皆様こんにちは。

前回の更新からまたもや間が空いてしまいました。


振り返ってみると、


・どうにか退院したものの、体調の推移は正直あまり芳しくなく、QOLは低下の一途

・緩和ケア外来や在宅医療・看護の利用を始めました

5thラインのイレッサの服薬は継続中(おそらくラストチャレンジ?)


という内容でした。

今回はその続きからです。


退院後の体調について補足すると、具体的にはこんな状況でした


・腰と背中の張りが日々きつくなり、座っていても立っていても横になっていても辛いなど、楽で居られる体勢が無くなる

    →対策として医療用麻薬を含んだ痛み止め(ナルサス錠、ナルラピド錠)の量を増やした結果、眠気を感じている時間も増えてしまい、起きていられる時間も減る悪循環に

・そのせいか体力の低下も目立ち始め、5分程離れたコンビニに歩いて行くのも辛くなる

・お腹の張りも強くなり、食事があまり摂れなくなる

    →それでも体重はなぜか減らないのが不思議

        また悪性腫瘍に邪魔されて尿の排出がうまくできていないのか、それとも腹水が増えているのか?



そんな状況の中、退院から2週間経過した6/12に、検査のため病院へ。

もはや最寄駅まで10分歩くのも厳しそうだったので、自宅からタクシーを呼んで病院に向かいました。

そこで血液検査とCT検査をしてもらい、現況やイレッサ(4/28から服薬中)の効果について、主治医の所見をうかがいました。


まず腫瘍マーカーの推移は下記の通りで、4月の緊急入院時よりもさらに上昇してしまっていました。


3/8     13.8

4/19   34.2    ←緊急入院時

5/23   54.2

6/12    52.8   ←今回


CT検査の結果も見せてもらいましたが、腹水が溜まっているらしい部位が、前回よりも増えてしまっているとのことでした。

老廃物を示すクレアチニンの値はそこまで高くなかったので(それでも1.78)、体重が減らない要因も、排尿障害よりも腹水の増加がより影響しているのではとの意見。


いずれにせよ、ラストチャレンジとして5thラインに選んだイレッサは、残念ながら効いてくれていない、という結論になりました。

やはり分子標的薬のローテーションで再度奏功させるというのは、なかなかに難しいようですね。

駄目でもともと、というチャレンジだったので、これでさっぱりあきらめもつきました。


(続く)