週末の金曜日は、東京駅前の「丸善丸の内本店4階ギャラリー」でスタートした、『九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界』東京展へ伺ってきました!

長い九谷焼の歴史の中で、極めて重要な役割を果たした宮本屋窯(天保3年~安政末年)の作品を中心に展示されていました!

製作に時間を要するため、もともと生産量が少なかったそうで、現存品も極めて希少ななか、宮本屋窯の作品が約50点寄せられました!!

宮本屋窯は再興九谷の一つで、『方氏墨譜』から画題の一部の着想を得たことで独自性を発揮し、「九谷赤絵といえば宮本屋窯」という不動の地位を築きました。

赤絵発祥の歴史にも触れることができますし、ぜひ機会があれば、世界一の細かさで表現される究極美を体験してください(^^♪

6月3日(月)まで開催されています!

  

土曜日には、石川県金沢市の「香林坊大和6階 アートサロンギャラリーKOHRIN」にて開催中の『福島武山 一門展』へ。

九谷焼の三大技法の一つである、赤絵細描。

極細の筆を使用し、『弁柄(べんがら)』と呼ばれる鉄分を含んだ赤い顔料で、髪の毛ほどの細かい線の文様意匠を描く超絶技巧です。

福島武山(ふくしまぶざん)先生は、私と同じ石川県能美市の方で、 途絶えていた赤絵細描技法を独学で習得して現代へ蘇らせ、国内外で活躍する赤絵細描の第一人者です!!

内閣総理大臣賞をはじめ、数々の公募展・展覧会にて多くの賞を受賞してきた伝統工芸士です。

福島武山先生と、福島氏のもとで赤絵を学んだ7名の作家による一門展♬

会場には、福島武山先生の弟子であり娘でもある、福島礼子さんもいらっしゃいました(^^♪

宮本酒造店で毎年受注生産で限定販売している、本格加賀丸いも焼酎【のみよし】の九谷焼干支ボトルを製作監修していただいています!

5月28日(火)まで開催されています!!

  

赤絵細描の精緻な技を凝らした名品に触れることができる貴重なイベントが、石川県と東京都で開催されています!

特に、江戸後期の1832~1859年の27年間に焼かれた「再興九谷」の窯の一つである『宮本屋窯』の一級品…

「世界一の細かさとデザイン性を併せ持つ」などと評価される、主画工の飯田屋八郎右衛門が確立した赤絵技法による貴重な作品…

全国各地を巡回しますので、ぜひお近くで開催される機会をご確認ください。。。

【巡回予定】
 ●北海道展 於/苫小牧市美術博物館
 日時/令和6年(2024)6月29日(土)~8月25日(日)

 ●兵庫展 於/兵庫陶芸美術館
 日時/令和6年(2024)9月7日(土)~11月24日(日)

 ●愛知展 於/瀬戸市美術館
 日時/令和6年(2024)11月30日(土)~令和7年(2025)2月23日(日)

 ●広島展 於/はつかいち美術ギャラリー
 日時/令和7年(2025)5月16日(金)~6月29日(日)

 ●滋賀展 於/滋賀県立陶芸の森 陶芸館
 日時/令和7年(2025)10月11日(土)~12月14日(日)

 ●石川展 於/石川県九谷焼美術館
 日時/令和7年(2025)12月20日(土)~令和8年(2026)6月28日(日)

  

☆ 令和6年 能登半島地震に関する情報(石川県ホームページ)

★ 能登半島地震 関連情報〈中小企業庁ホームページ〉

★ 能登半島地震に関する各種情報(厚生労働省ホームページ)

☆ 石川県 防災ポータル



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