農業や農村の持続可能性を考え、更に深掘りしていくためには、共通項だけではなく、地域毎の事情や環境の違いも知った上で…と思い、先週と今週で県内JAを回って意見交換を。

来週月曜日に全て回り終える予定が、臨時国会の召集や参議院本会議における代表質問など、当初予定を変更しなければいけなくなり、月内でリスケを。

さて…

日本農業の強みは、やっぱり『お米』だと思います。

地域による格差はあるものの、全国的に報道されているように、今年は記録的な猛暑の影響による乳白粒や胴割れなども目立ち、一等米比率が低いです。

食味は変わらなくても、見た目で等級がダウンすると、価格や収入にも大きな減少があります。

これは、私の個人的意見ですが…

お米の生産調整を行なったり、畑地化や他作物への転換などを支援する政策がありますが、湿田だと畑地化は現実的に難しかったり、環境や気候によって補助対象指定作物の麦や大豆への転換も困難な場合が多々あります。

それよりも、日本の強みである『お米』を、産地の求めに応じて栽培し、国内消費に必要な量を確保した上で、それ以外は輸出に回していく戦略が良いと考えています。

その輸出も、お米をそのまま展開させるのではなく、パックご飯に加工し、販路を伸ばしていくことを主軸として。

  

そうすれば、今回の猛暑による高温障害などの影響を受けたお米であっても、仮に二等米・三等米と評価が低くなっても、食味に問題がなければ、パックご飯であれば見た目を気にする必要はなくなります。

元々、私がパックご飯を推奨してきたのは、世界各国へお米を輸出展開する際に、どのように食べていただくかまで、しっかりプロモーションできていないからです。

国によっても、地域においても、水質が異なります。日本のように、優れた多種多様な炊飯器を一緒に販売する戦略でもありません。

かといって、世界で人気のある『ル・クルーゼ』や『ビタクラフト』のような機密性や保温性に優れた鍋が家庭に存在することを想定して、それらで美味しくご飯を炊くことをプレゼンするわけでもありません。

そうであれば、調理器具も水質も関係なく、レンジがあればどのような環境でも美味しく日本のお米を召し上がっていただける『パックご飯』こそ、輸出展開する価値があるのでは!?…ということを常々主張してきました。

先ず日本の美味しいお米を知っていただく…裾野を広げる初級編としてパックご飯を展開する。

その魅力を知っていただいた世界の方々は、家庭にある鍋などで美味しく炊くことに興味を持っていただけるかもしれませんので、中級編のプロモーションとして。

もっとこだわれば、日本製の優れた炊飯器もお買いお求めいただいたり、ご飯を炊くために、水の硬度なども気にするでしょうから、上級編の展開が見込めます。

そして、パックご飯に加工することで、生産者側が裁量権を持って価格も決定していくことができます。

「できない理由」を指摘されるかもしれませんが、他国にない日本の農業の強みである『お米』を伸ばしていく政策の方が、農業の持続可能性を高められると考えていますし、国内流通においても出荷量を伸ばしていけると思います。

自民党・農産物輸出促進対策委員会に、役員として戻ることが既に決まっていますので、この持論もしっかり主張していきたいと思います!

  

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