石川県における稀少伝統的工芸品…『大樋焼』。

昨日から、東京の日本橋高島屋において、『十一代 大樋長左衞門(大樋 年雄)』さんによる【土魂(つちだま)の個展】が開催されています!

私も、参議院本会議が終了したのちに伺ってきました!

昨日のSNSでも、親子による二代展に触れ、『大樋焼』について少しご紹介いたしましたので、重複しない内容を…

十一代 大樋長左衞門(大樋 年雄)さんは、伝統を継承するとともに、デザインや空間プロデュースなど様々な芸術分野でも活躍されており、昨年は恩賜賞・日本芸術院賞を受賞するなど国際的にも高く評価されています!

今回の個展では、初めて手掛けた金属造形作品も展示されていました!

大樋さんは多くのご来場者に対応されていたので、奥様にご挨拶をして、色々な思いを巡らせながら会場内の作品をじっくり鑑賞させていただきました。

  

悲しみ、絶望、不安、憤り…

大樋美術館や工房も被災し、歴代の作品も多く破損し、深い喪失感に包まれながらも、抗いようのない自然の脅威によってもたらされた事象に意味を見出し、逆境を創作への原動力へと転換させ、残された破片から聴こえる声に耳を傾けるかのように作陶を再開したそうです。

その破片を繋ぎ合わせたり、陶板に融合させたり…

新たな息吹を感じながら、それらの作品に魅入っていた時に、後ろから「宮本くん、忙しいのに来てくれたんだ♪」と声をかけていただきました。

  

しばらく大樋さんと二人の時間を。。。

前述の内容に加え、「土に触れ、語らい、破片に再び命を吹き込むかのように制作に向き合った。故意ではなく、天の仕業による破片を繋ぐことで、いくつもの時代が重なり合うような感覚を覚えた。」と、新たな境地に立った想いも振り返りながらお話しいただきました。

以前も二人で話した際に、「深い悲しみや苦しみ、絶望や虚無の中から、芸術は生まれてくる…」と聞いたことがあります。

天から与えられた試練を乗り越え、辿り着いた一つの回答なのだと思います。

大樋家伝統の黒、飴の茶盌をはじめ、当代ならではの窯変や、漆喰によるペインティング、近年のシンガポールでのコミッションワークから想を得た、禅の円相を立体化したイメージの金属のオブジェなど、新作が一堂に展観されています!!

明日8日(土)の午後3時からはギャラリートークも予定されているそうですo(^▽^)o

◆ 『土魂(つちだま)の個展』 十一代 大樋長左衛門(年雄)

  

☆ 令和6年 能登半島地震に関する情報(石川県ホームページ)

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