンチを脱して今の自分がある。

 

仮に僕が誰からも好かれるような爽やかな好青年で、みんなが僕を好いてくれていて、僕の諦めを受け入れてくれるような状態だったら、あの時にさっさとその優しさに甘えて僕はOWNDAYSの再建を諦めて経営を投げ出していたことだろう。

 

 

だから、あの時、最後の最後、どん底に追い込まれた僕の精神を「支えて」くれてたのは、反吐が出るほどムカつく奴らなのである。

 

ありがたや。ありがたや。今はその人達に心からの感謝でいっぱいである。

 

 

歪んだ感情には間違いないが、それで僕が踏ん張れたのは事実なので正直に告白しておく。

 

 

 

ただ最近、ちょっと問題がある。

 

あんまりバカにされなくなってしまったのだ・・・。

 

陰ではバカにされてるのかもしれないが、最近では面と向かって「お前なんかに会社の経営なんて無理だ!」とか「アンタみたいな人が会社を成長させられるわけない!」「OWNDAYS?あーあのダサい潰れそうなメガネの会社ね」とか全然言われなくなってしまったのである。これは大変困った事態である。

 

みんなあまり僕に優しくしないでほしい。

 

このままだと、次に大きなピンチが来た時に「何がなんでも絶対に見返してやる!」と思えなくなってしまうではないか。

 

 

僕はしょうもない人間なのである。こんな公の場のブログで

 

 

オナラ、プップー、ぶひぶひ。

 

 

とか書いちゃうような、しょうもない奴なのである。さあ思い切りバカにしてくれ。

 

 

「あんな奴、やっぱりどうせ今だけだ。そのうちスグにOWNDAYSなんて潰れるさ。俺は応援もしなければ、ましてや投資も融資も絶対にしねーぜ」と是非言ってほしい。

 

そしたら僕はそれをまた漲る力に変えることができる。

 

社員もあんまり僕を慕わないでくれ。

 

慕われると、可愛くなってしまうじゃないか。

 

愛すべき可愛い社員ばかりだと、ピンチの時に、みんなの生活が心配になってしまって「俺なんかが社長やるより大きな会社に吸収された方が皆んなの生活が安定するから、可愛い皆んなの為に俺は経営を諦めようかな・・」とか思ってしまって弱音を吐いてしまうじゃないか。

 

 

「あんたみたいな人が社長だと不安だ!」「あんたに社長の能力なんてない!」「あーあ、もっと能力のある社長だったらOWNDAYSはもっと成長できるのにな」そう居酒屋で愚痴ってくれ。

 

 

そしたら「ふざけんな!見てろよ、絶対にもっと良い会社にして、もっともっと大きな会社にして、お前たちを見返してやる!」と思えるから。そういうヒリヒリとした緊張感をいつまでも持っていたい。

 

 

うーん・・自分で書いててもなんか歪んでるなぁ・・。

 

でもまあこういう考え方も、一つの考え方だと思うので蓋せずに吐き出しておこう。

 

 

もし今、これを読んでいて、どん底で、もがき苦しみ、自分の夢を諦めようか悩んでいる人がいたら、今まで自分を否定して、自分の夢を笑ってきた奴のことを是非、寝る前にまぶたを閉じてよく思い出してみてほしい。

 

 

今あなたが諦めれば、そいつらが喜ぶだけだ。

 

 

そいつらへの最大の復讐は、あなたが、あなたの夢を、あなた自身の力で叶えてしまうことだ。

 

 

ほら、そう考えると、なんだか力が湧いてくるでしょ?

 

 

 

ということで僕も、まだ夢を叶えれてないので、ただ今絶賛バカにする人募集中。

 

 

 

オナラ、プップーーー。

 

 

 

今回はステマでもなんでもない只の戯言でした。恐縮です。

 

節目の年に思うこと。

2018年は、自分にとって何かと節目の年です。

 

40歳になり、オンデーズの社長になって10年、経営者になって20年。

そこそこベテラン経営者の域にも突入してきた。

 

備忘録も兼ねて、社内では年初から全社員に向けて吠えまくってる内容なのだが

ここのブログにも敢えて晒して、今一度、自分を追い込んでおこうと思う。

 

流石にこれだけ長いこと会社経営をやってきて、それなりに結果とかも出したりしてくると、気づけば自分の周りには、自分に耳障りの良い事しか言わない人達だらけになってくる。

 

でも、そんな人達は実は結構、会社の中では少数派だったりして

組織が大きくなってくると

理念もクソもないし、オンデーズなんてどうでも良いし

決まった給料ちゃんと貰えてりゃそれで良い。って人達も当然増えてくる。

 

でも自分を含めて経営陣はそういう都合の悪い実態を見たくないから

自分の周りで耳障りの良いことばっかり言う人の方ばかりを見るようになって

気づけば皆んなで裸の王様になっていたりする。

 

そんな経営者を今まで沢山知っているし、見てもきた。

 

それでも、たとえ裸の王様でも

経営が上手く行ってる時は、みんな揉み手で擦り寄ってきて

自分をこれでもかと、持ち上げてもらえるのが経営者である。

 

そして、どんなに会社と真剣に向き合って

愛に溢れて、社員が仲良くみんなで頑張ってくれてても

利益がでなくて赤字になり

給料がひとたび未払いにでもなれば

一気に犯罪者扱いされ「約束の給料払いやがれ!」と

手のひらを返して犯罪者の如く批判の雨嵐に襲われる。

それもまた経営者である。

 

 

経営者という仕事をやりきる為には

社員に対して厳しい事を言わないといけないと思う。

それは自分を守るためでもあるし、社員を守る為でもある。

 

でも、人に対して厳しい事を言う以上は

まず自分自身を常に一番厳しく追い込んでいないといけないと思うし

 

自分に耳障りの良い言葉だけ聞いてないで

きちんと数字と結果にコミットをして、それを追い続けて

達成できないのなら、自分の能力不足を認めて

自分より能力のある人間に

経営者は潔くその座を渡さなければいけないと自分は思う。

 

じゃないと、そういう厳しさを自分で常に持っていないと

経営者は常に上手い言い訳を考えて自己弁護しながら

なんだかんだ言って

結局、会社という組織を自分の私腹を肥やす為や

自尊心を満たす為だけの道具にしてしまいかねないから。

 

そして、そういう経営者に自分がなり下がってしまうことを

自分は今、一番恐れている。

 

ここからの5年はオンデーズが1000億企業になる為の前半戦。

 

売上も店舗数も更に最低今の3倍以上にしなきゃいけない。

店舗数で600店舗、売上で500億。

 

でも今のままでは全然届かない。

だから今年からは3カ月毎にどんどん自分自身の目標をコミットして

区切った上で、キッチリと一つづつ宣言しながら潰してく。

 

それが一回でも未達なら、その時は潔く社長を辞任して

会社から去っていくと決心している。

 

 

「未達だったけど、まあ次回取り返せばいいや~」

 

とかヌルい事を、社長の自分自身が率先してやってしまったら

絶対にこれ以上オンデーズは伸びないから。

 

 

人生は一度きり。

 

40代という経営者にとって気力体力共に漲った最高の10年間は

死ぬ寸前まで自分の限界を絞り出して

どこまで成長できるのか、世界をどれだけ変えられるのか

後悔の無いようににチャレンジしてみたい。ただそれだけだ。

 

 

社長大好きです。

社長辞めないでください。

社長を尊敬しています。

 

そういう言葉は素直に嬉しい。

 

でも自分が今一番、関心があるのは

 

社長の名前なんて知りません。

オンデーズの理念なんて知りません。

他に割りのいい仕事があれば転職したい。

 

そういう事を言いながらオンデーズで働いている奴らだ。

そんな事を言いながらオンデーズで働いてる奴らと、どう向き合っていくのか?

 

そこにオンデーズを次のステージに引き上げる鍵があると思ってるし

その鍵を見つけて開けることができなければ

自分はそこまでの器しか無かったんだと判断しなければいけない。

 

 

とりあえず1月は目標をクリアした。

 

久しぶりにハラハラドキドキしたし胃が痛くなった。

 

でもこの調子で、来月も胃を痛めてクリアする。

 

再来月は胃に穴を開けてでも当然クリアする。

 

そしてオンデーズは1000億を超える企業に必ずなる。

 

<僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった>

<僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった>

売上20億,負債14億,赤字2億『絶対倒産する』と言われ
業界内ではただの質の悪い安売りチェーンと馬鹿にされ続けていた
OWNDAYSが10年間で奇跡のV字回復を遂げて、
売上150億,世界10カ国に進出するまで・・
みたいな巷によくある再生物語。半分ノンフィクション。
半分はフィクション。
いつまで、どこまで書き続けるかはまだ未定です。


【第1話 1.4tの砂利を積んだ2tトラックのハンドルを握る。】



2008年1月


東京では新幹線のぞみの喫煙車両廃止に続いて、タクシーでも
全国で全面禁煙が実施され、愛煙家には一段と肩身の狭い時代に
入りつつあった。
この頃、当時の僕と言えば、今では信じられないくらいの超が付く
ヘビースモーカー。
そんな世間の風潮など、どこ吹く風とばかりに、ポケットの数だけ
タバコを洋服に詰め込んで、禁煙ブームなど我関せずといった態度
で、盛大にタバコをふかしながら毎日、忙しく仕事をしていた。




「え、オンデーズの増資を田中社長が
自分個人で引き受けるって言うんですか?」



六本木の交差点にある有名な喫茶店「アマンド」の2階の窓際の
席で、奥野さんは「まるで信じられない」という顔で
目を丸くしながら、目の前でタバコをふかしながら話す僕を見て
飛び上がるようにして驚いた。



「そう。結局、誰に話しても反対ばかりされるし、
否定もされるし。それでもう面倒だから自分で買う事に
しようかなと思って」



そう言いながら吸っていたタバコを消したと思うと、
すぐさま次のタバコに火をつけ、美味そうに煙を両胸いっぱに
吸い込んでは吐き出す僕に、タバコを吸わない奥野さんは、
僕の吐き出す煙を迷惑そうに手で払いながら



「それは絶対にやめといた方が良いですよ。
何度も説明したように、オンデーズは年間の売上がたった20億円
しかないのに対して、銀行からの短期借り入れが
14億円もあります。借入金の回転期間はわずか約8か月
約定返済額は月に8,000万円から1億2,000万円にものぼる。

それなのに毎月営業赤字が2千万近く出ているという、
異常な資金繰りに陥ってしまっている会社です。
買収したとしても、これを再生するなんてのは・・
まず無理ですよ・・」



(さすがは金融のプロ、
数字が全部頭に入っているんだなぁ・・・。
ひょっとして奥野さんは、
寝言までが数字なんじゃないのだろうか?)



そんなことを考えながら僕は奥野さんの意見に、
ふんふんと耳を傾けていた。


奥野さんは、みずほ銀行に勤める所謂「優秀な銀行マン」だったが、
大手銀行同士の合併に伴う派閥闘争や、
薄汚い裏切り合いなかりの銀行業界に嫌気がさし、
リサパートナーズという再生ファンドを経て、
小さな投資コンサルタントのベンチャー企業に転職した
ばっかりだった。

この頃、早稲田の住宅街の片隅で近藤大介(現情報システム部)
や長尾貴之(現東南アジアRGM)秋山加代子
(現ブランディングGP)らと一緒に、
小さなデザイン企画の会社を経営していた僕は、
仕事を通じて交流のあった某ビジネス誌の編集者の人から、
オンデーズの創業者で当時オンデーズの会長職に就いていた
M氏を紹介され、M氏と当時オンデーズの支配権を持っていた
リッキービジネスソリューション(以下RBS)
との内紛に巻き込まれるような形で「株式売却」
いわゆる会社売却の相談を持ちこまれていた。


当初はM氏サイドから
「会社を取り戻したいのでスポンサー探しに協力して欲しい」
と懇願され、M氏サイドの影のスポンサーとして、
RBSサイドと交渉を図っていたが、詳しく内情を聞いているうちに、
RBSサイドの方に話の正当性があり、
M氏サイドのステークホルダーや従業員への配慮に欠けた自己主張
に次第に愛想を尽かしていき、気づくとRBSサイドの「味方」
としてRBS側の相談に乗るようになっていた。

オンデーズは当時、創業者のM氏の乱雑な経営の末、
債務超過に陥り、その後見かねて大株主であったRBS側が
M氏から経営権を取り上げ再生に乗り出したものの
有効な手は打てず自体は更に悪化していき、
とうとう破産寸前になっていた。
というか実質はすでに「破綻」していた。

2期連続で赤字を計上し銀行団からの融資も受けられず、
翌月の給与支払いもまともに手当てするのが難しい状況に
困り果てたRBSは「民事再生」か「売却して撤退するか」の
2択しか選択せざるを得ないような状況にあったのだ。

そこで当時の僕は、自分のネットワークを駆使して、
知人の経営者達にこの案件を紹介し、
手頃な引き受け先を見つけ出した後は、
このオンデーズ売却の仲介に入り、手数料でも稼ごうかなと
考えて、当時、本業だったデザイン会社の仕事の傍ら、
オンデーズの資料を作成したり、再生計画を自分なりに考え、
予想の数字(P/L,B/S)をシュミレーションしたりして、
大っぴらに身売りを公言できない当時の経営陣達に代わり、
各方面でいろんな企業の社長や担当者を相手に
プレゼンテーションをしてまわっていた。

奥野さんは、当時、財務や会計の知識に疎い僕が、
このオンデーズ売却案件の協力を依頼した
知人のベンチャー投資会社から、金融のプロとして
僕のもとに派遣されてきていて、この案件を一緒に担当して
オンデーズのデューデリジェンスを手伝ってくれていたのだ。



「田中社長、とにかくいいですか、
20億の売り上げしかないのに14億の負債を抱えているということは
、2トントラックの荷台に1.4トンの砂利が乗っかっているような
もんです。そんなトラックで、他の身軽なトラックと
競争したって勝てる訳がありません。
重くてスピードは出ないし、運転も難しい。
燃料代だって余計にかかるんです。カーブだって
曲がりきれない。いつひっくり返って大事故になったって
おかしくないんですよ!」



奥野さんは、よくうまい例え話を言う。
なるほど、2トントラックで1.4トンの砂利を積んでいたら、
そりゃ勝負にならないし、まともには走らない。



「そんな貧乏くじを引くような真似は、
やめたほうが良くないですか?14億もある借金を
背負い込むぐらいなら、ゼロから自分で新しく事業を
立ち上げた方が余程マシだと思いますよ?」



奥野さんは、本当に僕がオンデーズを買おうとしていることを
察したのか、まるでおもちゃを欲しがる子供を諭すような感じで、
半ば呆れた表情で、この買収計画を思いとどまるように
説得していた。


僕は負けずに反論した。



「うーん・・しかしだよ、仮にその砂利を全部降ろしたら、
すごい身軽に感じるんじゃない?
例えば、ベンチプレスをして筋肉に負荷をかけるのと一緒でさ、
もし重いトラックでも、安全に運転できるテクニックを身につける
ことができたとしたら、軽くなったトラックなど自由自在に操れる
ようになる。つまり経営者としての実力が誰よりも身につくように
なる。
それにもし、借金をきれいさっぱり返せたとしたら、
今度はそれまで銀行返済に充てられていた数千万ものお金が、
毎月毎月そっくり会社に残るようになるんだよ。
そう考えると少し興味が湧いてきません?」



自分で言ってても(ちょっと楽天的過ぎるかな)
と思っていた僕に、奥野さんは心の底から心配そうに
説得を続けた。



「とにかく、自分は財務の専門家ですし、
前職からも沢山の企業買収や再生案件に関わってきました。
その経験から忠告しときますけど、
自分でオンデーズを買うのは絶対に考え直した方がいいですよ。
14億という負債はあまりに重すぎます。
修治さんの会社が大会社で相当資金に余裕があるとか、
多少なりともオンデーズに利益が出てるとかならまだしも、
言っちゃ悪いが修治さんの会社は、そんなに多額の資金力も
無いただのベンチャーだ。赤字を止められるかもわからない。
まともな増資にも応じられない。こんな状態で買収なんて、
さすがに無理ですよ。やめといた方が良い。
まるで自殺行為だ。」



「そんな、きっぱりと否定しないでくださいよ(笑)
さすがに俺も、みすみす失敗する気なんてないですよ。
最初は人に仲介しようと思って作成していた自分なりの
再生計画をね、こう毎日朝から晩まで見ていると、
なんだか自分のこの考え方で、ちゃんとオンデーズを動かす
ことができれば、充分再生できるんじゃないかなって、
そんな気がしてきたんですよね。
ちょっと自信があるというか・・。

それに、何よりこの前、オンデーズの店舗を、
色々と見て回ったんですけど、その時に、この会社はそんなに
皆んなが言う程、腐ってないんじゃないかなって
思ったんですよね・・」



「腐ってない・・ですか?」



「そう、会社の内情とか資金繰りは、文字通り火の車なんだけど、
各地のお店に見学に行くと、結構、生き生きと誇りを持って働い
てるスタッフの子も割といるんですよね。店内は掃除も行き届い
ていたし、見えないところまで、ちゃんとしっかり整理整頓され
ていたりとか。
本来、会社が腐ってくると、こういうところに如実に現れるもん
なんだけど。さっきのトラックの例えで言えば、過積載なんだけ
ど、エンジンや足回りは、割とまだしっかりしているなぁと・・
そんな風に感じたんですよね。
つまり、ダメなのは運転手で、運転手が交代したら、
結構良くなるんじゃないかなと、そう思ったんですよ。

それに自分自身も、30歳を迎えるにあたって、
経営者としてこの辺でひと勝負かけたいという気持ちも強くあって。
ただ自分みたいに会社も小さいし、
資金も信用も無い若い経営者が、大きなチャンスを掴む為には、
皆んなが嫌がるような案件、ちょうどこのオンデーズみたいな、
燃え盛る火の中に自ら進んで手を突っ込んでいかないと、
なかなか掴めないでしょう?」



僕は目の前の灰皿を吸い殻でいっぱいにしながら、
熱っぽく奥野さんを説得した。
ここでまずは、目の前にいる「財務会計のプロ」
の一人くらい説得させられないようではどうせ先は無い。



「もう…。タバコは嫌いなんですから勘弁してください。
なるほど・・。まあなんとなく分かりました。
なら、もう一つ質問させてください。
なんでそんなオンデーズに固執するんですか?
他にも買収話はたくさんありますし、M&Aの案件や相談だったら、
今ならいくらでも見つかりますよ。」



折しもこの時、アメリカではサブプライムローンが破綻し、
記録的な株安から世界同時不況が叫ばれ始め、
先の見えない経済状態が続いていた。さらに世界中を騒がせた、
リーマンショックはここから約半年後に世界中を襲うことにな
り、日本も未曾有の大不況に陥ることになる。
その前兆はすでに始まっており、
不動産業を皮切りにあちこちから、倒産や民事再生、不良債権、
債務超過などの暗い話題が毎日のように経営者仲間の間から
聞こえてくるようになっていた。




「オンデーズにこだわる理由は『業界』です。
オンデーズがいるのがメガネ業界だからですよ。
これまでも、居酒屋チェーンやアパレル、カフェとか様々な業界
から、企業の買収とか後継者話を貰って来たんですけど、
でも、どの業界にもすでに超強力なナンバーワンが存在してるん
ですよね。例えばカフェならスターバックス、
アパレルならZARAとか。
せっかく企業を買収して大きく勝負をかけるなら、
まずはその業界で世界一にならなきゃいけない。
出来る出来ないは置いておいて、嘘でもいいからまずは
世界一を目指さなくちゃいけない。
でも、ほぼ全ての業界では、すでに世界的な大企業が
しっかりとシェアを持っていて、且つそれらの大企業は
圧倒的なビジネスのノウハウやサービスを日々構築して
進化し続けていて、更に努力を重ねている。

だからなんか『No.1を目指す!!』と宣言したとしても、
「どーせ無理でしょ・・」って大言壮語過ぎちゃうというか、
まわりの皆んなが口だけのように感じて本気になって
ついてこないと思うんですよね。
それじゃあ面白くないなぁと思って、なんとなく見送ってきた
んですよ。

そこに、今回飛び込んできたのがオンデーズの話しで、
調べてみるとメガネ業界のトップって『これだ』っていう
圧倒的な会社が存在してないんですよね。
一応、日本のメガネ業界で最大手と言われてるお店を見に行ったん
ですけど、何ていうか、よくある『街の眼鏡屋さん』だったんです
よね。素人目に見ても、ハッキリと解るような
『圧倒的な差』が他のチェーン店と比べて見当たらないっていう
か。これくらいの完成度で業界No.1になれるというのなら、
なんとなく自分でも勝てそうだなぁって。
漠然とそう感じちゃったんですよね。」



「なるほど。そういう事ですか。本気で大企業を作るために、
まだ圧倒的なナンバーワンが不在のメガネ業界で勝負するという
感じなんですね?」



奥野さんは、なんとなく合点がいったような顔をしていた。
自分は、常日頃から「世の中を変えるような世界的な大企業を
作りたいんだ」と、口癖のように話していて、それを聞いていた
からかもしれない。



「それに負債の14億ばかりでなく、売り上げの20億も見てみると、
実に興味深いし、ちょっと魅力的じゃないですか?この20億は
誰が稼ぎだしているかといえば、現在オンデーズにいるスタッフ
たちなわけで、少ないとはいえ、それでもかなりの数のお客様が
全国でこのスタッフ達のサービスと商品に対して20億ものお金を
支払っている。
つまり、現在のスタッフたちには少なくとも年間20億の価値を生
み出す力は持っているという事になるじゃないですか?」



奥野さんは、なるほどという顔をした。
確かに、年商20億円という事は、スタッフ達がお客様に20億円
相当のサービスを提供している事になる。単なる物販と違って、
メガネは視力測定やレンズ加工といった、人が生み出す
「付加価値」の部分が大きい。SPAの場合、粗利率は60%から
70%にも達すると言われている。仮に、粗利率が70%なら
実に14億もの価値を、現在のオンデーズのスタッフ達は産み出し
ている事になる。そう考えれば確かに返済できない借金ではない
。奥野さんは、頭の中でそう考え直していたのかもしれない。



少し勢いのついてきた僕は、奥野さんを徹底的に説得すべく、
畳み掛けるように話し続けた。


「年商20億という事は、10年間なら200億。200億に対して14億
なんてたったの7%に過ぎないじゃないですか?
たった7%の借金に
ビビッて、10年で200億の価値を生み出す可能性のある会社を、
むざむざ潰してしまうなんて、あり得ないでしょ?」


「まあ、確かに一理ありますね。でも、今の経営陣はその
『毎年20億の価値を創り出す会社』をたったの3,000万足らずで
売ろうとしているじゃないですか?
恐らくは、14億の負債以上の何か大きな問題を抱えていると考え
る方が普通ですよ。」


僕の決意を試すかのように奥野さんは不安を煽った。
正確には不安なんかではなく、この予感は、その後まさしく
的中し、買収直後から僕らを何度も地獄の釜の入り口まで
追いやることになるのだが・・。


「とにかく、奥野さんに何と言われようが、俺はオンデーズ買収
に名乗りを上げることにしますよ。だから、奥野さん、これから
は俺がオンデーズを買収するために、汗を流してくださいね(笑)
そして買収が成功した暁には一緒に再生に入りましょうよ!」




「え?」




僕は半ば押し切るように話をまとめた。この唐突な申し出に、
奥野さんは目を白黒させ、言葉の意味が飲み込めない様子でいた。



「オンデーズの買収と再生にはオンデーズの内容を熟知していて
且つメインバンク不在、11行もある銀行団と粘り強く交渉出来る
CFOが、絶対に必要じゃないですか?
今、その適任者は奥野さんしかいないわけで。
だから、奥野さんには買収後には、そのままオンデーズに一緒に
入ってもらって財務と銀行交渉を担当してもらいたいんですよね。
宜しくお願いしますよ。考えといてくださいね!」


投資コンサルタントとして、客観的にオンデーズを調査していた
自分が、いつの間にか買収劇の当事者になろうとしている。
それが嫌なら、僕の申し出を即座に断れば良いのだが、奥野さん
は断ろうとしないでいた。

それが、奥野さん自身も不思議でならないようだった。
何か逃れられない運命の糸に手繰られるように、
激しい嵐の真っただ中に引き込まれていくような感覚に、
奥野さんも包まれていたのかもしれない。

僕は奥野さんからの返事を待たず、最後は一方的に要望だけを
伝えて、コートのポケットにテーブルの上のタバコの箱を押し
込みながら、さっさと店を出て行き、
この日のミーティングは終了した。




2ヶ月後。


僕は周囲への宣言通りオンデーズを買収した。
某外資系の金融機関もオンデーズの買収に一応名乗りを上げて
いたが、やはり決算の内容があまりに酷い為、
具体的な再生計画が描けずに最後には自ら降りてしまい、
最終的に手を挙げていたのが僕一人だけになり、
僕が個人で3,000万の増資を引き受ける形でオンデーズの新株を
取得して、発行済株式の70%以上を取得し、オンデーズの新しい
筆頭株主となり、同時に自分で自分を社長に選任して代表取締役
に就任した。


これを受けて奥野さんは、投資コンサルタント会社からの出向と
いう形で、オンデーズに合流し、財務会計の責任者として、
オンデーズの銀行交渉担当としての役割を担う事になる。




2008年2月末日。

今にも雪に変わりそうな雨がしとしと降る寒い夜。
六本木交差点にあるアマンドの2階の片隅で
全国のオンデーズのスタッフ達は、まだ誰も知らないうちに、
オンデーズの命運を預かる、新しい社長とCFOは、ひっそりと
誕生した。



この時から100人が100人
「絶対に倒産する」と言い切っていた、
僕たちオンデーズの快進撃は静かに
その幕を開けることになったのである。



第2話に続く・・



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作者    : 田中修治 株式会社オンデーズ代表取締役
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